AWA@TELL まいにち

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外国人児童生徒支援リソースルームに来客

2016年01月07日 | 日本語教育
昨日は、リソースルームに三人の方がおいでになりました。

年末にもおいでになった三好の小学校教員の方で、日本語指導に当たっていらっしゃる先生。年末にお貸しした資料を返しにいらっしゃり、そこから必要だと思われた資料を確認しにいらっしゃいました。教材がメインだったと思います。

年末年始、時間を作って教材研究をされている姿を見ると、こういう先生を現場に送りだしていきたいなあと思ったり。

この先生が素晴らしいなあと思うのは、


 日本語指導になった ⇒ 何をやっていいかわからない ⇒ 調べよう、教えてもらおう


と、自分が何をしていいかわからないことをきちんと把握していらっしゃって、解決策を考えつつ、おいでになることです。

「どうしたらいいですか」ではなくて、「こうしてみたんだけど・・・」とか、「こういうのはどうか・・・」というお話をされると、話がしやすいです。


ただ、目の前にいる子供たちの状況をどれだけお話しいただいても、その子のことを一番理解しているのは、その先生ご自身で、私に「どうしましょうか」といわれても、見えない的に向かって矢を射るようなもので、なかなか、具体的なことをお話するには至りません。申し訳ないのですが、これは、仕方がないことだ、と割り切っています。



もうお二人は、愛知県教育委員会義務教育課からのお二人。

外国人児童生徒支援で新しいプロジェクトを立ち上げようと考えている、というお話でした。

お手伝いできることはさせていただきたいのですが、

なんといっても、人手が足りません。


私も書類に追われていますが、もうおひとりの先生も、現場での調査に追われ、教材の作成に追われ、スタッフも人数が減った中で学生さんへの指導、小中学校や教育委員会との調整、教材作成と、行きつく暇もない状況。


ただでさえ、「論文を書いていない」と指摘を受けるほど研究活動をしていないわけですから、

正直なところ、かかわるプロジェクトを増やしたくない、というところもあります。


どれも重要な仕事なのですが、結果として、どれも中途半端になっているような気持ち。


一つの研究会では、委員を務めていましたが、もうどうしようもない、と判断して「やめたい」ということを申し上げました。

申し訳ないという思いもあるのですが、本来7月には終わっているような仕事をまだ引きずっていることもあって、そう決断しました。



大学からもいろいろなプロジェクトに関してお話をいただきますが、


人手が足りないのですよ。
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1 コメント

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お返事 (管理者)
2016-02-13 16:01:03
いただいたメッセージにお答えします。
一年ごとの予算の中で動いておりますので、事業内容に差し障りがなく予算が確保できた場合、お手伝いいただける方を公募しています。ただし、基本的に一年の任期です。非常勤の補佐員という形になります。
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