AWA@TELL まいにち

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ご論考の抜き刷りをいただきました

2018年12月07日 | 研究
大阪大学の植田晃次先生から、ご論考の抜き刷りをいただきました。

お礼のメール、と思ったのですが、ご住所しかわからなかったので、のちほど、また。

富山大学大学院の修士課程でご一緒していたのですが、覚えてくださっていてうれしかったです。


人物に焦点を当ててのご研究です。私の最も苦手とする人を追うもので、頭が下がります。


私は、戦前、戦中のことを扱うことが多いのですが、当時の出来事や当時の判断を、現在の視点で批判することは避けています。意味がないから。当時の価値観の中で、当時の人たちがそれぞれの判断で行ったこと。

当時から悪いとされていたことをした背景に、今では全く考慮されないような思い込みがあるかもしれませんから、やはり、軽々に批判だけはできないと考えています。

あと、私自身のスタンスは、事実を示すことが学者の仕事であって、それに善悪の批評をするのは学者の仕事じゃないというものがあります。

当時の方々の業績、なさったことは、当時の視点の中で記述していくことが、まず、求められているのではないかと思っています。


読ませていただくのが楽しみです。
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