AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

晋州教育大学から(二日目)

2009年05月16日 | 日本語教育
晋州教育大学の学生さんたちと一緒に地元の小学校を訪問しました。
授業を見学させていただいた後で、交流会。
交流会は、韓国の服「韓服」をテーマにしたもので、学生さんみんながチマチョゴリや改良韓服などをきて登場。着方の説明には、実際に子供たちや先生に来てもらっていました。

給食は、昨年も書きましたが、例の牛乳パックの内側のビニール剥がしが最大のインパクトだったと思います。

食後、子どもたちの和太鼓の演奏を聴き、韓国学生の歌うアリランも聞けました。

反省会の席で、韓国の学生さんたちが日本と韓国の子供たちの反応の違いに戸惑ったという話、子どもたちの集中力をいかに保つべきかということへの反省と疑問が多く聞かれました。

僕自身は、専門が日本語教育ということで、基本的に目の前に座っている学習者が日本語が通じない、自分との共通の言語がないということを前提にして授業を組み立てることにある程度の慣れがありますから、そういう視点で教案を作ってみてはどうか、という話をしました。この授業を受けて何ができるようになったのか、実感が持てるといいねと言うことも。

他の先生方からは、この授業を受けて子どもたちはこれからの行動にどんな変化が見られるだろうかという問いかけがありました。

その先生もおっしゃっていましたが、この訪問のお世話に30名近い日本の学生も参加していて、一つの教育活動なのですが、この活動を通して何を学び、これからの行動にどう生かされるのかが気になります。

夜、しゃぶしゃぶをいただきながらの交流会でした。
学生時代に聞いていた韓国の歌のフレーズが思わず役に立ちました。

学生さんとの話も面白かったですよ。

どんな話か気になる人は、ぜひ来年の活動に参加してください。

9月には、こちらから学生が韓国を訪問します。
夏休み前には募集をかけて、選抜しなければならないと思います。
夏休みは準備でほぼつぶれるでしょう。

多くの学生さんの応募を待っています。
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