AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

そして毎年恒例の愚痴

2018年07月11日 | 日本語教育
何度も交渉し、何度も却下され、その度に説明を受けました。

理解はしましたが、何とかなりませんか。

留学生の授業で、今日使った暑中見舞いのはがき、

年末に使う年賀状、

全て自腹です。

換金性の高いものは買えない、という説明は非常によくわかります。

きっと、過去に何かをやらかしたばかがいたのでしょう、

サンプルで書けばいいじゃないか、というご意見も受け止めます。

以前はいっしょに郵便局へ行って、買ってみるということもやりました。

でも、そんな時間はどこにもないのです。

サンプルで終えたら、きっと書かない。

で、返事も当然来ない。

私は、日本語教育の最大の問題点は、教室から外へつなげる努力をしている教員が少ないことだと考えています。

教室の中で教員に対して使う日本語が通じるのは当たり前で、

教室の活動に参加してくれる学生さんや地域のボランティアの方に日本語が通じるのも当然なんですよ。

そうじゃなくて、

普通の人との間に使える、ということを体感させて授業は終わるべきだと思うのです。

だから偽物は使わない。

必ず外へつなげる。

ゲームだろうと、チャットだろうと、普通の日本人につなげる。

今年度は、人数が少ないですからいいんですけどね、

多いとそれなりにお小遣いにこたえるのよ。
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