AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

DVD制作中

2008年01月15日 | 日本語教育
内町児童館で行った留学生のお話会、DVDを作っています。
昨日の朝3時間、午後3時間かけて、今朝も朝6時半から作っています。
1枚ずつ手作業なので、ようやく、今5枚目です。はかどりません



土曜日のお話し会、授業の補講の扱いで行きました。
で、今日が最後の授業になります。今日は、お話し会のフォローアップを行って、このDVDを渡して終わり、の予定でしたが、ちょっと無理みたい。

他の授業で会える学生を後回しにして、今日でもう会えない学生に渡しておいた方がいいでしょうね。

今年度、「日本語3」という授業と「日本語4」の授業で、昔話、伝説を扱いました。前者では冊子を作成し、市内の保育園、幼稚園、小学校、中学校、県内の公立図書館に配布しました。先日の新聞記事のおかげで、県内市外の小学校からも問い合わせをいただいています。後者は、お話し会という形で成果を発表しました。
この授業の当初の目的であった「誰にでも分かる日本語が使える」「日本の昔話を知る」ということ、達成できたかというと、これがまた評価の難しいところ。授業をしていて面白いなと思ったのは、ほら、昔話にはキーワードが出てくるでしょう? 桃太郎なら吉備団子、金太郎ならまさかり、浦島太郎だったら玉手箱、一寸法師なら打ち出の小槌といった感じの。これがキャッチできないのですね。独特のものではあるのですが、そういうキーワードのキャッチの仕方というのは、話の理解能力とどれくらいリンクしているものでしょうか。ちょっと気になっています。

後期の授業では、発音指導に力を入れようと思ったのですが、思ったほどできませんでした。発音指導の授業は別に持った方がいいようです。教師側が授業時間を延長して指導をするということを否定するわけではありませんが、学生はアルバイトだったり、次の授業があったりですから、教師側の都合だけではできません。

授業での指導の、ある意味、限界点を見たような気がします。

そんなこんなでDVD作成作業を続けています。
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