AWA@TELL まいにち

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ベビーカーは広げたままで

2015年02月13日 | どーでもいいこと
ベビーカーは広げたままで乗るべき。

小さな子供を抱えて、開いたり閉じたりするなんて信じられない。


という話を以前も書いたような気がします。


先日、出張帰りのJR在来線で、若いお母さんが一人の子どもを体にくくって、もう一人の子を椅子で寝かしていらっしゃったのですが、足元には邪魔にならないようにたたまれたベビーカーが。

そんなに混んでいるわけでもなかったのですが、降りる予定らしい駅に近づいたときに、寝ている子供をおこし始めたのですよ。

でもなかなか起きない。

そうこうしているうちに、列車が到着、ドアが開くという段階でも子供はまだ寝ぼけた感じだし、お母さんは子供にかけていた毛布をたたまなきゃいけないし、ベビーカーを広げなきゃいけないし、で大変。

ベビーカーを何とか広げて荷物をまとめていらっしゃったので、ベビーカーを列車から降ろすというところをお手伝いしたんだけど、広げておいていいと思うんだよなー。


うちも子供たちが小さいころはベビーカーで移動していたけど、A型にしろB型にしろ、場所を取ると言ったら同じようなもの。

どうなんだろう、ベビーカーが邪魔だという人は、自分たちの子育て時代は車の移動がほとんどだったのかなー。

経験がない人から意見が出るのは、まあ、わからなくもない気もしますな。もっとも、もっと想像力がある人に育ってほしいとは思うけど。

経験がある人から意見が出るのはなんでだろう。

自分たちが苦労したのに、最近の人たちはその苦労をしない、ということかな。


自分たちが苦労したのなら、次の世代には楽をしてほしいと思えないのだろうか?


必要な苦労ならすればいいと思うんだけど、ベビーカーについては、必要な苦労じゃないと思うなー。


子どもの声がうるさい、というのも、なんでそんな意見が出るのかと。

そういえば、子供お断りの賃貸物件もありますよね。


子どもを楽しく、楽に(経済的にも精神的にも)、育てられる環境がなければ、子供は増えないと思うなー。

子育てを終えた世代は、もっと積極的に、子育てを楽しく、楽にできる環境づくりに取り組んでもいいと思う。。


車いすの体験なんかは、大学の授業だったり、福祉関係のイベントで結構あるじゃないですか。

ベビーカーを押しての移動も、経験してみることが大切かも。


子どもを育てる時間が、忍耐と苦痛しかないとすれば、子供は増えないですよ、やっぱり。


それに見合った楽しさと喜びがある、というのはやっぱりきれいごとじゃないかと思うのです。


楽しい子育ての時間に、ちょっとしたスパイスとして忍耐と苦痛がある、というのなら、楽しいと思うけどな。





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