こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『〔時間SF傑作選〕ここがウィネトカなら、きみはジュディ』大森望編

2010-12-26 21:12:46 | 本と雑誌

まず、時間SFに良く似合うロマンスの四作品の中では、私は「彼らの生涯の最愛の時」が好みです。
冷静に考えると、二人が愛を確かめ合うのは、たった二回で、寂しさも感じるのですが、
その分濃密だということで。

次に歴史観光旅行では、過去と未来があるのですが、それらの物語を読んで面白かったのは、「時の鳥」
でも、主観的な旅では私も満足できそうにありません。

「昨日は月曜日だった」は、時間SFとは言い難いけど、面白さでは抜群。
「旅人の憩い」も場所による時の流れの極端な変化がもたらす効果が、とても面白いです。
「いまひとたびの」は人生をやり直すSFで、それが良いのか悪いのかは、結果が分からないとね。

時間ループものとしては「12:01PM」がなかなかですが、
やはり表題作の「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」ですね。

全体としては、私には時間SFが肌に合うということでしょうか?

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〔時間SF傑作選〕ここがウィネトカなら、きみはジュディ

2010-12-26 00:00:00 | 未分類
大森望さん編集によるアンソロジー『〔時間SF傑作選〕ここがウィネトカなら、きみはジュディ』
読みました。

まず、時間SFに良く似合うロマンスの四作品の中では、私は「彼らの生涯の最愛の時」が好みです。
冷静に考えると、二人が愛を確かめ合うのは、たった二回で、寂しさも感じるのですが、
その分濃密だということで。

次に歴史観光旅行では、過去と未来があるのですが、それらの物語を読んで面白かったのは、「時の鳥」
でも、主観的な旅では私も満足できそうにありません。

「昨日は月曜日だった」は、時間SFとは言い難いけど、面白さでは抜群。
「旅人の憩い」も場所による時の流れの極端な変化がもたらす効果が、とても面白いです。
「いまひとたびの」は人生をやり直すSFで、それが良いのか悪いのかは、結果が分からないとね。

時間ループものとしては「12:01PM」がなかなかですが、
やはり表題作の「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」ですね。

全体としては、私には時間SFが肌に合うということでしょうか?

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私と悪魔の100の問答

2010-12-25 00:00:00 | 未分類
クリスマスにこういうタイトルの本というのは、合うのか合わないのか(^^;)
それはともかく、上遠野浩平さん『私と悪魔の100の問答』を読みました。

十七歳の少女、葛羽紅葉が出会ったシャーマン・シンプルハート、通称ハズレ君は、
彼女に様々な質問を投げかける。
それは、それまで彼女が当たり前だと思っていた事を、根底から揺さぶるものだった。

私も、この100の質問に明快な答など出せません。
なぜなら、未だ人生に惑っているから。
そして、正しい悪との付き合い方など、思いつきもしませんでした。
まだ、煙に巻かれた気分です。

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ケーキだけがクリスマス

2010-12-24 00:00:00 | 未分類
今日は、クリスマスイブということで、予約していたケーキを引き取りに行きました。とはいえ、クリスマス気分はケーキだけで、夕飯は塩鮭にきんぴらごぼう、白菜とベーコンを煮たのと味噌汁、という献立でした。

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RDGレッドデータガール2 はじめてのお化粧

2010-12-23 00:00:00 | 未分類
荻原規子さん『RDGレッドデータガール2 はじめてのお化粧』を読みました。

鈴原泉水子は、東京の鳳城学園に入学し、寮で同質の宗田真響とその弟の真夏と親しくなる。
泉水子がクラスメイトの正体を見抜いたことから、危ない目にあいもするが、
少しずつ弱気の虫も抜けて、自分というものを持ち始める。

学園の生徒たちの特殊性や泉水子の特別さが際立ってきました。
これから、姫神様と泉水子がどうなっていくのか、興味津々です。

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