こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

コバルト風雲録

2004-12-26 00:00:00 | 未分類
さて、昨日少し読んでみようと思ったのに、深夜の2時までかかって全部読んでしまい、
少々寝不足な今日です。
飲み会のあと、調子が悪いのに、あまりの面白さに止まらなくなってしまいました(^^ゞ

コバルト文庫には10代から20代までお世話になり、久美沙織さん『丘の家のミッキー』も、楽しく読ませていただきました。
そんな久美さんが明かすコバルト時代の話から、パラレルクリエーションの話。
小説ドラゴンクエストについての話もありました。
そのどこにも見受けられたのは、小説や素晴らしい小説を生み出す方々への限りない愛情です。
そして、不器用なまでの読者への誠実さ。素敵な方だと思います。

久美さんに限らず、大抵の小説家の方々はとても誠実です。
だからこそ、本当に素晴らしい小説を書いてくださる方を心から応援したいと思うのです。
親は、「何の特にもならないし、あんたの人生の面倒をみてくれるわけでもないのに、
ほどほどにしなさい」と言います。
確かに、その通りですが、理屈じゃないんですよねー。
なぜかなー?素晴らしい物語を創ってくださる方々に惚れ込んでしまうのは。
特に、様々なタイプの小説を書いて下さる方は、ますます尊敬してしまいます。

ただ、出版社は1つの小説が当たると似たような話を他の小説家にも書かせようとするところがあって、
私は嫌なんですよね。安直だぞ、出版社。

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解決 浪漫倶楽部

2004-12-25 00:00:00 | 未分類
さて、遠藤淑子さん『解決 浪漫倶楽部』ですが・・・何だこりゃー
帯にも書いてあったけど、「侯爵令嬢」「美少年」「大正」「女学園」とこれだけ耽美なものを揃えて、それはないでしょ遠藤さん
てなものです。
表題作の『解決 浪漫倶楽部』ですが、洋行帰りのお父様からノーブレス・オブリージというものを教わり
感激したお嬢さま万里小路空子さまは、まずは級友の役に立とうと浪漫倶楽部というものを設立します。
持ち込まれる悩みを解決しようと奮闘はするのですが、どこかずれている空子さま。
コメディタッチでありながら、どこか切ないやりきれない部分もあって、
本当に大切なものは何なのか、教えてくれる話です。

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王国の鍵・6巻

2004-12-24 00:00:00 | 未分類
別にクリスマスだからというわけではなく、コミックス2冊と単行本1冊を購入。
コミックスは紫堂恭子さん『王国の鍵』6巻遠藤淑子さん『解決 浪漫倶楽部』
単行本は、図書館で借りるつもりが「市内にはありません」という返事で、購入してくれるかどうかを待てず、
買いました久美沙織さん『コバルト風雲録』

さて、今日の感想ですが『王国の鍵』です。
紫堂さんの描くまんがは、上質のファンタジーばかりなのですが、今回は特に
良質のジュブナイルです。
今回で完結したのですが、小学生~高校生の時期に特に読んでいただきたいものです。
もちろん!大人でも充分楽しめる内容です。

主人公であるランドール王国の第2王子アーシャことアスタリオンは、
武術が嫌いで本ばかり読んでおり、軟弱者と噂するものも多い少年です。
しかしある日、父王と兄であるウィンスロット王子が隣国との戦争により戦死してしまいます。
アーシャは13歳、数百年も戦争を続けた上、家族を失っても終わらないこの争いに心を痛め
王位継承を放棄すると宣言してしまいます。
このままでは跡目争いで国が乱れると考えた議会は、伝説の王国の鍵を2年以内に手に入れた者を
正式な王とすることを発表しました。
1番に立候補したのは、いとこのレティシア姫。あとはアレン公爵とバルドゥス将軍。
アーシャも、嫌々ながら鍵探しの旅に出ることになります。お供は、兄の親友だったバドリアス。
鍵探しを邪魔する竜人。長虫(ワーム)と戦ったり、この旅は様々な試練が待ち構えています。
アーシャは、王国の鍵を無事に手に入れられるのか・・・?


と、まぁ出だしはこんなところなのですが、そんな単純な物語ではありません。
あまりにも悲しく、辛い冒険です。
とてもめでたしめでたしなんて言えないけれど、多くの尊い犠牲を払ってきた彼らだからこそ何が大切なのか解り、
この国を幸せにすることができるでしょう。
どうか、全ての人々が幸せになりますように・・・と祈りたくなる物語です。

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特典映像を見て思い出した!

2004-12-23 00:00:00 | 未分類
今年の3月19日にひどい風邪をひいて、ジークス天神から始まった『サクラ前線2004』を見に行けなかったんですよねー

でも、根性で治して21日の『ユーリンタウン』は見に行ったっけ。
ふらふらしていたので、芝居のあとの高泉淳子さんのお見送りはできませんでした。

サクラ前線は悔しかったので、後日、オリジナルグッズのバスタオルを天神まで買いに行きました。
とてもかわいくて、もったいなくて1回しか使っていません。

ちなみに、3月19日~21日まで連休でしたので、職場への迷惑は少なくてすみました。
点滴は、お願いしましたけど(^^ゞ
病気を連休にすませてしまうのが、私の特技です。
私としては、あまり楽しくない特技ですけどね。

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サクラ大戦・新西遊記

2004-12-22 00:00:00 | 未分類
昨日に引き続き、DVDを買ってきました。
とりあえず本編は見ましたが、ちょっと変わった西遊記でした。
一部、京劇もあったりして、あの踊りは何を表現しているのかを知りたくなりました。
孫悟空の表現にも、京劇らしさを取り込んでいたりしました。
過去のSF大会で、西遊記について少しでも予習していたところがありまして、
「あ、あれは、京劇で猿を表現するところだな」と解って、うれしかったです。

サクラ大戦・歌謡ショウは、新しい世界を教えてくれる面があるので、とても好きです。
なかなか生の舞台を見ることはできませんが、毎年楽しみにしています。

さて、明日は映像特典が楽しみです。本編と同じくらい長いんですよねー。

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