恋人のみずはの肉体的・精神的な飢餓感から少しでも逃れたいあまり、無人探査機のAIに転写された雨野透の人格。
目的のない旅の中で自らの機体を改造し、自分のコピーをばらまき、情報知性体をつくりある星に住まわせた。
しかしそれが何万年の後に、透のAI自身、いや宇宙全体に大きな影響を及ぼしそうになる。
この果てしのない飢えは、みずはだけのものなのか、人類共通のものなのか?
あまりにも空虚で痛々しく、徒労感のある物語ではありますが、面白かったです。
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