伊藤計劃さん+円城塔さん+小川一水さん・他著作のSFアンソロジー集
『THE FUTURE IS JAPANESE』を読みました。
欧米のSF作家たち、そして日本の4人のSF作家が、
日本にまつわるSFを書いたアンソロジー集がこの本です。
日本人の著作は英訳されて、先に欧米で発売されたようです。
私が気に入っているのは、
大震災後の日本人の行動を見て書いたと思われるケン・リュウさんの「もののあはれ」
未来から略奪することで生活を支えている25世紀の人々を、
日本人女性を主人公にして描いているフェリシティ・サヴェージさんの「別れの音」
天体が勝手に動いてしまうという円城塔さんの「内在天文学」
青木ヶ原樹海を舞台にしたホラー風味の物語レイチェル・スワースキーさんの「樹海」
習慣が逆転した山人とカリフの人々の文化交流(?)小川一水さんの「ゴールデンブレッド」
桃の林の中にある古紅玉髄という不思議な館の出来事キャサリン・M・ヴァレンテさんの
「ひとつ息をして、ひと筆書く」
すさまじい地殻変動から一万年後の人々の話、菊地秀行さんの「山海民」
文字自体が狂ってしまったような忌字禍という現象と、言葉で人を殺してしまう間宮潤堂の物語、
飛浩隆さんの「自生の夢」
ですね。
中でも一番好きなのは、小川一水さんの「ゴールデンブレッド」です。
『THE FUTURE IS JAPANESE』を読みました。
欧米のSF作家たち、そして日本の4人のSF作家が、
日本にまつわるSFを書いたアンソロジー集がこの本です。
日本人の著作は英訳されて、先に欧米で発売されたようです。
私が気に入っているのは、
大震災後の日本人の行動を見て書いたと思われるケン・リュウさんの「もののあはれ」
未来から略奪することで生活を支えている25世紀の人々を、
日本人女性を主人公にして描いているフェリシティ・サヴェージさんの「別れの音」
天体が勝手に動いてしまうという円城塔さんの「内在天文学」
青木ヶ原樹海を舞台にしたホラー風味の物語レイチェル・スワースキーさんの「樹海」
習慣が逆転した山人とカリフの人々の文化交流(?)小川一水さんの「ゴールデンブレッド」
桃の林の中にある古紅玉髄という不思議な館の出来事キャサリン・M・ヴァレンテさんの
「ひとつ息をして、ひと筆書く」
すさまじい地殻変動から一万年後の人々の話、菊地秀行さんの「山海民」
文字自体が狂ってしまったような忌字禍という現象と、言葉で人を殺してしまう間宮潤堂の物語、
飛浩隆さんの「自生の夢」
ですね。
中でも一番好きなのは、小川一水さんの「ゴールデンブレッド」です。