梨木香歩さんの『雪と珊瑚と』を読みました。
山野珊瑚は育児放棄する母親に育てられ、珊瑚が高校生の時にはいなくなってしまった。
その後、珊瑚は高校を退学して一人でバイトをしながら生きてきた。
結婚して雪という娘が生まれたものの、夫の泰司に離婚を言い出され、別れることとなった。
そんな彼女が、周りに助けられてカフェを開き、周囲の人々、特に母親との関係を考えながら
成長していく過程が描かれています。
大抵の人々が珊瑚を励まし助けていく中で、ただ一人、美知恵が彼女を嫌いだと言い、
その理由を手紙にしたためてまで訴えるのには驚きましたが、基本的な考えが自分に似ているのに
なおさら驚いています。
ただ、美知恵のように率直と言えば聞こえがいいけど、自分の考えを相手に押し付けるようなことは、
どうかと思いますけどね。
それこそ、裏表が無いという言葉に甘えて相手を傷つけるのも厭わないようで、問題があるように感じました。
山野珊瑚は育児放棄する母親に育てられ、珊瑚が高校生の時にはいなくなってしまった。
その後、珊瑚は高校を退学して一人でバイトをしながら生きてきた。
結婚して雪という娘が生まれたものの、夫の泰司に離婚を言い出され、別れることとなった。
そんな彼女が、周りに助けられてカフェを開き、周囲の人々、特に母親との関係を考えながら
成長していく過程が描かれています。
大抵の人々が珊瑚を励まし助けていく中で、ただ一人、美知恵が彼女を嫌いだと言い、
その理由を手紙にしたためてまで訴えるのには驚きましたが、基本的な考えが自分に似ているのに
なおさら驚いています。
ただ、美知恵のように率直と言えば聞こえがいいけど、自分の考えを相手に押し付けるようなことは、
どうかと思いますけどね。
それこそ、裏表が無いという言葉に甘えて相手を傷つけるのも厭わないようで、問題があるように感じました。