いわゆる高齢者と呼ばれる年齢の人々が主な主人公の短編集です。
小田中真悟は見知らぬ人物からカードを渡され、きょうから一年間、三〇秒のシシフンジンを一回に限り使えると言われた「三〇秒間のシシフンジン」
腹具合が悪くなった卓二が降りた駅で体験した、宮澤賢治の「月夜のでんしんばしら」を思わせる出来事と、その後の奇妙な世界「真昼の送電塔」
病院で薬をもらった後、体臭的名店街で暇をつぶしていた杉岡は、若い女性に腕時計みたいなものを渡された「嫌われ度メーター」
などが、特に面白く感じました。
あとがきで眉村さんは諦めが悪いと仰っていましたが、ほとんどの作品で諦念が見え隠れし、寂しく感じていました。
どうかこれからも、諦めずに書き続けてください。
小田中真悟は見知らぬ人物からカードを渡され、きょうから一年間、三〇秒のシシフンジンを一回に限り使えると言われた「三〇秒間のシシフンジン」
腹具合が悪くなった卓二が降りた駅で体験した、宮澤賢治の「月夜のでんしんばしら」を思わせる出来事と、その後の奇妙な世界「真昼の送電塔」
病院で薬をもらった後、体臭的名店街で暇をつぶしていた杉岡は、若い女性に腕時計みたいなものを渡された「嫌われ度メーター」
などが、特に面白く感じました。
あとがきで眉村さんは諦めが悪いと仰っていましたが、ほとんどの作品で諦念が見え隠れし、寂しく感じていました。
どうかこれからも、諦めずに書き続けてください。
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