こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第四部 貴族院の自称図書委員IV』香月美夜

2020-05-27 20:01:54 | 読書感想
 
今回、ヴィルフリートがローゼマインとの婚約を、ジルヴェスターに打診されるところからはじまる。
ローゼマイン自身も、シュバルツとヴァイスの衣装の魔法陣のためのインク作り、直轄地の祈念式など、やる事がたくさんある。
ようやく身辺が落ち着いてきたのかな?と思えば・・・。

ジルヴェスターによってローゼマインが問題児扱いされるのに驚くヴィルフリートが面白いですね。
逆に、ハルデンツェルで古い儀式を蘇らせるという、また、聖女伝説を増やしてしまうマインもねー。
フェルディナンドの頭を抱える光景が、目に浮かんで笑ってしまいます。

また、街の大改造を防いだくせに、丸ごと洗おうと思いついてすぐ実行する辺り、あまりお貴族様の事を非難できない考え無しな行動で困ったものです(笑)

まあ今は、アーレンスバッハのたくらみが気になる事を除けば、平穏な日常の光景でした。
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