芦辺拓さんの『不思議の国のアリバイ』を読みました。
特撮映画「大怪獣ザラス・復活編」の撮影が佳境に入り始めたとき、
業界ゴロの熱川によって、超大作映画の製作にスタッフが引き抜かれた。
それも、監督をはじめ、各部門のトップやチーフアシスタントら、製作の中軸となっていた連中ほぼ全員が。
それでも有能プロデューサー光岡潤子によって、無名だが才能溢れる若者たちが、
製作を再始動した。
しかし、それも乗っ取り屋の悪名高い監督が暗躍を始めるまでのことだった。
さらに、例の業界ゴロの不審死の殺人容疑が撮影スタッフに向けられ、
いよいよ撮影も暗礁に乗り上げたかに見えた。
森江春策氏の七冊目の事件簿です。
彼が登場すると、とても安心するのはなぜなのでしょうねぇ?
作者は、日本で一番地味な探偵とおっしゃいますが、一番堅実な探偵だと思います。
アリバイ崩しのために東奔西走し、共鳴しあう地名を発見し、顔のない死体の理由を推理し、と
大活躍です。しかも、手柄を人に譲ることで依頼者を早く助けようとする心意気が憎いじゃありませんか。
格好いいです。
ここから、例の女性助手が登場し、続きを楽しみにさせてくれます。
ここまで来ても、著作の半分までも読んでいないんでしょうねぇ。まぁ、楽しみがいっぱいあるということで。
特撮映画「大怪獣ザラス・復活編」の撮影が佳境に入り始めたとき、
業界ゴロの熱川によって、超大作映画の製作にスタッフが引き抜かれた。
それも、監督をはじめ、各部門のトップやチーフアシスタントら、製作の中軸となっていた連中ほぼ全員が。
それでも有能プロデューサー光岡潤子によって、無名だが才能溢れる若者たちが、
製作を再始動した。
しかし、それも乗っ取り屋の悪名高い監督が暗躍を始めるまでのことだった。
さらに、例の業界ゴロの不審死の殺人容疑が撮影スタッフに向けられ、
いよいよ撮影も暗礁に乗り上げたかに見えた。
森江春策氏の七冊目の事件簿です。
彼が登場すると、とても安心するのはなぜなのでしょうねぇ?
作者は、日本で一番地味な探偵とおっしゃいますが、一番堅実な探偵だと思います。
アリバイ崩しのために東奔西走し、共鳴しあう地名を発見し、顔のない死体の理由を推理し、と
大活躍です。しかも、手柄を人に譲ることで依頼者を早く助けようとする心意気が憎いじゃありませんか。
格好いいです。
ここから、例の女性助手が登場し、続きを楽しみにさせてくれます。
ここまで来ても、著作の半分までも読んでいないんでしょうねぇ。まぁ、楽しみがいっぱいあるということで。