こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

コラプシウム

2007-04-15 00:00:00 | 未分類
ウィル・マッカーシイ氏の『コラプシウム』読み終わりましたー♪
いや、なかなかハードで(^^;)

ソル女王国第八の十年期。
カイパーベルト中ほどのミニチュア惑星上に、ブルーノ・デ・トワジという男が住んでいた。
この惑星、小さいながら海も山も果樹園も一通り揃っており、大金持ちで天才科学者の彼は、
何者にも邪魔されず、宇宙の謎の解明に取り組んでいた。

ところがある日、全世界の女王であり、ブルーノの元恋人であるタムラが、
リング・コラプシターの太陽への落下による破滅から世界を救うために、ブルーノの助けを頼みに来た。
一度は世界を危機から救ったブルーノだったが、この事故の黒幕が、再び世界を
破滅の道へと追いやろうとしていた。

夢の機械として、物質転送装置、光速での転送装置、不老不死に、何にでも変化させることのできる物質
などがありますが、凡人の私からすると、ファックスが魅力的ですね。
物質の情報を、離れた場所に転送できる。しかも、動物や人間ですら欠損なく送れるのですから。
さらに、フィルターを通すことで、病気やけがも治してしまう。
不老不死も実現できるそうで、それはそれで問題がありそうな気もしますが。
ともかく、ブルーノとその仲間たちの英雄的活躍を、息をつめながら読みました。
問題は、説明されている様々な用語の半分も理解できているかどうか、という心もとなさでしょうか?(^^;)

もっと分かりやすく、詳しいあらすじは、本の569ページのSFレヴュアーの東茅子さんの文章を
読んでください。

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