こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ガイマン賞トークライヴ オーサ・イェークストロム×原正人

2016-10-10 20:09:19 | アニメ・コミック・ゲーム
スウェーデン出身の漫画家・オーサ・イェークストロムさんのトークライヴが、北九州市漫画ミュージアムで開催されたので、行ってきました。
こちらが、オーサさんです。



まずはプロフィールの紹介から始まったのですが、初来日のときはともかく、本格的に日本に住むことにして来たときが、2011年の地震の前日だったとかで、翌日、かなり驚かれたようです。
日本語については、2007年に日本の日本語学校で学んだものの、使わないと忘れてしまったそうです。

話は変わって、今日、ここに来たときは、漫画ミュージアムの漫画家さんたちの色紙の展示に見入ってしまわれたようです。私も、たまたま通りかかったのですが「あら?オーサさんが見ている」と思いました。

さて、普段の暮らしですが、月二回の連載を朝日新聞にしていらっしゃってそれが「北欧女子シリーズ」 なのですが、原稿を描くときは、一日12~14時間(昼12時に起きて翌朝の5時まで)執筆になるようです。

「さよならセプテンバー」は、元々スウェーデン人対象ですが、 日本のアニメの影響を受けつつ、ファンタジーも描きたかったが、スウェーデン人はリアルなものが好きなので、学園もの+心理ものの作品になったそうです。
この本は、一般の書店では、なかなか手に入りにくくて、こちらではAmazonでしか買えないんですよ。
そんなわけで今回、当てにしていたのですが、思った通り会場にあったので 早速購入。サイン会もあとからあったので、サインもいただきました。
こちらがサインで、『さよならセプテンバー』の3巻に描いていただきました。



ちなみにスウェーデンでは漫画よりイラストの方が儲かるそうで、オーサさんが漫画を描いたときも、編集者も慣れていなくて、フィードバックが無かったそうです。

他には、擬音にはひらがな・カタカナが向いているとか、欧米の漫画はストーリー中心だが日本はキャラクター中心とかいう話も出てきました。

そのあとしばらくは、今年のガイマン賞のノミネート作の紹介が続きましたが、割愛させていただきます。

あと、北欧女子シリーズについては、パソコンのカメラにページを映し出しては、色々説明されるというのの繰り返しで、「そうそう、そうだった」と思い出しては、笑わせていただきました。

質問コーナーもありましたが、ブログに現在載っていることと本とを比べての質問になりそうだったので、迷ったあげく、手を挙げませんでした。オーサさん、ごめんなさい。
日本の着物と沖縄の民族衣装の、どちらが着心地が楽だったか、聴きたかっただけです。
多分、沖縄でしょうねえ。

そんなこんなで、とても楽しませていただきました。
終演間近のオーサさんです。



ありがとうございました。
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