外科医 須磨久善

海堂尊さんのノンフィクション『外科医　須磨久善』を読みました。

外科医　須磨久善氏は、破境者だそうだ。
胃大網脈バイパス手術を考案・実行・成功させ、また、バチスタ手術の生存率を大幅に引き上げた。
ＮＨＫのプロジェクトＸでも取り上げられた人物である。
そんな彼の人となりのいくつかが語られたのが、この本である。

素晴らしい人物ではありますが、最先端を走っている人は、一つ所に長くはいられないのかと、
少し寂しさも感じた本でした。
でも、これからも、彼は初心を忘れず、常に患者の幸せのために働き続けるという確信は得られました。
それが、救いであり幸いだと思います。