こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

だれも知らない小さな話

2005-08-02 00:00:00 | 未分類
2003年発行の佐藤さとるさんの随筆集です。
コロボックル物語を書かれる童話作家の方ですね。
不覚にも、こういう本が出ていたことを知らず、図書館で見つけて借りてきました。

お気に入りは『五つのころ』『サトル島の話』『おかしくて悲しいコヨーテ』
『村上勉君のこと-厳しくも優しい画家』『私の一冊』など。

特に親近感がわいたのは『私の一冊』 幼年時代からの本好きで、むやみと読みよばしてきた。
その本選びの基準はただ一つ、面白いかどうかである。
本との関係に合縁奇縁を持ち出してくる辺りもわかるなぁ、と思います。

『十二月二十五日の夜』というのも面白く、暖かな気持ちにさせてくれました。
幼い頃、なぜか二十五日の夜にクリスマス子供会が開かれていたそうで、
クリスチャンでもないのになぜやっていたのかといえば、ご両親の結婚記念日だったからだとか(^^)

あの物語を書く方がどんな方なのか、その一端でも知ることができて楽しかったです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大濠公園花火大会 | トップ | 初・太極拳 »
最新の画像もっと見る

未分類」カテゴリの最新記事