しゃばけのシリーズ最新作。
三野屋の2人の息子が麻疹にかかり治ったものの、まだ発疹がある状態の上の子が仲良しの伊和屋の2人の息子と遊ぶために店に行ってしまった。
案の定、息子たちばかりか子どもたちの世話をしていたお佐江にも感染して重症化してしまった。
すぐに上菓子を持って謝罪に行ったものの、三野屋は、もう一度詫びの品を届けたいが長く付き合うつもりの為、大げさでは無いものの本当に伊和屋が望むものを差し上げたいらしい。
それが思ったよりなかなか難題で、助言を求められた長崎屋の主、藤兵衛も悩んでいた。
結局、物よりも困り事を解決する事でお詫びに代えたようですが、ここまで来るのにもそう簡単に行く訳ではありません。
他の話も、妖の力を失くしかけて取り戻したいと願っている妖狐のために動いたり、なぜか藤兵衛が一太郎の誕生日を祝いたいと言いだしたり(当時は正月に一斉に年をとったのです)なかなか変わった話に事欠かないようでした。
あとの「遠方より来る」「妖百物語」についても、彼ららしい怖くも面白くもある物語でした。
三野屋の2人の息子が麻疹にかかり治ったものの、まだ発疹がある状態の上の子が仲良しの伊和屋の2人の息子と遊ぶために店に行ってしまった。
案の定、息子たちばかりか子どもたちの世話をしていたお佐江にも感染して重症化してしまった。
すぐに上菓子を持って謝罪に行ったものの、三野屋は、もう一度詫びの品を届けたいが長く付き合うつもりの為、大げさでは無いものの本当に伊和屋が望むものを差し上げたいらしい。
それが思ったよりなかなか難題で、助言を求められた長崎屋の主、藤兵衛も悩んでいた。
結局、物よりも困り事を解決する事でお詫びに代えたようですが、ここまで来るのにもそう簡単に行く訳ではありません。
他の話も、妖の力を失くしかけて取り戻したいと願っている妖狐のために動いたり、なぜか藤兵衛が一太郎の誕生日を祝いたいと言いだしたり(当時は正月に一斉に年をとったのです)なかなか変わった話に事欠かないようでした。
あとの「遠方より来る」「妖百物語」についても、彼ららしい怖くも面白くもある物語でした。