久しぶりのエジプト展、もう、始まる前から「行きたい、行きたい」と、職場でも言っていたのですが、ようやく行ってまいりました。
今回の展覧会では、森川智之さんがナレーターを務めるとも伺っていましたし、たまにはと思い、音声ガイドをお借りして入室。
プロローグから、森川さんの二枚目真面目声にうっとり・・・と、なれば良かったのですが、なまじ、森川さんのいくつかの声の表現を知っていたので、妙に笑えてきて困ってしまいました。
しょっぱなから、シューマイくんこと、S.S.D.S.のミヒャエル・シューマイヤー君の甲高い「~なのだ!」を思い出して、オチがあるのではないかと思えて仕方ありませんでした。ごめんなさい、森川さん。
それでも流石に1のロゼッタ・ストーンのレプリカでは、気を取り直して内容に集中出来て、ヒエログリフは公式文の文字で、二段目の文字が一般の方が主に使われる崩し文字、という風に伺い、そこまで分かるようになったんだーと、感動しました。
さらに面白かったのが、歴代の王の名前には何らかの形で守護してもらう神の名前が入っているという事。例えば、ツタンカーメンの中には、アメン神の名が入っているようです。
他にも色々ありつつ、次に興味を持った・・・というか、音声ガイドならではの楽しみとなったのが、「クゥと家族の供養碑」を、アクセントや正確なところはともかくとして、古代エジプトの言葉で、森川さんが読んで下さったところ。
そっかー、大まかにはこういう言葉を話していたと想像できるんだなあ、と感動する事しきりでした。
あと、宝飾品も美しいのですが、何よりも今回の目玉はミイラもさることながら、棺を立てて並べて展示しているところ。壮観でしたよー。
ミイラとしては人間は普通としても、動物の中の猫とかの定番はもちろん、ワニのミイラは全身かと思いきや一部だったり、蛇のミイラはコブラだったりと、見ながら興味津津でした。
だいぶ端折りましたが、全て観終わってからお土産ですみっコグッズを購入したところ、おまけとしてリラックマとすみっコのイラスト入りで、ヒエログリフをアルファベット表記したリラックマ側と、それを使って「しろくま」「たぴおか」「ざっそう」などなどを単語として並べているすみっコ側のシートをいただきまして、これが一番嬉しかったかもしれません。
実はヒエログリフって、表形文字と表意文字の二つがあるらしく、そういう面では日本語に似ているかもしれないと感じました。
とは言え、どうやら言葉の文化圏としては、全く別のように昔は伺ったので、似た面もあるくらいに思った方がいいのかもしれません。
ちなみにグッズは、メジェド神に扮したとかげ、ラー神に扮した本物のぺんぎん、トト神に扮したふくろうと、クリアファイルを購入しました。ぬいをいっぱい買いたかったのですが、1人3個までだそうです。
購入グッズの写真も撮ってみました。
とにかく、とっても楽しめる展示ですので、予算とご都合がつけば観に行って損はない・・・というか、お得だとさえ思えます。ぜひ。
あ、音声ガイドは600円です。