「美女と竹林」をテーマに、十人の作家が考えた物語を揃えたアンソロジー。
遠距離恋愛か失業かを迷った結果、北海道から上野へ来てしまった馬取ミカ子。
仙台で、代々かぐや姫を育てては、月に還しているという驚きの事実。
細長い竹林を彷徨ううちに、心まで迷ってしまった主人公。
一部を列挙するだけでも、不思議の世界へ迷い込むようです。
どれも面白く読めたと言いたいところですが、一作だけ、どうしても読んでいると不思議の世界どころか、狂気の世界へ引きずり込まれそうな気がして読み飛ばしてしまった作品があります。
つまらない訳ではなく、あれはあれで、素晴らしい世界を描いていると私には思えます。
ただ、私の平常心が保てないだけで。
なかなか、バラエティ豊かなアンソロジーでした。
遠距離恋愛か失業かを迷った結果、北海道から上野へ来てしまった馬取ミカ子。
仙台で、代々かぐや姫を育てては、月に還しているという驚きの事実。
細長い竹林を彷徨ううちに、心まで迷ってしまった主人公。
一部を列挙するだけでも、不思議の世界へ迷い込むようです。
どれも面白く読めたと言いたいところですが、一作だけ、どうしても読んでいると不思議の世界どころか、狂気の世界へ引きずり込まれそうな気がして読み飛ばしてしまった作品があります。
つまらない訳ではなく、あれはあれで、素晴らしい世界を描いていると私には思えます。
ただ、私の平常心が保てないだけで。
なかなか、バラエティ豊かなアンソロジーでした。