言うまでもないかもしれませんが、SFマガジン創刊700号記念アンソロジー集の国内篇です。
放射能で虫一匹いなくなった地球から脱出した数人が、とある惑星に降り立ち体験したものを描いた手塚治虫さんの「緑の果て」
私は多分2001年に載ったものを読んだとみられる実験(?)小説。筒井康隆さんの「上下左右」
頃簿される人類の生き残りの生きるすべを描いた貴志祐介さんの「夜の記憶」
ちょっと奇妙なファーストコンタクトを描いた野尻抱介さんの「素数の呼び声」
鯨の戦いと友情と冒険を描いた秋山瑞人さんの「海原の用心棒」
恋人を宇宙人に奪われた少女の戦いを描いた桜坂洋さんの「さいたまチェーンソー少女」
ある市の男が、時間を逆行することを決意し実行した、その理由と顛末を描いた円城塔さんの「Four Season 3.25」
これらが私の特に好きな作品です。
とはいえ、相変わらず円城さんの作品は、読むのが大変ですね。
あと、桜坂さんのこの作品は好きですが、スプラッタは苦手です。
でも、面白かったです。
SFマガジン700【国内篇】 (創刊700号記念アンソロジー) 価格:¥ 1,210(税込) 発売日:2014-05-23 |