渡辺郁子さんの『最後の遣唐使 副使を蹴った男 小野篁』を読みました。
第十七回 承和の遣唐使において、副使であった小野篁が、乗船拒否という謀反を起こしながら、
なぜ断罪を受けることなく、正三位左代弁という高官位を受け、人生を全うできたのか。
その理由を解読したのが、この物語です。
「文徳実録」によると小野篁とは、「権威に屈せず、己の正しいと考えるところを
何者も恐れず理路整然と直言する、類稀な学才と強い倫理観を持った人物」らしいです。
読んでみて、とても尊敬できますが、とても真似できないほどの信念の持ち主だと思いました。
こんなに正しく生きられ、しかもそれを正当に評価してもらえたら、どんなに素晴らしいことでしょう。
運と人にも恵まれていた方なのでしょうね。
第十七回 承和の遣唐使において、副使であった小野篁が、乗船拒否という謀反を起こしながら、
なぜ断罪を受けることなく、正三位左代弁という高官位を受け、人生を全うできたのか。
その理由を解読したのが、この物語です。
「文徳実録」によると小野篁とは、「権威に屈せず、己の正しいと考えるところを
何者も恐れず理路整然と直言する、類稀な学才と強い倫理観を持った人物」らしいです。
読んでみて、とても尊敬できますが、とても真似できないほどの信念の持ち主だと思いました。
こんなに正しく生きられ、しかもそれを正当に評価してもらえたら、どんなに素晴らしいことでしょう。
運と人にも恵まれていた方なのでしょうね。