恋する死体―警視庁幽霊係 (ノン・ノベル) 価格:¥ 880(税込) 発売日:2006-05 |
事故か殺人で死亡した霊に限って見え、会話もできる柏木警部補は、それゆえに、警視庁特殊室、
通称・幽霊係に嫌々ながら勤めている。
今回は、先輩刑事・清水の元同僚で、私立探偵であった新堂武彦の急死を捜査するため、
清水と共に、その亡くなった病院に向かう。
清水は新堂の急死をいぶかしんでいたが、後輩の桜井による生死を調べる透視によっでも、
99%の確率で殺されていると言う。
しかし、殺されているはずの当人は、心筋梗塞で死んだと確信しているのだ。
新堂が死ぬ直前に、担当医の医療詐欺を調べていたことから、医療関係者の聞き込みを開始した
清水と柏木だったが・・・。
二人が遺体保管室に閉じ込められたり、病院の幽霊たちが内臓を返してと訴えたり、
この病院は隠していることが多そうですが、まさかあんな人が犯人だとは思ってもみませんでした。
新堂に関しては解決した事件ですが、本当の黒幕まで暴き出して欲しかったと思うのは、欲深いでしょうか?