こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ワールドコン 星雲賞

2007-09-05 00:00:00 | 未分類
9月2日12:00、メインホールにて『第38回 星雲賞授賞式』がとりおこなわれました。

まずは、オープニングでゲストオブオナーにプレゼントを渡すはずが、忘れていたので(笑)
この場を借りて実行委員会からお渡しするということでした。
中身は、石を彫ってつくったはんこ、はんこ入れ、朱肉らしいです。

さて、本題に入りまして、星雲賞の授賞式です。

まずは自由部門
M-Vロケット 宇宙航空研究開発機構です。
副賞は、富士山をかたどった置時計です。
賞を受け取った森田さんのコメント「次世代は、パソコン一台で打ち上げられるロケットを目指す」
とのことでした。

引き続いてノンフィクション部門
宇宙へのパスポート3 笹本祐一さんです。
コメント「朝日ソノラマが店じまいしてしまいますが」(ここで会場から笑い)
「なぜ笑う?」「朝日新聞出版から続けて出してもらうことになりましたので、ご安心ください」(だったかな?)
拍手が巻き起こりました。

さてアート部門
天野喜孝さんです。
コメント「私にとっては特別な賞。
ある時期、毎年のようにもらっていたので、毎年もらえるものだという意識があったのですが、
今回は久しぶり。うれしいです」とのことでした。

次にコミック部門
『ヨコハマ買い出し紀行』芦奈野ひとしさんです。
コメント「大きな賞をもらえて驚いている。今後の励みにしたい」とのことでした。

今度はメディア部門
『時をかける少女』監督・細田守さんです。
コメント「こういう賞をいただけて光栄です。青春物として描いたものなので、
SFファンの懐の深さをかんじています」とのことでした。

ようやく海外短編部門
『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』アダム=トロイ・カストロ&ジェリイ・オルションです。
コメントを聞き逃しました。ごめんなさい。

やっと海外長編部門
『移動都市』フィリップ・リーグです。
コメントは「光栄です」とのことで、創元のサイトに感想を載せるそうです。
日本では2巻目まで出ているが、本国では4巻で完結しているということなので、
続きが楽しみですね。

ここでなぜか柴野拓美賞の授賞式になります。
SFに関して、あらゆるものにおいて縁の下の力持ちのように働いてきて、
その分野において多大な功績を残している人もしくは団体に贈られる賞です。
間違っていたら、どなたか訂正をお願いいたします。
さて、
池田武さん ドンブラコン
津沢博子さん はちまき
今岡正治さん 連合会議事務局長としての永年の活躍 及び その後のSF大会における貢献
LASFAS 日本のSFファンダムの成長を温かく見守ってくれた人達。          
       エレイン・ベルツさんが代表で受賞なさいました。

副賞は陶器の筆立てです。

お待たせいたしました日本短編部門
『大風呂敷と蜘蛛の糸』野尻抱介さんです。
コメントは「ロケットこそSFだ」しか覚えていません。どなたか教えてください(^^;)

最後に日本長編部門
『日本沈没第二部』小松左京さん谷甲州さんです。
小松さんのコメント「星雲賞も豪華になった。確か前回とったのも『日本沈没』で、
書き上げるのに数年かかったのに、筒井康隆はそれを読んで数週間で『日本以外全部沈没』を書き上げて、
同年の短編部門を受賞した。第3部も書く予定だが、先が長くないのでその時は谷さんに頼む」
とのことでした。谷さんご自身は、第3部もあると聞いて驚いておられました。

多分、この後『センスオブジェンダー賞』『暗黒星雲賞』の授賞式もあったのでしょうが、
私は、14:00からの梶尾真治さんのサイン会に参加したかったので、中座しました。
どなたか、誰が受賞なさったのか、副賞はどのようなものだったのか、教えてください。

コメント
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