こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

最後の記憶

2007-05-07 00:00:00 | 未分類
綾辻行人さんの『最後の記憶』を読みました。

波多野森吾の母は脳の病を患い、残された記憶は、幼い頃に経験した「凄まじい恐怖」だけだった。
バッタの飛ぶ音、突然の白い閃光、惨殺された大勢の子どもたち。
現実には起こらなかった事件と、母の腕の傷。
死に瀕した母を今なお苦しめる、この記憶の正体とは何なのか?

綾辻さんならではの、美しく幻想的なホラーです。
黄昏時の魔物が、甘美な囁きで誘いに来るような気がします。

コメント
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