こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

星雲賞・コミック部門

2004-05-28 00:00:00 | 未分類
ただ今、読み進めております。

コミックスは、読むのが楽ですね。さくさく読めちゃう。
面白い作品ばかり、だということもありますけどね。

一日で、『流伽といた夏』全4巻『獣星王』全5巻を読了。
今は、『彼方から』を読んでいます。

『流伽といた夏』は、良質のジュブナイルですね。
主人公は、ある夏の日に不思議な出会いをし、大切な人を守るため
苦渋の決断をしなくてはならなくなるのです。
とても悲しいけれど、優しい物語でした。ぜひ、読んでみてください。

『獣星王』は、未来に人類が移住した他星系が舞台です。
エリートクラスの住むコロニーで育った双子の兄弟が、星系の元首に両親を殺され、
死刑囚が行かされる過酷な星に落とされるところから、物語は始まります。
この星は、植物が人間を襲い、生き抜くことさえ困難を極めるところでした。
少年は、ここで様々な出会いと別れをし、両親を殺した元首への復讐のため、
この世界のトップである獣星王になることを決心します。
この星系の人類は、全ての惑星をテラフォーミングして住んでいるのですが、
寿命が短く、手術をしないことには、50まで生きるのがやっとなのです。
皆が生き延びるために、様々な模索をしており、全ての人々の様々な思惑がからみあい、
思わぬ話の展開に、はらはらしつつ、悲しみを伴いながらの力強いエンディングに、
励まされたりもしました。
これも、いいですよねー。

で、今は『彼方から』を読み始めているのですが、これって私としましては、
妙な印象のあるコミックスなのです。
これには、ケイモスという登場人物がいて、かなり残虐非道な男なのですが、
そのエピソードのために、少し彼に同情しつつ笑えてしまいます。
以前、イメージアルバムが作成されたときのエピソードなのですが、台本の改行が
半端なところだったため、某声優さんが、彼のことをイモスと呼んでしまったそうです。
今回、初めて読むのですが「あぁ、これがイモスか!(って違うっ!)」と納得してしまいました(^^;)
ごめんね、イモス(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする