今日は、北九州市立美術館本館で開催されている「魯山人の宇宙」を見てきました。
展示されていたのは主に陶器だったのですが、陶芸は40歳過ぎてから始められたと書いてあった気がします。
今回気に入った作品は、ストライプがモダンな絵瀬戸土瓶や青白く一番好きな白萩釉鉢、緑色ですっきりした形の織部土瓶、菊の文が入った織部菊文蓋付椀、赤色の鮮やかな赤呉須黒筋徳利・色絵醤油差・赤絵寿鉢、日常に使えそうな染付菓子皿、文字通り糸を巻き付けたような色絵糸巻皿、素朴だけど愛らしい絵志野雪笹小皿、やはり素朴だけど紅葉もあでやかな志野紅葉絵皿、扇の形が面白い織部扇面鉢、華やかな紅葉の紅葉絵鉢、そして絵画の椿一輪挿図です。はけめ 吉祥鉢もシンプルで良かったですね。
今日は、柳家権太楼さんの独演会に行ってきました。
実は、デイリー北九州のパズルとアンケートに答えてペアチケットが当たったんです。
そんなわけで座席は最後列なのですが、噺を聴きに来たのでかまいません。
それに、パステルホールだから最後列と言ってもよく見えます。
ワクワクしながら待っていました。
初めに噺をしてくださったのは、昨年の11月に二ツ目に昇進したばかりという柳家さん光さん。
権太楼さんのお弟子さんだそうです。
「ん廻し」を演ってくださいました。
初めて聴く噺ですが、酒飲みの趣向で面白く聴かせていただきました。
初めてと言っても、私程度じゃ聴いた噺もたかが知れているんですけどね。
次に権太楼さんが登場。
今回は、鳴り物が生演奏だそうで、そう聞かされると気分が少し違いますね。
そのせいか、鳴り物に合わせて落語家さんが高座に上がるときの形態模写を演ってくださいました。
談志さんと名人の小さんさんと円生さんでした。
肝心の落語ですが「寝床」でした。
下手の横好きも囲碁くらいなら下手同士の喧嘩ですみますが、義太夫というのは観客がいなくてはならないわけで、客も迷惑ですね。
中入りが入り、サイン色紙の抽選会のあと、再び権太楼さん登場。
何と、一週間前三之助さんが演ってくださった「子別れ」でした。
今回は、大工・熊五郎がかみさんと別れた理由のところから話してくださったので、細かいところが分かりました。
ただ、息子の亀ちゃんは、三之助さんの方が好きだったかな?
列は一番後ろと言っても、ど真ん中だったので、十分楽しめました。
本番の柳家三之助さんの落語会です。
今回もいろんなグッズがありましたが、主催者(でしたっけ?)のお母様が作られたおはぎがありました。
何でも、札幌の落語会で話したところ、食べたいと仰る方が多くて、福岡から飛行機で運んだそうです。
手荷物検査を通った大量のおはぎ(笑)
写真は、手ぬぐいです。
さて今回は、各地のみたかい?で「落語中は写真を撮ってはいけないのでしょうか?」というアンケートの答があったので、高座に座って撮影会を実施しました。
私の場合、ガラケーなので不鮮明なのですが、一応、撮っております。
本題の落語ですが、初めは「時そば」中入りを挟みまして「子別れ」でした。
どちらかといえば、人情噺よりくだらない噺が好きと仰っていたように覚えていますので「子別れ」はうれしい驚きでした。
と言いつつアンケートに「あたま山」を聴きたいとリクエストするあたりが、へそ曲がり(?)でも、好きなんです。シュールで。
落語会のあとは、普通はありません三之助さんを囲んでの懇親会。
温泉豆乳鍋とお客様のお一人が差し入れてくださっためはりずし。
豆乳鍋は、しめにうどんと本格的なカレースパイスを入れて、カレーうどん。
どちらも、大変美味しくいただきました。
様々な雑談も楽しく、著作の「オールフライトニッポン」に念願のサインもいただいて、大変充実した時間を過ごさせていただきました。
問題は、早目に帰らせていただいたときに、もう少しで鍋の参加費を忘れるところだったこと。
三之助さん、スタッフの皆様、申し訳ありませんでした。
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オールフライトニッポン 価格:¥ 1,512(税込) 発売日:2006-01 |