応援したくなる学校が時々あります。
塾の担当者として、いろいろな学校をまわっていると「この学校応援したいな」と思う学校があります。もちろん個人によって異なると思いますが、今回の國學院栃木中学・高校もそのなかの1つです。(※個人の感想です←通販風に)
説明会が終わったあと、入試担当のM先生といろいろとお話をしました。「学校をより魅力のある学校にしていきたい」そう話す先生の姿は、本当に力強いものを感じました。
「どんなことを売りにしていくのか」「どんな風にして自分の学校の良いところを伝えていくのか」そんなことを真剣に考えていらっしゃる先生の姿が、私にはとても力強く思えました。
もちろん実際に学校を動かしていくのは、その先生だけではありません。実際には様々な先生方と協力しながら学校を動かしていかなければならないと思います。塾でもそうですが、多くの人を動かそうとするとなかなか上手くいかないこともあり、空回りしてしまいそうになります。学校現場はより大変だと思うのですが、学校を動かしていくことに力強く取り組んでいらっしゃる、その上で、大げさに言えば「楽しみたい」そんなふうにも思えました。
「まだまだ改革をしていくべきところはある」というお話もお聞きしました。塾でもそうですが、ある意味において課題は消えることはありません。在校生には今現在においても不満もあること思います。また1つを片付ければ、また違うところから課題が出てくる、もぐらたたきのようなものです。だからこそ、課題解決をある意味「楽しむ」「好きになる」ことが大切なのだと思います。課題に出くわして「もうイヤだ」というより「よし、今度も乗り越えてやる」というほうが、やはり力強く感じます。
これから実際にどのような取り組みが行なわれていくのか、注目しながら見ていきたいと思います。ぜひ皆さんもどんな学校なのか、実際に訪れてみていただけたらと思います。
また同時に、これからも「応援したい」という魅力のある学校であり続けてほしいなぁと思います。
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ところで正直に言えば、応援したくなる学校はたくさんあります。特に埼玉県の東部地区は私立高校も多いせいか、切磋琢磨して生徒さんにとって魅力のある学校を作ろうとしている印象があります。ゆえに、どの学校もそれぞれ良いところがたくさんあって、それぞれに応援したくなってしまうのです。
なので塾で生徒さんに高校名を出しておすすめをする時は、その学校の方針や実績などを踏まえて話すようにしています。「どの学校も良いですよ、でも〇〇さんなら、こんな理由でこの高校はいいかもしれませんね」というふうに。
学校が違えば魅力だと思うところも違います。これは塾も同じだと思います。「他のどこがいい」と研究することは大切かもしれませんが、付け焼刃的に取り入れても消化不良をおこしてしまうだけだと思います。それならば、本来から持っているそれぞれの個性・魅力を大切にしていくことも必要だと思います。
またこれから進路を選ぶ時には、それぞれの学校の個性や魅力が自分に合っているのかどうか、それを見極めながら選んでいかれることを望みます。