幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

私が見たいもの

2017年05月31日 23時50分35秒 | 日記・エッセイ・コラム
中間テストが終わり、結果が一通り出揃いました。今回は年度の初めということで気合が入っていた生徒さんも多いようで、高得点を取った生徒さんも、前回よりも得点をUPさせた生徒さんも多かったように思います。皆さんの頑張りがこうして形になったことは、とても嬉しく思います。(詳細な結果は、昨日のブログ記事をごらんください)

さて、当塾は今年で開塾16年目になりますが、16年目の新しい年度を始めるにあたって決めたことが1つあります。それは「私の見たいものをたくさんみる」というものです。私が見たいもの、それは「生徒さんのステキな笑顔、真剣な眼差し」です。

今回の中間テスト対策を通じて、このステキな笑顔、真剣な眼差しをたくさん見ることができました。

良い結果を出し、自分の努力が成果を結んだときに見せたステキな笑顔。
前よりも良い点数を取れて、担当の講師とともに喜んでいるときのステキな笑顔。
勉強会などで友だちと楽しいそうに話しているときに見せる笑顔。

周りの頑張りを知り、自分の力不足を悟ったときに見せてくれた真剣な眼差し。
テスト直前の最後の追い込みで、1点でも多く取ろうとするときの真剣な眼差し。
分からないところやできないところを解決しようと、講師に質問するときの真剣な眼差し。

まだまだ上げればたくさんの笑顔と真剣な眼差しが見られたように思います。

塾の役割は生徒皆さんの成績を上げていくことですが、その過程で見られるステキな笑顔や真剣な眼差しが多ければおおいほど、塾としての本来の役割も果たせていけるように思います。

たくさんの笑顔と真剣な眼差しを見せてくれるようにするための仕掛け作り、それが私たちが生徒さんにしなければならないことの1つだと思います。もちろん直接的に成績を追うことは悪いことではありません。しかし、まだまだ勉強に対しての姿勢が出来上がっていない生徒さんには、それではただ辛いだけになってしまいます。

だからこそ、結果だけでなくその過程も含めて、まずは笑顔と真剣な眼差しを見られるように仕掛けを作り塾を運営していくこと、それが大切なのかなと思います。

今回の中間対策では、この笑顔と真剣な眼差しをたくさん見ることができました。でもまだまだみられるはずの笑顔や真剣な眼差しを全てみたわけではありません。だから、私たちはみんなに笑顔と真剣な眼差しが見られるようになるまで、努力を惜しまず続けていくことが大切だと改めて思っています。

次の期末テストに向けてもこの点を頭に入れながら、いろんな仕掛けを作っていきたいと思います。

1学期中間テストも頑張りました!

2017年05月30日 23時34分29秒 | 学習の成果
1学期中間テストも頑張りました!


5教科合計部門
◆400点以上 自分の努力に自信を持って頑張っていこう!
3年生 男子 419点  3年生 男子 463点  3年生 女子 419点
3年生 男子 420点  3年生 男子 403点  3年生 女子 491
3年生 女子 403点  2年生 女子 406点  2年生 男子 417点
2年生 男子 451点  2年生 男子 453点  1年生 女子 481
1年生 男子 459点  1年生 男子 429点  1年生 男子 422点
1年生 女子 413点  1年生 女子 472点  1年生 男子 464


3教科合計部門
◆240点以上 自分の努力に自信を持って頑張っていこう!
3年生 男子 249点 3年生 男子 278点 3年生 男子 263点
3年生 女子 256点 3年生 男子 250点 3年生 女子 291点
2年生 男子 257点 2年生 男子 271点 2年生 男子 265点
1年生 女子 286点 1年生 男子 272点 1年生 男子 273
1年生 男子 270点 1年生 男子 272点 1年生 女子 265点
1年生 女子 286点 1年生 男子 280


各教科部門
◆95点以上 本当に良く頑張りました!
3年 国語  99点  3年 英語  95点  3年 英語  99
3年 理科 100点  3年 社会 100点  2年 国語  97点
2年 数学  95点  2年 理科 100点  1年 国語  96点
1年 国語  96点  1年 数学  96点  1年 英語  96点
1年 英語  95点  1年 英語  99点  1年 英語  98点
1年 理科  99点  1年 理科  96点  1年 理科  95点
1年 社会  96点

◆90点以上 素晴らしい結果です!
3年 理科  91点  3年 数学  93点  3年 数学  93点
3年 英語  94点  3年 理科  94点  3年 社会  91点
3年 社会  94点  2年 国語  91点  2年 国語  93点
2年 英語  91点  2年 英語  90点  2年 英語  93点
2年 英語  91点  2年 理科  93点  2年 理科  90点
2年 社会  90点  1年 国語  91点  1年 国語  94点
1年 国語  92点  1年 数学  94点  1年 数学  91点
1年 数学  94点  1年 数学  92点  1年 数学  94点
1年 英語  94点  1年 英語  94点  1年 英語  92点
1年 英語  92点  1年 理科  94点  1年 社会  91点
1年 社会  91点  1年 社会  92点                 

◆85点以上 自分に自信を持って頑張っていこう!
3年 数学  85点  3年 数学  86点  3年 数学  86点
3年 数学  88点  3年 英語  89点  3年 英語  87点
3年 英語  88点  3年 理科  87点  3年 理科  89点
3年 理科  89点  3年 理科  85点  3年 理科  87点
3年 社会  87点  2年 国語  87点  2年 数学  85点
2年 英語  87点  2年 英語  87点  2年 理科  85点
2年 理科  89点  2年 社会  87点  2年 社会  88点
2年 社会  88点  1年 国語  86点  1年 国語  86点
1年 数学  87点  1年 英語  88点  1年 英語  87点
1年 英語  86点  1年 社会  89点  


成績UP部門 ※1年生は前回がないので対象外です
▲5教科部門(20点以上UP)
3年 前回比 23点UP   3年 前回比 34点UP 
3年 前回比 39点UP   3年 前回比 45点UP 
3年 前回比 70点UP   3年 前回比 21点UP
2年 前回比 24点UP   2年 前回比 72点UP 
2年 前回比 54点UP   2年 前回比 77点UP 
2年 前回比 35点UP   2年 前回比 28点UP


▲3教科部門(15点以上UP)
3年 前回比 21点UP   3年 前回比 35点UP
3年 前回比 45点UP   3年 前回比 25点UP
3年 前回比 16点UP   2年 前回比 15点UP
2年 前回比 62点UP   2年 前回比 39点UP
2年 前回比 69点UP   2年 前回比 33点UP
2年 前回比 29点UP


▲各教科部門(10点以上UP)苦手克服に向けた努力をたたえます
3年 国語 11点UP  3年 国語 30点UP  3年 国語 11点UP
3年 国語 21点UP  3年 数学 10点UP  3年 数学 11点UP
3年 数学 11点UP  3年 数学 15点UP  3年 数学 20点UP
3年 英語 22点UP  3年 英語 15点UP  3年 英語 23点UP
3年 理科 23点UP  3年 理科 10点UP  3年 理科 18点UP
3年 理科 10点UP  3年 理科 11点UP  3年 理科 13点UP
3年 理科 20点UP  3年 理科 26点UP  3年 理科 15点UP
3年 理科 18点UP  2年 国語 17点UP  2年 国語 26点UP
2年 国語 33点UP  2年 国語 14点UP  2年 国語 10点UP
2年 国語 20点UP  2年 国語 15点UP  2年 数学 40点UP
2年 数学 13点UP  2年 数学 27点UP  2年 英語 13点UP
2年 英語 12点UP  2年 英語 18点UP  2年 英語 15点UP
2年 英語 17点UP  2年 英語 10点UP  2年 英語 25点UP
2年 英語 15点UP  2年 理科 26点UP  2年 理科 22点UP
2年 理科 16点UP  2年 理科 11点UP  2年 理科 10点UP
2年 理科 34点UP  2年 理科 20点UP  2年 理科 10点UP
2年 理科 11点UP  2年 理科 15点UP  2年 理科 47点UP
2年 社会 11点UP  2年 社会 10点UP  2年 社会 26点UP
2年 社会 13点UP

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新年度初めての定期テスト、皆さん頑張ってくれましたね。
学年1位をはじめ、学年10位以内にはいった人の数が過去最高となりました。

また結果に関わらず、勉強会をはじめとして、塾のおこなう様々な取り組みに積極的に参加してくれた皆さんも、とても素晴らしい粘り強さや努力を見せてくれました。

皆さんが真剣に取り組んでいるときの表情が私は大好きです。皆さんのそんな表情を見られたことをとても嬉しく思います。

思いの伝え方

2017年05月29日 23時44分05秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日の講師ミーティングでは「思いの伝え方」という話をしました。
中間テストの結果が出た頃なので、各講師と生徒さんの間で、今回の反省と次への課題という対話をする頃ではありますが、そのときのポイントをお話しをさせてもらいました。

いろんな話のしかたはあると思いますが、結局のところ相手に伝わらなかったら意味がありません。だからこそ伝える側の工夫が大切だと思います。

前提としては、まだ受験を経験したことのない中学生の皆さんと話すということです。こちら側は少なくとも2度の受験の経験があるのですが、その経験をそのまま話しても、受験経験のない生徒さんには、まだパッとこないものがあると思います。

もちろん生徒さんたちも、想像力を働かせて聞いてくれるとは思いますが、やはりここは、こちらから歩み寄って、分かりやすく話をしていくことが大切だと思います。

こういった場面になると、どうしても講師の独りよがりになってしまうようにも思います。反省や課題を一緒に考えるというよりは、伝えるというスタンスになってしまうと、生徒さんは自分で作ったものではないので、愛情がわかなくなってしまうように思います。

だから、反省も課題も、生徒さんの口からきちんと話してもらうようにリードすること、それが大切なのかなと思います。そうすれば、生徒さんからしても自分で言ったことなので、責任と愛情が持てる、そんなふうにも思います。

広告の分野では、その成功例に「ジャパネットたかた」さんが上がることがあると思います。ジャパネットさんの広告の上手い点は、ただ商品を売るのではなく、その商品を買うことで、どう幸せにつながるかを見せているところにある、という話を聞いたことがあります。

生徒さんとの対話も実は同じだと思います。
この反省と課題をしっかりとふまえて行動することで、自分の成長や幸せにどうつながるのか、それを見せていくことが大切なのかなと思います。

物を売ることは誰にでもできますが、それを買いたいと思ってもらには、相手の感情を動かすことが必要、という話も聞いたことがあります。また、それを買いたいと思わせる理由も必要と聞いたこともあります。

これを生徒さんとの対話に置き換えるならば、勉強をしたい(は無理でも、すべきだ)と思わせるように感情を動かすことが大切と言うことになるのだと思います。

さて、私たちにとってはこれからが第2の本番です。
第1の本番はテスト前の教科指導。第2の本番は、生徒さんの感情を動かすことです。
そういったこともふまえて、期末テストに向けて生徒さんとの対話をしっかりと進めていきたいと思います。

奥日光へ行ってきました!

2017年05月28日 21時08分25秒 | 旅行記
今日はお休みをいただきまして、日光へ行ってきました。
とは言っても東照宮とかではなく、中禅寺湖や戦場ヶ原や湯元温泉がある奥日光と呼ばれる地域です。
朝、出発したときはあまり天気も良くなかったのですが、中禅寺湖についた頃にはとても良い天気に。久しぶりにこの雄大な眺めを見ることができました。



中禅寺湖を後にして向かったのは湯滝と呼ばれるところです。ここから戦場ヶ原を赤沼というところまで歩き、そこから湯滝へ戻るというコースが今日のメインです。距離にして4.5km、時間にしてゆっくり目に歩いても2時間半ぐらいのコースです。ほとんど平坦なので、ハイキングには最適です。

最近は週末などで時間があるときは4~5kmは歩くようにはしていますが、登山をするほどの体力はまだないので、それほど高低差も大きくないこのコースは、手軽に楽しめて雄大な景色も見られてるので、とてもお気に入りのコースです。




↑スタート地点の湯滝とそこから流れる湯川

 
↑戦場ヶ原の遊歩道と男体山


↑途中の道しるべで記念写真

実はこのコース、亡くなった母とよく歩いた思い出のコースでもあります。
ところどころに思い出が残っていて、ちょっと思い出しながら歩みを進めていきました。

その後は休暇村・日光湯元に立ち寄り日帰り温泉で汗を流してから、奥日光のいろんなところをみてまわりました。

 
↑光徳牧場のショップと牛たち
一緒に行った人が、牛のことを「アイスの原材料」と言っていたのには、笑ってしまいました。確かに…(^_^;)

 
↑竜頭の滝と華厳の滝

そして、日光といえば湯葉ということで、湯葉そばをいただきました。


こんなふうなのんびりした日帰り旅行でしたが、とてもリフレッシュできました。
栗橋も自然が豊かな?ところですが、私は山のある風景がやっぱり好きだなと思います。(海も好きですけど)日常生活から離れてしばしの休息を楽しみました。

さて、明日からも頑張るぞ!

塾からのお知らせ【5/25版】

2017年05月27日 19時18分15秒 | お知らせ
≪6/4までの予定≫
◇5/26(金)  
◇5/27(土) ▲体育祭(栗橋東)○中3・理社国授業は休講(栗橋東中の体育祭のため)
◇5/28(日) ▼休塾日
◇5/29(月) ▽北辰テスト申込み締切▽6月分授業料納入締切日
◇5/30(火) △埼葛テスト(中3)
◇5/31(水)  
◇6/1(木) ◎日程調整のため、授業・習熟はお休み◎英検対策講座(3級)
◇6/2(金) ◎日程調整のため、授業・習熟はお休み◎英検対策講座(準2級) 
◇6/3(土) ◎英検実施日(該当者には受験票と時間割などを郵送します)○中3・理社国授業は休講(英検実施のため)
◇6/4(日) ▼休塾日
※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
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【申込み・提出】
◇【全員・任意】漢字検定(6/10締切、7/14実施)
◇【3年・任意】北辰テスト(5/29締切、6/18実施、申込書は郵送済)
◇【全員】保護者会・申込み(6/10締切、6/18実施、申込書は郵送済)

≪5/30の埼葛テストについて≫
埼葛テストは、中学校の先生方が皆さんの進路相談に活用するための重要なテストです。また、このテストの結果で私立高校との相談もできます。今年度から偏差値も算出され掲載されるとの話もありますので、北辰テスト同様に「進路を決めるためのテスト」として、しっかりとした学習をしたうえで、受験をおねがいします。

(5/27追記)
今年度は埼葛テストの個票への偏差値の掲載は見送られたとのことです。よって、合計点数で進路指導はなされるものと思います。


※過年度の埼葛テストに関する記事です
http://blog.goo.ne.jp/kousai_g/e/13f7c8f321b0cbc8aff32dfdde01bd20
http://blog.goo.ne.jp/kousai_g/e/d91b935a76afde239dc74b65c931b3fd

≪5/27と6/3の理社国授業は休講です≫
5/27と6/3の理社国授業は、栗橋東中の体育祭と英検の実施日と重なるため、休講とさせていただきます。代替授業日は、追って連絡を差し上げます。
なお、5/27については、栗橋東中の体育祭が雨天等で中止になっても休講としますので、あらかじめご了承ください。

≪6/1,2は通常授業・習熟はお休みです≫
当塾では曜日による授業回数の違いを調整するため、第5週がある曜日については、平日でもお休みとなる日がございます。6月は木・金が第5週までありますので、6/1,2を休講日とさせていただきます。この日は平常の授業・習熟はお休みとなりますので、あらかじめご了承ください。
※6/1,2は英検対策講座と自習のみ実施します。英検対策講座をお申込みをされた皆さんは、お忘れのないようにご注意ください。

≪6/3は英検実施日です≫
当塾で英検をお申込みいただいた皆さんの英検の実施日は6/3(土)です。申込みをされた皆さんには、受験票と時間割などの御案内を来週の初めまでに到着するよう郵送をいたしますので、ご確認をお願い致します。

≪6月分の授業料のお支払いについて≫
前回もお知らせをいたしましたとおり、パソコンに不具合があり、銀行へのデーター送信ができなかっため、大変にお手数ですが、6月分授業料につきましては、全ての皆様に現金でのご持参をお願い申し上げます。なお、お支払いの期限は5/29とさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

≪3年:6月の北辰テストについて≫
今回は必修ではありませんが、4月の北辰を受験していない人は、なるべく受験をお願い致します。
※次回の7月実施分から必修になります。

==============
≪空席状況≫
☆当日になってから空席が出た場合は、公式LINEにてご連絡いたします。
【授業】
◇5/26(金) 20:40-(数学)  
◇5/27(土) 空席はありません
◆5/28(日) 休塾日
◇5/29(月) 空席はありません
◇5/30(火) 空席はありません
◇5/31(水) 20:40-(数学)
◇6/1(木) 休塾日
◇6/2(金) 休塾日  
◇6/3(土) 20:40-(5科)
◆6/4(日) 休塾日

【習熟】
◇5/26(金) 空席はありません 
◇5/27(土) 習熟はお休みです
◆5/28(日) 習熟はお休みです
◇5/29(月) 19:40-、20:40-
◇5/30(火) 18:40-、20:40-
◇5/31(水) 空席はありません
◇6/1(木) 休塾日
◇6/2(金) 休塾日 
◇6/3(土) 習熟はお休みです
◆6/4(日) 習熟はお休みです

≪6/4までの自習時間・受付時間≫
◇5/26(金) 16:00-21:30  
◇5/27(土) 15:00-18:30
◆5/28(日) お休み
◇5/29(月) 16:00-21:30
◇5/30(火) 16:00-21:30
◇5/31(水) 16:00-21:30
◇6/1(木) 16:00-21:50
◇6/2(金) 16:00-21:50  
◇6/3(土) 英検実施につき、自習はお休み
◆6/4(日) お休み

≪進路・学習のご相談の受付≫
◇公式LINEまたはメールにてご連絡をいただければ、折り返し塾よりご連絡をさせていただきます

幸せを感じた日

2017年05月26日 23時42分53秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は浦和のコルソでNPO埼玉教育ネット主催の「入試フォーラム」に参加してきました。フォーラムの内容については、後日改めて掲載するとして、今日はそのフォーラムで感じたことを記したいと思います。


今日感じたこと、それは“私は幸せな奴だなぁ”ということです。
入試フォーラムにはもう10年近く出続けていると思いますが、その間にだんだんと知っている先生が増え、今日も会場についてから開会まで、多くの先生方と挨拶を交わすことができました。

この業界に入ったのは25年前。そのときは何も分からずウロウロするだけだった私ですが、今はこうして多くの先生方と挨拶を交わしていること自体が、ちょっと不思議に思えるくらいです。

この25年間で、岩佐桂一先生や梅野弘之先生など、埼玉の入試分析のオピニオンリーダーとも呼ばれる先生方とも親しくしてもらえるようになりました。また、高校の校長先生や教頭先生といった、学校を引っ張っていくようなとても素晴らしい先生方ともお話しをさせていただけるようになりました。独立した当初の15年前でさえ、まさかこんなふうに多くの先生方と言葉を交わせるようになるとは、全く想像すらしていませんでした。

そうやって考えると、いまこうやって多くの先生方とお話ができる、そんな私は、とても幸せな奴なんだろうと思います。個人塾だとどうしても塾の中だけにこもってしまいがちですが、こうやって埼玉の入試をリードしていくような先生方とお話しをできることは、自分にとっても視野を広げ考えの幅を広げることにつながり、とても勉強になります。そんな機会が得られたことに、本当に感謝でいっぱいです。

今春の異動などで入試担当などからはずれ、ご挨拶もできないまま今日もお会いできなくなってしまった先生がたもおり、とても残念です。たくさんのことを話し、議論した先生もいらっしゃったので、そういった先生ときちんと挨拶ができなかったのが、とても残念でたまりません。お会いできなくなった先生方からも、本当にたくさんのことを学ばせていただいたので、こんなところで恐縮ですが、改めて御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

さて、今年もこのフォーラムが終わり、入試戦線の第1幕が始まったように思います。今日参集された先生方のなかには、塾の先生方だけでなく高校の先生もいらっしゃいますので立場が違うところもありますが「生徒さんのことを思い、生徒さんを伸ばしていきたい、生徒さんを育てていきたい」という気持ちは一緒だと思います。

たくさんの先生方からたくさんのことを学び、立場の違いを越えても共通するその思いの実現のために、切磋琢磨していきたいと思います。

今年も多くの先生方と一緒に仕事ができることに幸せと感謝をしながら、頑張っていこうと思います。

今年も現役合格率98% ~佐野日本大学高等学校を訪ねて

2017年05月25日 23時16分01秒 | 受験・学校
本日、佐野日本大学高等学校・中等教育学校の入試報告会に参加してきました。
毎年多くの塾の先生方が参加しているように思いますが、今年はそれが特に多かったような気がします。



佐野日大といえば一番最初に思い浮かぶ印象は「大学への現役合格率がとても高い」ということです。今年も98%という合格率を出していました。ここ数年はほとんど98%以上ですので、この数字は偶然ではなく、この学校の実力によるものだといえると思います。

佐野日大は名前の通り日大の付属校ですが、そのメリットが生かされていることが現役合格率の高さの一つだと思います。附属でない学校から一般入試で受験をしようとしても、日大も人気校ですので、なかなか合格が出ません。

偏差値65ぐらいの公立高校でも日大への合格率が50%を越えることはほとんどなく、高くても30%台というのが現状です。そういった中、附属のメリットを活かせば、偏差値的には10ぐらい低くても日大へ進学できるというのが大きな強みだと思います。

だからといって日大ばかりというとそうでもなくて、東大や京大などにもコンスタントに合格者が出ており、特進コースを中心に他大への進学者も多くいるのが現状です。SSH指定校としての強みを生かした理系大学への進学や、看護医療・医学・獣医学などの方面への進学者も多くいるのが特徴的かなと思います。

また来る2020年の大学入試改革に対しても、徐々にその対応を進めているとのことでした。その中で、「今の子供たちは分からない・できないのではなく、考えようとしない」という言葉が印象に残りました。ある意味の詰め込み教育の弊害だとは思いますが、次の時代のテストは間違えなくこういった考える力、すなわち思考・論理・表現が必要になるのはいうまでもありません。そういった新しいテストへの取り組みもおこなわれていることが感じられた説明会でした。

5~6月に私立高校の塾対象説明会の1回目のピークを迎えます。この間にいろんな学校の情報を得て、夏休み中の三者面談などで皆さんの進路決定に向けてしっかりと向き合えるように、情報収集を進めていきたいと思います。

次は期末テスト!

2017年05月24日 23時14分33秒 | 日記・エッセイ・コラム
中間テストが終わり、結果もだいぶ返却されてきているようですね。順位が出た学年もあって、みんな周りが気になる様子でした。

さて大切なのはここからです。
今回は新年度になってから初めての定期テストでした。それゆえに、今までと違ったところもあって、今までのやり方では対応できないかったという話も聞きました。

例えば、3年生からは「今までより問題が難しくなった」という話を聞きました。今までは、学校のワークからの出題が主でしたが、今回は入試を意識したような問題が出題されたとの話も聞きました。ワークだけを純粋にやっていたのでは対応できないような問題、そんな問題がいろんな教科で出題されたと聞いています。

今までの勉強法では太刀打ちできなかった、そんな人も多くいたようですが、これは「勉強の仕方の転換を図る時期」という暗示でもあるように思います。
これからの皆さんが立ち向かう入試や北辰テストなどは、事前にワークなどがあるわけではありませんので、何が出てくるか分かりません。今までの定期テストの勉強のように、これさえやっておけばというのがないのが入試や受験勉強で一番のポイントとなるところです。

つまりは、与えられたものだけやって満足するのではなく、関連する問題を問題集やプリントでどれだけ学習できるか、それが大切になってきたということだと思います。早くから始めて少しずつ手を広げていくことができるようになる、そんな勉強法がこれからは大切だといえると思います。

1年生は初めてのテストでしたので、今回の結果からはいろんなことが分かったのではないかなと思います。上位の一角を占める生徒さんもいましたが、思ったよりも伸び悩んだ生徒さんもいたように思います。これは、学力の差というよりも、以前のテストに対する“意識の差”ともいえるような気がします。そのあたりも含めて、次への学習を考えていく必要がありそうですね。

でも、これでテストを一度経験したので、ここからどんなことを学び、事前にどんな学習が必要かを知ることができたのではないでしょうか。今回良かった人は油断することなく学習を進めていって欲しいですし、逆に今回課題が残った人は、同じミスを繰り返さないように取り組んでいって欲しいと思います。

2年生は昨年までの経験を生かせていた人も多かったように思います。
2年生はよく“中だるみ”などといわれますが、この1年間が一番差が開く時期でもあります。当塾の生徒さんは、勉強会の様子などを見ていると、今のところは前よりも熱心に自習に来る人が増えたように感じますので、どちらかというと良い方向に行っているような気がします。

2年生の皆さんは、この1年間を大切にして、受験生になった時に有利な立場で物事を進められるようになって欲しいと思います。

いずれにせよ大切なのは、ここでくすぶっていても何も始まらないということです。一歩でも二歩でも歩き始めること、それを大切にしていって欲しいと思います。

大学進学の実績が変わるかも?

2017年05月22日 00時35分43秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日の新聞で、2020年からの大学入試改革についての記事が出ていました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170516-OYT1T50155.html

英語の民間の検定試験の活用や記述問題の導入など、様々な改革がおこなわれていきますが、そういった中で私が注目をしたのは「AO入試や推薦入試でも学力試験を導入」という部分です。

高校を選ぶときに最近よく聞かれるフレーズが、「大学進学は推薦で」という言葉です。
いま高校受験で苦労をしている生徒さんにとっては、大学入試でまた同じような苦労をするということを、できれば避けたいという風潮もあるように思います。また、指定校推薦などは学科試験がないことや、進路決定がわりと早い時期であるということも、推薦入試が人気の秘密だと思います。中には、指定校推薦などの実績をその高校の“売り”としている高校もあり、大学への進学のしやすさという点でのPRポイントとなっているようにもおもいます。

ところが、もし2020年度から推薦入試やAO入試にも学科試験が導入されたら、この構造が大きく変わってきてしまうような気がします。いままでは定期テストをしっかりとやっていれば、部活を一生懸命やっていても指定校推薦などで大学へ行くことができました。

しかし今度から、もしこうした指定校推薦を含む推薦に学科試験が課せられたら、部活をギリギリまでやっている余裕はなくなってきてしまうのかもしれません。たとえ推薦でも一定以上の学力を要求され、学力テストをクリアしなければならないとなると、本当の文武両道ができないと、大学進学はかなりきつくなってくる、そういえるような気がします。

高校の中にはこういった推薦制度を活用することで進学実績をあげ伸びてきた高校もあります。定期テストをしっかりとやっておけば、部活に思いっきり取り組むことができる、そして推薦で大学へという青写真を提供されて、それに心を動かされて進学した生徒さんもたくさんいるように思います。

2020年以降の大学入試改革が実行された場合、このモデルは成り立つのかが不透明な気がします。定期テストの内申点だけではなくて、外部の試験が入るとしたら、やはりそれに向けた学習は必要になってくると思います。「部活を一生懸命やっても、推薦で大学へいける」という青写真は、もしかしたら崩れてくるのかもしれません。

2020年大学入試は、ちょうど現在の中学3年生の学年にあたります。これから高校を選ぶ皆さんは、あたりのことをしっかりと確かめた上で高校選びをする必要がありそうです。同じ進学率でも、それは推薦入試がメインの実績なのか、一般入試がメインの実績なのか、そこが大切なポイントになると思います。

もし、推薦がメインだったとするならば、2020年以降に入ってくる推薦試験に加わる学力検査に対応できうる学校かどうかをしっかりと確認する必要があります。推薦入試を駆使して伸びてきた学校は、特に要注意ですね。一般入試をメインに据えた学校と違い、学力試験に対するノウハウがない可能性もあるからです。そういった高校は、推薦入試に学力検査が課せられると失速する可能性もあると思います。

これから高校の説明会が始まってきます。受験生の皆さんや保護者の皆さんは、高校へ入れるかどうかが最大の関心事だと思いますが、個別相談などでは、大学入試への対応もしっかりと聞いたほうがよいと思います。ここで、2020年に向けてしっかりとした方向性を聞くことができるかどうか、今年はそこも高校選びの1つの重要なポイントになると思います。

教育ITソリューションEXPOに行ってきました!

2017年05月20日 22時37分51秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、東京ビックサイトでおこなわれていた「教育ITソリューションEXPO」に行ってきました。正直言って「教育の世界もこんなにデジタル化が進んでいるんだ!」とビックリして帰ってきたというところです。自分なりにもITとかには関心があったつもりですが、最先端はここまで来ているのか、とビックリしたのが正直なところです。

 
↑会場は東京ビックサイト。仕事としては初めての訪問。プライベートではとあるイベントで数度

最近は教育もIT化が進んできているという実感はありました。私立高校を中心にタブレットや電子黒板などの導入が進んできたことも知っていました。越谷のレイクタウンにICチップのタグをつけて、レジを不要にした店舗ができたことも知っていました。駒込高校の河合校長先生からAI(人工知能)の時代が来るということ、国立情報学研究所の新井先生からAIの偏差値が58まで行ったことも聞いていました。だからそれなりに知ってはいるつもりでした。

しかし、現実はもっとすごかった!「まさかこんなところまで!」というのが本音です。スゴイスゴイを連発しながら帰って来ました。

教育という分野は、ある意味一番アナログが似合う分野なのかもしれません。だからこそ、アナログでもどうにかなるだろうという考え方もあるとは思います。実際に周りを見回せば、まだまだアナログが主流で、一部でiPadなどを利用した授業を展開している高校がありますが、それもまだ一部、といえばそうなのかもしれません。

 
↑最寄はゆりかもめの国際展示場正門。近代的な建物ばかり。なんか異世界に来たよう?!

でも、もしも公立の学校が大規模な予算を組んで一気にデジタル化を進めたら、そのとき塾はどうしたらいいのか、そんな不安を覚えたのも事実でした。会場では地方の自治体が、自治体レベルでIT化を実施した例を紹介していましたが、もし自分達の住む町でこれを公立の小中でやられたらと思うと、正直ゾッとしました。

「今はアナログという同じ土俵で競い合っているからいいけれど、もし、デジタルVSアナログになったら、塾業界は勝ち目はあるのか?」そんなことも考えてしまいました。
自治体レベルの予算なんて、当然塾が組むことはできません。もし学校がIT化したときに、学校と同じ規模でIT化をすることは個人塾では無理があると思います。さて、どうするのか?そんなことも考えながら帰って来ました。

それに対する答えは、実は以前から頭にありました。細々ながら今も実行はしています。でも今回の展示を見て、その答えの大枠は変わらないものの、その答えに補強を加え準備を加速させていくことが必要と実感しました。それを確認できただけでも行ってみた価値はあったように思います。

そして、今回のEXPOに行って気がついたことは、塾関係者の来場が少ないように感じたことです。入場者は首から名札を下げるのですが、その名札はカテゴリー別に色が違います。「大学」「教育委員会」「小中高」「教育流通」「教育専門家」などのいくつかのカテゴリーに分けられています。私が見た限りなのでなんともいえませんが、「塾予備校」の名札を下げた人をあまり見かけませんでした。

 
↑そういえば、ゆりかもめは完全自動運転。IT化の展示会に行くにふさわしい??乗り物

たまたま私が行った日が少なかっただけなのかもしれませんが、一番多かったのは大学、そして次が教育委員会の方々だったように思います。日中は忙しくしている先生方が多いのだとは思いますが、自分も含めた塾業界が、IT化から取り残されないかちょっと心配にもなりました。

今までこういった展覧会は行く機会もなく、あんまり行く必要も感じていませんでした。
しかし、昨年の河合先生や新井先生のお話を聞いて、教育にもデジタル化の波がやってくるということが今まで以上に実感できたので、今回初めて行ってみました。

結論からすると、そういったものを導入する・しないはさておき、毎年顔を出すだけでも行っておいたほうがいいなあというのが私の結論です。時代の流れをつかんだり、最先端に触れたりすることは、自分の考えの幅を広げます。生徒に「井の中の蛙になるな」とか言っておきながら、自分の頭が昭和時代のままの思考では、それまたある意味、井の中の蛙だとも思います。

これから次代を担う、今は中学生としている皆さんが、これからどんな世界を生きていくのか、それを知るだけでも、いま中学生の皆さんに何を教えるべきかが見えてくるような気がします。

次代を担う皆さんを教えていく立場として、このEXPOはとてもいい刺激になりました。