年も差し迫った12月28日、私の耳にふとこんな歌詞の曲が耳に入ってきました。
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♪人生は紙飛行機 願いを乗せて飛んでいくよ
風の中を力の限り ただ進むだけ
その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ さあ 心のままに 365日
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この歌詞はAKB48が歌う「365日の紙飛行機」という曲の一節です。
普段はAKBの曲など全く聞かない私ですが、この日はなぜかふとこの曲が耳に入り、涙している自分がいました。
2015年も当塾ではたくさんの新しい出会いがありました。
ステキな笑顔、明るいおしゃべりの声、元気な笑い声、
どの年もとてもステキな年ばかりでしたが、
今年はいつもにも増してさらにステキな1年間を送らせてもらったように思います。
そんなこの1年間を思い出しながらこの曲を聞いたとき、
「あぁ、生徒さんに自分が伝えたかったことは、このことなんだな」
と直感的に思い、自分の伝えたかったこととの不意の一致に、
想いが溢れてきてしまったのかもしれません。
この1年を振り返れば、本当にいろんなことがありました。
想いが伝わることもあれば、伝わらないこともしばしばありました。
自分の指導者としての力不足を実感したことも、一度や二度ではありませんでした。
それでも、不意に生徒さん達が見せてくれるやさしい笑顔、
それが私の支えになったことはいうまでもありません。
そんな純粋な笑顔を向けてくれる生徒さん達に伝えたかったこと、
それはこの歌詞の中にあるように、
「その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか それが一番 大切なんだ」
ということです。
小学生高学年から中学生の間は、色々な意味で成長をしていく時期です。
だからこそ、学習も含めていろんな経験をし、成長をしていって欲しい、そのように思っています。
そして、そのうち塾として任されているのは、主に学習における面です。
勉強という経験を通して学べることは、たくさんあると思います。
自分を成長させる喜び、努力の仕方、継続して学び続ける力、
たった1つの勉強という行為だけでも、学べることは実にたくさんあります。
その1つ1つを今年一年で生徒さんにきちんと提供できたかどうか、
そんな反省もあって、この曲の歌詞が私にストレートに染み入ってきたのかもしれません。
来年、当塾は15周年を迎えます。
15周年記念パーティーをやる予定はありませんが(笑)、
それにあわせて、ハード面・ソフト面での見直しをすることを予定しています。
現在の形ができあがったのは12年前ですが、
その頃と比べると、世の中の技術も格段に進歩してきていることもあり、
この15年という節目で一度、リニューアルをしていくことを予定しています。
そしてこのリニューアルを気に、学習面において、
生徒さんにも様々なことを体験・経験してもらえるような、
そんな塾作りをもう一度ゼロから始めてみたいと思っております。
今年もあとわずかとなりました。
たくさんの生徒さんとたくさんの保護者のみなさま、
そしてたくさんのスタッフに恵まれ2015年を終えられることは、
私にとって何よりも嬉しいことです。
皆さんからいただいたステキな笑顔の贈り物を大切に、
来る2016年もたくさんの笑顔とめぐり合えるような塾にして参りたいと思いますので、
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
2016年が明けてからすぐに、次の10年に向けた取り組みを始めます。
皆さんの10年後も、ステキな大晦日でありますように。
1年間ありがとうございました。感謝。
2015.12.31
幸彩学習塾 代表 根岸 孝之