幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

願いはただただみんなの成長だけ

2022年06月30日 17時06分03秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は一日お休みをいただき、日光へ行ってきました。とは言っても翌日は朝から学校説明会があるため、日帰りでの小旅行です。

今回は、湯滝から戦場ヶ原を歩き赤沼までのコースを 歩く予定でしたが、途中で工事のため通行止めのところが あり、
湯滝から小田代橋を経由して光徳牧場へ抜けるコースへと変更し歩いてきました。

久しぶりに戦場ヶ原に来ましたが、天気もよく、とても良い景色を堪能することができました。

さて、そのようにして戦場ヶ原を歩いたあとに、中禅寺湖畔にある二荒山神社中宮祠へと行ってきました。
男体山登山の入り口となるこの場所へは、戦場ヶ原に来たときには、帰りに寄り参拝をしています。

日頃の感謝とともに少しだけお願いをして帰ってきました。



↑二荒山神社中宮祠で絵馬を奉納してきました

私の願いはただ1つ、生徒のみなさんが成長をしてくれることです。
もちろん塾ですから、学力をつけてもらうこと、これが一番大切です。
てもそれで終わりではなく、学習通じて人としても成長をしてほしい、そんなふうに思っています。

成績を上げていくこと、これは受験生にとっては大切な目標でもあります。
ただこれを目的にしてその他を蔑ろにしてしまうのではなく、
学習という手段を用いて人として成長をしていく、その結果として成績が上がる、
そのようであって欲しいと思っています。

学習で成果を出すためには、
逃げたい気持ちに立ち向かったり、
どうすればできるようになるか工夫をしたり、
繰り返し練習する忍耐力だったり、
いろんな力が必要です。

これから先にみなさんが豊かな人生を送っていくための力、
それを身につけるの手段として学習がある、私はそう思っています。

みなさんへの思いを神様に託しながら、
私自身も教えていく側として、しっかりと生徒さんをリードできるように、
そんなことを思いながらお願いをしてきました。

明日から7月、いよいよ今年も後半です。
良い年末を迎えられるように、お互いに頑張っていきましょう!

以下、昨日の写真から何枚かをご紹介

















勉強でまず大切なもの

2022年06月28日 10時28分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
勉強で必要なものは何か?
そう聞かれると、実にいろいろなものが浮かびます。
効率の良さ、環境、良い参考書などなど
あげていけば枚挙にいとまがありません。
その中であえてあげるとすれば…、
いろんな回答があるとは思いますが、
私は「スタミナと意志力」と答えると思います。



どんなに効率の良い勉強法を知っていても、
続けるだけの体力がなくては、成果に繋がりません。
それは環境が良くても、良い参考書を持っていても、どんなにいい講義を聞いても同じです。
"成果を上げる"ために最初に大切なものの1つ、それは、それはやはりスタミナだと思います。



私はこのスタミナのことを勉強体力と言い換えています。
テスト前に行う勉強会は、この勉強体力を鍛える場ともいえます。
「直前に一生懸命頑張って、テストで成果を出してほしい」という思いもありますが、
それよりも「ここで勉強体力をつけて、今後の学習につなげていってほしい」という思いのほうが強いかもしれません。

当塾は基本的には普段の学習がそのままテスト対策につながるので、テスト直前にテスト対策の授業を組むことはほとんどありません。
授業とすると"義務"となってしまいますが、勉強会はあくまで自由参加。自由参加だからこそ、参加する側の意志力や体力が問われます。




強制にしてしまえばある意味において楽なのかもしれません。管理するほうもそのほうが楽だと思います。
でも勉強会はあえて自由参加とし、参加する側の意志に委ねるようにしています。
そうすることで、参加するかどうかを自分に問い、その中で本人たちの意志力や勉強体力を鍛えていってもらえたら、そんな思いがあります。

今回は1年生に大きな動きが見られました。
前回は勉強会に参加しなかったり、参加したとしてもあまり長い時間ではなかったのですが、
今回はほぼ完走(2日で20時間)や、前回の倍以上の学習を勉強会でする生徒さんも出てきました。
きっと前回のテストの結果を見て、今の自分に必要なものを問い、その結果として勉強会へと参加してくれたのだと思います。




新しい教育の中では、「答えのない課題に立ち向かう力を育てる」ということがいわれています。
最近で言えば物価高やコロナ、そしてウクライナ問題など、様々な課題が山積しています。
もちろんそういう課題を取り上げて行くことも大切だとは思います。

もちろん課題解決として世界に目を向けることは大切です。でもまずは身近にある答えのない問いを解決していく、それもまた大切かなと思います。





当塾の勉強会は強制的ではありません。
自分で自分の課題を捉えてどう自分は振る舞うのか、そういう問を提供することで、実は課題解決型的なの学びをしてほしいとも考えています。

勉強会への参加を決めること、実はそれが当塾なりの「次世代の課題解決型教育の方法」でもあります。
もちろんアドバイスなどはしっかりとしていきますが、最初から大人に答えを用意してもらうのではなく、自分で考えて行動する、
そういったこともまた勉強会で身につけてもらえたらと思います。







塾からのお知らせ【6/27版】

2022年06月27日 15時54分21秒 | お知らせ
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≪7/3までの予定≫ 
◇6/27(月)  ●栗橋東中:修学旅行(~6/28) 
◇6/28(火)  ●栗橋栗橋西中・栗橋東中1・2年生:期末テスト(6/27,28)
◇6/29(水) ▲日程調整のため平常授業はお休み
◇6/30(木) ▲日程調整のため平常授業はお休み ■英検二次試験対策①●栗橋西中:修学旅行(~7/2)
◇7/1(金) ▲日程調整のため平常授業はお休み ■英検二次試験対策①ー2■漢検対策模擬試験①
◇7/2(土) ▲理社国授業(19:00-22:00) 
◆7/3(日) ▲休塾日 ■英検二次試験対策②■漢検対策模擬試験②           
▶予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は公式LINEよりお知らせいたします。
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【提出物・お申込み】 
■夏期講習申込み
■三者面談申込み
■高校入試ガイダンス申込み(QRコードよりお願いいたします)
============= 
≪今週の予定にご注意ください≫
今週と来週は、かなりスケジュールが詰まってまいります。下記に今後2週間の予定を記載いたしましたのでご確認ください。
本日より、順番に詳しくご案内をしてまいります。


▶️7月分北辰テストの申込み(6/27まで)
3年生は今回から必修です。

▶️6月29日〜7月1日は日程調整のため休塾日となります。この期間の通常授業・習熟はお休みです。また日程調整のお休みのため、振替はありません。
⚠️後述する試験対策をこの休塾日を使って行います

▶️英検二次試験対策(6/30、7/3、追加 7/1)
対象生徒さんによって日にちが異なります。
各個人別に改めてご連絡いたします。

▶️漢検模擬試験(7/1、7/3)
漢検の模擬試験を行います。過去問を使って合格ラインに達しているか、苦手なところはないかをチェックしていきます
1回につき300円です。希望者はお知らせください。

▶️夏期講習 早割締め切り(7/5)
夏期講習パンフレットをご参照ください

▶️口座振替不能分 納入締切日(7/5)
詳しくは、塾生の皆様向けにLINEで送信したメッセージをご覧ください

▶️漢検実施日(7/8)
漢検実施に伴い、19時00分からの習熟のみ振替となります。

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空席状況のご案内】
【授業】
◇6/27(月) 19:00-5科2名、20:00-5科2名、21:00-英語1名
◇6/28(火) 19:00-英語1名、20:00-5科1名、21:00-5科1名      
◇6/29(水) 日程調整のためお休み 
◇6/30(木) 日程調整のためお休み
◇7/1(金) 日程調整のためお休み       
◇7/2(土) 個別の授業はお休みです   
◆7/3(日) 個別の授業はお休みです    

【習熟】
◇6/27(月) 19:00-若干名、20:00-若干名
◇6/28(火) 21:00-若干名
◇6/29(水) 日程調整のためお休み  
◇6/30(木) 日程調整のためお休み    
◇7/1(金) 日程調整のためお休み     
◇7/2(土) 習熟はお休みです      
◆7/3(日) 習熟はお休みです       

≪7/3までの自習時間時間≫ 
●各日の日中時間帯は全学年予約なしで利用可能です。
●夜間(19:00以降)については三密回避のため、予約をお願いいたします。
◇6/27(月) 16:00-22:00       
◇6/28(火) 15:00-22:00             
◇6/29(水) 全休日         
◇6/30(木) 19:00-21:00   
◇7/1(金) 19:00-21:00  
◇7/2(土) 15:00-18:00            
◆7/3(日) 自習はお休み

▶自習時間については変更になる場合があります。変更の場合はLINEにてお知らせいたしますので、ご確認ください。

≪進路・学習のご相談の受付≫
◇公式LINEにてご連絡をいただければ、折り返し塾よりご連絡をさせていただきます。

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当塾への資料のご請求、お問い合わせは、こちら。
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草高(クサコウ)の挑戦 ~草加高校を訪ねて

2022年06月26日 16時47分21秒 | 受験・学校
先日、草加高校の学校説明会に行ってきました。
公立高校の塾対象の説明会はあまり開催されることがなく、
私自身もこれまでにいったことがあるのは、不動岡高校古河三高、栗橋北彩高校の3校だけ。今回の草加高校が4校目となります。

↑新田駅から徒歩20分ぐらい。バスもあるようでしたが、私は歩きでも十分でした

滅多の足を踏み入れることない公立高校。
どんな雰囲気なんだろうと思い校舎内はいると、一気に自分の高校時代がフラッシュバックしてきました。
私自身は公立高校の出身なのですが、やはり校舎の雰囲気はそっくりですね。
もう30年も前の高校時代のことを思い出しながら、説明会に参加しました。




「草高(クサコウ)は、何も特色がないのが特色といわれてきましたが…」
そんなちょっと自虐的な言葉で始まった草加高校の説明会。
そんな草加高校を変えるべく、今はいろんなことにチャレンジをしているんだということがわかってきました。
・地域のリーディングスクールとしての自覚
・自主自律
・主体的で対話的な深い学び
この3つを柱として、草加高校はチャレンジをしているように見えました。
詳しい内容は皆さん自身でお聞きいただきたので、詳しくは割愛しますが、
部活動や行事・勉強面でも新たな特色を持つための試行錯誤が始まっている、そのように感じました。

その中で一番私が注目したのは進学実績です。
数字として十分かどうかはわかりませんが、
令和2年と3年を比べると、大学進学実績は人数だけで見ると2倍以上に伸びています。
特に日東駒専のレベルは38名から119名と3倍以上に大きく合格者数を増やしました。




1年でなんでこんなに伸びたのか、
不思議だった私は、休み時間に校長の橋本先生に直接お尋ねをしました。
橋本先生は、「大学入試が変わる中で、受験のタイプなどについて一人一人に合わせた進路指導をした」そのようなことをおっしゃっていました。

高校受験より把握すべき範囲が広い大学受験では、生徒・保護者が自分たちでできる情報収集には限界があります。
私立高校はここを丁寧にやることで実績を伸ばしてきました。
草加高校の取り組みは、もしかしたらそこに通ずるものがあるのかもしれない、そんな気がしました。

説明会後は図書室を見学したり、授業の様子を見学させていただきました。
2台あるプロジェクターをフルに活用した授業、
スマートフォンを活用した調べ学習、
生徒同士で学び合うグループワークなどの授業を見ることができました。





どの授業でも生徒さんたちが落ち着いて取り組んでいる様子がうかがえました。

草加高校のある東部地区は、全国的に見ても私立高校が強い地区として知られています。
そのようなこともあり、近年は倍率の低下などにも直面しているようです。
そういった中で打ち出された新たな特色と実績をもとに、
草加高校の挑戦が始まる、そんな感じが私にはしました。
(塾対象説明会もある意味、挑戦だと思います)
そんな草加高校のこれからの様子を注目していきたいと思います。

※写真は学校の許可を得ております

追伸:
塾生活30年にしてようやく4校目となった公立高校の説明会。
より良い進路を生徒に選んでほしいという気持ちは、公私を問わず同じだと思いますので、これを機に公立高校の塾を対象にした説明会がより多く開かれることを願っています。





応募殺到!

2022年06月23日 09時39分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
今年ももう半分が終わり、7月がもうすぐ始まります。
この時期になると、各学校の説明会や相談会、そして各地での合同相談会などが本格的に始まってきます。

実はこの説明会や相談会、以前よりかなり参加するのが難しくなってきている、そんなことを皆さんはご存知でしょうか。

以前は学校説明会や個別相談、そして合相談会などは、予約なしでも参加できる、そんな感じでした。
ところがそれを一変させたのがコロナです。
コロナ流行の初年度は、合同相談会などは相次いで中止、学校説明会や個別相談は、オンラインか事前予約制という形になりました。


↑コロナ禍以前の合同相談会(2019年度入試ファースト春日部)
以前は予約無しで参加できたが、現在は予約制

コロナが流行した初年度は、学校説明会などを開催するにしても、かなり厳しい人数制限を行ったために予約が取れず、説明会に参加できないという声も相次ぎました。

また合同相談会などが中止となった結果、知名度のある高校に受験生が集中し、倍率の高い学校とそうでない学校の二極化が進んだとも言われています。

現在は以前ほど厳しい制限はなくなってきていますが、それでも必ず予約は必須となっています。
以前より緩和されたとはいっても、学校説明会や合同相談会などはまだまだ倍率が高く、
自分の思った日程で予約が取れなかったり、思いついて行こうと思ったときには、すでに予約が終わっていたり、
そんなことが今でもしばしばあります。

今年度はだんだんとコロナに関する制限は緩和されつつありますが、入場制限などは引き続き行われる見込みです。
また、学校説明会や合同相談会などによっては、応募が殺到し、かなりの倍率が出て希望の日に行けないということも大いに有り得ます。


↑県内のほぼすべての公立・私立高校が参加し、55,000人を集めさいたまスーパーアリーナでの彩の国進学フェアも、2年中止の後、本年度は規模を縮小して私立のみで分散開催に。


これから学校説明会や合同相談会のシーズンですが、
こういった状況ですので、早め早めに参加することが大切になってきます。

また予約の開始日時やキャンセルの規定などをよく確認しておく、そういうことも大切かなと思います。

コロナ禍は社会を大きく変えたと言われていますが、高校の選び方もまた以前とは大きく変わってきました。
このコロナ禍で問われているもの、それは私達自身のリテラシー能力なのかもしれません。

塾からのお知らせ【6/20版】

2022年06月22日 15時49分44秒 | お知らせ
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≪6/19までの予定≫ 
◇6/20(月)  
◇6/21(火)  
◇6/22(水)  ●栗橋東中3年:期末テスト
◇6/23(木)  ●栗橋東中3年:期末テスト
◇6/24(金) ▲L&S授業(21:00-21:50)   
◇6/25(土) ▲理社国授業(19:00-21:00) ◎栗橋西中・栗橋東中1・2年生対象:勉強会                    
◆6/26(日) ◎栗橋西中・栗橋東中1・2年生対象:勉強会&理社暗記マラソン    ●栗橋東中:修学旅行                    
▶予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は公式LINEよりお知らせいたします。
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【提出物・お申込み】 
■北辰テスト申込み(中3対象7月分:必修、6/27〆切) 

≪栗橋西中・栗橋東中1・2年生対象:勉強会&理社暗記マラソンののお知らせ≫ 

🔶勉強会 (Googleフォームより要予約)
🔹6月25日㈯ 10時00分から22時00分まで
※ただし、19時00分から21時00分までは理社国授業
🔹6月26日㈰ 13時00分から22時00分まで

🔶理社暗記マラソン (Googleフォームより要出欠連絡)
🔹6月26日㈰ 10時00分から12時00分まで



修学旅行などの行事がたて込んで、体力的にも時間的にもキツイときですが、メリハリをつけながら頑張っていきましょう。

≪夏期講習:申込み開始のお知らせ≫ 
当塾では夏期講習の申し込みを6月22日よりスタートいたします。
開講講座や費用、時間割などについては、こちらからご確認ください。

中3生向けのおすすめ講座のご案内をしております


=====
空席状況のご案内】
【授業】
◇6/20(月) 21:00-英語1名
◇6/21(火) 21:00-英語2名      
◇6/22(水) 満席です 
◇6/23(木) 21:00-英数2名
◇6/24(金) 19:00-英語1名、20:00-英語1名       
◇6/25(土) 個別の授業はお休みです   
◆6/26(日) 個別の授業はお休みです    

【習熟】
◇6/20(月) 19:00-若干名、20:00-若干名
◇6/21(火) 21:00-若干名
◇6/22(水) 21:00-若干名  
◇6/23(木) 21:00-若干名    
◇6/24(金) 満席です     
◇6/25(土) 習熟はお休みです      
◆6/26(日) 習熟はお休みです       

≪6/26までの自習時間時間≫ 
●各日の日中時間帯は全学年予約なしで利用可能です。
●夜間(19:00以降)については三密回避のため、予約をお願いいたします。
◇6/20(月) 15:00-22:00       
◇6/21(火) 15:00-22:00             
◇6/22(水) 15:00-22:00         
◇6/23(木) 16:00-22:00   
◇6/24(金) 16:00-22:00     
◇6/25(土) 10:00-22:00            
◆6/26(日) 10:00-22:00  

▶自習時間については変更になる場合があります。変更の場合はLINEにてお知らせいたしますので、ご確認ください。

≪進路・学習のご相談の受付≫
◇公式LINEにてご連絡をいただければ、折り返し塾よりご連絡をさせていただきます。

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合間を縫うとはまさにこのこと 〜栗橋東中3年生の勉強会を実施しました

2022年06月22日 10時59分37秒 | 日記・エッセイ・コラム
タイトなスケジュール、
ぐったりするような暑さ。
そんな中で行われた勉強会。
今回の勉強会は、生徒の皆さんは本当に大変だったのではないかなと思います。

それにしてもいろんな行事が重なりました。
6月はかなりハードだなあということは予想されていましたが、
部活の大会での疲れや、北辰テストの受験、大会に向けた練習などなど。
実際にそれらがあることは、事前には分かっていましたが、
実際蓋を開けてみるとかなり大変でしたね。


↑対象以外の中学校の生徒さんも来て、一緒に頑張っていました

ここ数年、コロナ禍ということもあり、行事がなくなったり縮小されてきていたので、
スケジュール的には余裕があることもありました。
ただ今年に入ってからはほぼコロナ前のレベルに戻ってきましたので、
今の3年生にとっては、これだけ詰まったスケジュールになるのは初めてだと思います。
3年生になってから初めて体験するハードなスケジュール。
そんな中をよく頑張ってくれたと思います。


↑北辰テストの日の夜に行われた理社暗記マラソン。皆さん頑張りました!


ただ、ここで得られた教訓もありましたね。
やはり物事は早めに始めておくべきだということ。
余裕かな?ぐらいのペースでいかないと、
納得のいく仕上がりにならないままテストになってしまいます。
範囲が終わるには終わるけれど、繰り返す余裕がない、そんなこともあるように思います。

テストを受けるときに意外と大切なのは、心理状態です。
慌ててやって、バタバタしていてというときには、いい判断がくだせませんね。
たとえ自信は無くとも、やるだけはやったという気持ちが、好結果をもたらす1つの大事な要素にもなると思います。


↑テスト直前は学校から帰ってすぐ自習に来ていた生徒さんもいましたね。

夏休みがあけると、学校行事に実力テスト、北辰テストに英検・漢検などなど、いろんな行事やテストが詰まってきます。
加えて志望校選びのため、学校説明会などにもいかなくてはなりません。

そんな中を勉強していくのは、メンタル的にも大変です。
2学期に余裕を持って行事やテストに臨めるように、
期末が終わってから夏休みにかけてどれくらい学習を進めておくことができるか、
ここが勝負になると思います。

さあ次のステージに向けて、
頑張っていきましょう!





パンフレットを配ります

2022年06月21日 11時27分09秒 | 日記・エッセイ・コラム
コロナ禍で話題になったことはいくつもありますが、
塾の現場で感じる変化といえば、「進路の選び方」もかなり変わってきたと思います。
選び方の「二極化」が進んできた、そんな感じです。

コロナ禍においては、早く安心したいという気持ちがどうしても先行します。
それは志望校選びにも反映されているようにも思います。

埼玉県では、私立高校選びに個別相談が必須となっていますが、
今まではこの個別相談を数校回ってから決めるという人が多かったのに対して、
最初に行った学校でOKをもらうと、もうそこに決めてしまう、
そんな傾向があるという話を聞いたことがあります。

自塾で調べたことがないので、そのあたりはハッキリしたことはわからないのですが、
他の塾の先生方や、入試情報に明るい方々の話を聞くと、
そのような雰囲気が顕著に出ているようです。

最初に行った学校だけで決めてしまう、となると、やはり有利なのは知名度のある学校です。
近所で進学した人がいる、地域ではとても有名、最初に行くとしたら、そういう学校に行く人が多いのではないかなと思います。

そしてそこでOKがでると、そこで決めてしまうとなれば、二番手や三番手の学校には生徒さんがやってこない…そんなことになっているようにも思います。

↑合同相談会などでも、予約すら難しかったり、時間制限があって複数校を見て回れないのも要因だと言われている

この傾向は公立高校でもあるようで、
倍率が高く人気がある学校がある中で、2桁以上の定員割れをしている学校も数多くあります。
いわゆる「二極化」が、高校選びにおいても起きている、そんなことがいえるのかもしれません。

できればいろんな学校を見て、自分に合う学校を見つけてほしい、私にはそんな思いがあります。
ただコロナ禍ですから、なかなか無理ができないのも事実。
そこで当塾では生徒さんにパンフレットを配ることにしました。

公立高校のパンフレットがなかなか手に入らないので、私立高校が中心になってしまいますが、
パンフレットだけでも見て、
「こんな学校があるんだ!」
「こんな取り組みの仕方があるんだ!」
ということに気づいてもらえたらと思います。


↑最近配布したパンフレットはこちら。ぜひ手にとって読んでもらえたらと思います。


そして今年は3年生だけでなく、2年生にも配布していこうと思います。
2年生の余裕のあるうちにいろんな学校のパンフレットに目を通してもらえれば、
目標とする高校や受験に対する意識も変わってくるかな、
そんな願いを込めて、配布をしていきたいと思います。

私自身もいろいろな高校の説明会にでかけて、情報を集めてきたいと思います。

有名な学校はもちろん、
あまりまだ知られてはいないけれど、なかなか素晴らしい取り組みをしている学校もたくさんあります。
パンフレットを配ることで、皆さんの視野が少しでも広がってくれたらと思います。

↑栃木から東京まで、いろんな学校の説明会に行って、情報を集めてきたいと思います。
(この写真は2年前のもの)








中学1年生の最初の試練

2022年06月16日 12時29分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
毎年この時期によく指導することの1つに、「途中式を書く」というのがあります。

特に中学1年生の皆さんは、まだ途中式を書くことになれていないせいか、
「どうして途中式を書かないの?」
と聞いてみると、
「書き方がわからない」
という回答も耳にします。
しかしそれ以上に多いのが、
「書かなくても分かるからいい」
という回答です。





確かに簡単な計算問題は、書く必要もないし、しっかりと正解をしているので問題はないかなと思います。
では、複雑な計算になるとどうか。
言わずもがな、頭で計算しようとして限界が来てしまいミスをしてしまう…
そんな状況になってきます。

この傾向、一番多いのはやはり中学1年生です。
小学生の計算は途中式を書かなくてもできたものも多いのだろうと思います。
それに、実際にできていたのだから問題ない。
そんな気持ちなのかもしれません。
つまりは、本人たちに悪気はないのだと思います。

これまでそういった感じできていたので、途中式を書く必要もなかったし、書くスキルも特に身につけてこなかった、
それが現実的なところなのかなと思います。





中学1年生の最初の試練は、この途中式を書けるようになるかどうか、そこにあると思います。

子どもたちは、ある意味どこかで合理的です。
必要になればやるけれど…といった感じかなとも思います。
ただ怖いのは、実際に必要としたときには手遅れになりがちだということです。
途中式を書くにしても同じで、今は必要ないからとやらないでおくと、
いざ必要になったときに、そこで戸惑ってしまい手遅れになってしまう、そんなことがあるように思います。

これから期末テストの時期を迎えますが、
中学1年生の最初の試練は、このあたりからだろうと思います。
まだ途中式を書くことに抵抗のある生徒さんも、もしかしたらいるのかなとは思いますが、
今はその必要性を話して途中式をしっかりと書けるように練習をさせていきたい、
そんなふうに思います。





そしてこれは、数学の途中式をに限ったことではありません。
世の中が合理性を求めていく時代、子どもたちもいつしか誤った合理的思考を持つようになってしまったようにも思います。

今の自分には必要ない
という考えはそうなのかもしれませんが、
そこを一歩踏み出して、いろんなことに興味を持つ、
そういうふうに意識を変えていけるかどっか、
そこが中学1年生の最初の試練なのかもしれません。

※この記事内の写真は、全てイメージです




実績をつくる勢いを持つ学校 〜浦和麗明高校を訪ねて

2022年06月15日 09時45分00秒 | 受験・学校
先日、浦和麗明高校の学校説明会に行ってきました。
今年度は定員の1.5倍に当たる生徒さんの入学があり、今、勢いに乗っている高校の1つかなと思います。





その勢いの源はいくつかあるとは思うのですが、私個人として注目したのは、
「取り組みの可視化」が、しっかりとできているということです。

今回の説明を聞いていて、浦和麗明がどの方向に向かいたいのか、
そのためにどんなことに取り組んでいるのか、具体的に見える説明だったと思います。

公立中学校に通う生徒さんや保護者のみなさんにとって、高校受験が初めての学校選択になるかと思います。
そういったときに、浦和麗明で説明を聞くと、これから自分たちがどんなことに取り組んでいくのかが見えることと思います。
説明を受けた皆さんは、それを聞いて、具体的な学校生活のイメージができるようになると思いますが、それもまた選ばれる1つのポイントかなとも思います。





でも私自身は、これだけでは浦和麗明がこれだけの人気があることに腑に落ちない部分がありました。
そこで大胆?にも校長の矢菅先生と入試担当の安蒜先生に直接聞いてみました。

お二人は、「共学一期生が進学目標を達成したことが大きな理由の1つではないか」とお話をされていました。

今年度の入学生は、共学一期生の実績を見て入ってきた学年だそうです。
共学化して一期生が目標をしっかりと達成している、
それを見て、自分たちの可能性を拓きたい、という思いや、学校の取組みへの信頼感、
そんなことを感じた生徒さんたちが集まってきたようです。

県内の私立高校は、ここのところ定員を超え続ける高校が多く出てきています。
それはこういった実績があるということ、そして、自分もその可能性を拓けるのではないかという期待、
そこから定員を超えるほどの生徒さんが集まってきているのではないかなと思います。





浦和麗明もその流れに乗ってたくさんの生徒さんが集う学校になりました。
実績を見て集まってきた生徒さんたちだけに、これから実績をつくる勢いか更に増してくるようにも思います。

これからどんな学校になっていくのか、みなさんもぜひ学校説明会などに参加して、
それを肌で感じてみると良いのかなと思います。