「ついに出た!」
とは言ってもお化けではありません!成績のお話です!
先日行われた埼玉新聞模試。
その模試で
「自己ベストを更新した」
という生徒さんが何人か出てきました!
残念ながら全員がというわけにはいきませんてしたが、今までの結果と比べると、大きく伸ばしてきた生徒さんも複数いました。
5教科最大で偏差値にして+8、+7という生徒さんもいましたね。
この結果を見たときに思わず声に出してしまった言葉が「ついに出た!」でした。
なぜ「ついに出た!」なのか。
それは、これまで生徒さんたちを身近でずっと見てきて、その努力を知っているからです。
この中には、これまで一生懸命に頑張ってはいるものの、伸び悩みの状況だった生徒さんもいます。
けれど今回、その頑張りが一気に吹き出した!そんな感じが「ついに出た!」と言う言葉になったのだと思います。
成績の上がり方は比例のように直線的に上がることはあまりありません。
停滞したり、ジグザグを繰り返したりしながら上がっていくことがほとんどです。
それ故に「勉強しているのになぜ上がらない?」という疑問も出てきます。
成績の上がり方とは、トランポリンでジャンプするようなものだと思えばイメージしやすいですね。
一度下がって力をためてから大きく伸びる。
ここでポイントなのが「一度下がって」という部分ですね。
これが成績で見ると、停滞やジグザグの原因になります。
でも、みんなこれに耐えられない。
「頑張っているのになぜ下がる」
「一生懸命にやっているのに伸びない」
となるわけです。
そしてそれに耐えきれずに、勉強をやめてしまう人も多いんだと思います。
今まで何かを頑張って人は、その点がわかっています。
スポーツでも楽器の演奏でも、右肩上がりなんてことはありえない。
そう知っていますので、勉強でも「ああ、今はそういうときなんだな」と思えるわけです。
何かに頑張っている人は、単純に好きだという他にも、下がってたり停滞したりの意味が分かるから、続けていけるんだと思います。
今回の模試で停滞や下がったとなった皆さんは、本番で跳ねる準備ができたと考えればいいわけです。
不安になることもあるかも知れませんが、ここは自分を信じてやり切るのみです。
もちろん、必要なアドバイスはしていきますので、一緒に考えながら取り組んでいきましょう!
今回、跳ねた皆さん。
跳ねたことに満足したらだめですよ。
物理的には跳ねた瞬間から、重力に引っ張られて下向きに動き始めます。
自分の成績を下向きにしないためには、上向きの力をかけていかなくてはなりません。
そのことを肝に銘じつつ、頑張れた自分に自信を持って、残り1ヶ月、取り組んでいきましょう!
皆さんの取り組みを最後までしっかりサポートします!
一緒に頑張りましょう!