幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

現中1から埼玉の公立入試が変わる!そのポイントを解説①「自己評価資料」

2024年09月30日 00時01分00秒 | 受験・学校
◆現中1から埼玉県の公立入試が変わる
「今の中1から入試のしくみが変わるらしいよ!」
そんな話を聞いたことがある皆さんもいるかもしれませんね。
「でも、どこがどう変わるの?」
そんなふうに思っている皆さんも多いのではないかなと思います。
そこで今回は、現中1が受験する公立高校入試がどのように変わるのかを見ていきたいと思います。
また合わせて、現段階での当塾での対策をお話していこうと思います。

なお、制度自体を全部説明してしまうと膨大になってしまうため、受験される皆さんから見て「新たに増える項目」のみに注目していきたいと思います。

※写真はイメージです

◆「自己評価資料」が新たに登場
今回の入試制度改正で、受験生側から見た場合、新たに負担増となるものの1つが「自己評価資料」です。

【自己評価資料】
元の資料はこちらのリンク先をご参照ください。
※資料の掲載については県教育委員会に確認済み

こちらを見ていただくとわかる通り、自分の中学校生活の振り返りや、高校の志望動機、高校での生活や将来について書くことになっています。

中学校生活の振り返りにあたる部分は、これまでは調査書に記載されてきました。
専門委員会や学級での係、部活での役職や大会の実績などは「特別活動」の欄に、英検や漢検などの検定試験については「その他」の項目に記載されていました。
ただ昨今は、部活の地域移行が進んだりするなどして、すべてを学校で把握することが難しくなってきている、そういった現状もあるようです。
それであるならば、
「自分のことは、自分で書いてもらえれば間違いがない」
もしかしたらそんな発想でこの「自己評価資料」が出てきたのかなと思います。

◆自己評価資料をどう書くか
今回発表された自己評価資料の書式を見ると、マス目もなく、行もないので字数制限があるわけではありません。
ここに何をどう書くかも自由。
たくさん書いて埋めるもよし、1行で済ますもよし、
どちらでも成り立つといえば成り立つのではないかなと思います。
またこの「自己評価資料」自体は採点の対象にはなりません。
ですから、どんな形でも良いといえばよいのですが、さすがに1行というのはどうかなという感じがします。
またこの「自己評価資料」自体は採点されないものの、面接試験(詳細は後日)のもとになるものですから、ないがしろにはできないと思います。
そうやって考えると、この「自己評価資料」をどう書くかという問題も出てくるのではないかなと思います。

現中1から公立高校入試で全員が提出する自己評価資料。
皆さん基本的に初めて書くわけですし、面接試験での資料になると考えると、ないがしろにできるはずがありません。
そうなると、
「自己評価資料をどうやって書いたらいいんだろうか?」
そういった疑問を皆さんもきっとお持ちになるだろうと思います。

◆当塾での対策
実は当塾では、この自己評価資料によく似た書式への記入・添削指導経験があります。
よく似た書式とは、高専の推薦入試における「志望調書」です。
どんな書式かは、高専のホームページなどでご覧いただければと思いますが、よく似ているというか、形式についてはほぼそのままです。

当塾は地理的に近いこともあり小山高専への志願者がいます。そのほとんどは推薦入試で受験するため、受験生はこの「志望調書」を書くことになります。
そのため、この志望調書の記入の仕方の指導や添削などを行うことになりますが、そこでのノウハウを新しい公立入試の「自己評価資料」の作成でも生かせるのではないかなと思っています。
当塾から小山高専を推薦入試で受験した生徒さんの結果は良好で、ほとんどの生徒さんが合格をしています。
そういった経緯から「自己評価資料」の作成についても、自信をもって指導に当たることができると思います。

◆より深く指導をするために
このように、これまでの似たような書式での指導経験を活かし、現中1から始まる自己評価資料の作成についても、しっかりと指導ができる用意が当塾にはあります。
とは言っても、今回の入試制度改正はまだまだ未知な部分も多いですので、情報収集に努めると同時に、塾側もしっかりとした指導ができるよう研鑽を重ねていきたいと思います。
今回ご紹介した「自己評価資料」はもちろんですが、新しく始まる入試制度に対しても、積極的に勉強会などに参加し、しっかりと対応できるようにしていきたいと思います。

次回は面接試験について書いていきたいと思います。

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潤徳女子高校 塾対象説明会レポート

2024年06月30日 19時38分14秒 | 受験・学校
先日、北千住にある潤徳女子高校の塾対象説明会に行ってきました。

潤徳女子高校の一番のポイントをあげるとしたら、私はその進路に向けた取り組みをあげると思います。

潤徳女子高校の大学進学率は80%。近隣の同じ偏差値帯の高校が50%ぐらいですので、その高さは一目瞭然です。
潤徳女子高校に入学してくる生徒さんたちは、高校入学の段階ではまだあまり大学進学について強い意識があるわけてはないそうですが、
担任の先生や校長先生との面談を通して、大学に進学することの意味を考えていくようになるといいます。
その時のキーワードが、「2年後や4年後ではなく、20年後、30年後を見据える」というものだそうです。

↑創立100周年に合わせ、外観を中心にリノベーション工事を実施

これは私も塾で生徒さんの進路選択の時に感じたことがありますが、人はどうしても"いま見える範囲"でものを見ようとしてしまいます。最近は特にその傾向が顕著で、いわゆる"夢を見る"という力が弱くなってきているように思います。

そんな中ではありますが、高校生活の中で行われる様々な活動全てが、進路選び、強いては大学入試へと結びつくように組み立て、大学進学を意識してもらうようにしているものことでした。

もちろん、熟考に熟考を重ねて大学以外の進路を取る人もいるようですが、同じ偏差値帯の他の高校に比べると、大学進学率が高いのは、こういった学校の姿勢が大きく関わっているように思います。

↑今回のレポートでは文字数の関係で触れていませんが、潤徳女子校には美術コースもあり4年連続で東京藝術大学へ合格者を出しています。

以前、木村校長先生とお話をしたときに「自信のない子が多い」という話を聞いたことがあります。
高校受験という中においては、なかなか思うような結果が出せずに、自信をあまり持てないまま入学してくる子も多いそうです。そんな子たちを勇気づけ、ガイドとして一緒に大学受験という1つのゴールへと歩んでいく、潤徳女子高校のこの姿勢は、私は大いに共感できるところがあります。

当塾から進学した生徒さんも、高校受験のときには、なかなか良い結果は出せず、あまり自信が持てていない様子でしたが、潤徳女子高に入学し、先生方の指導もあって学年でも上位を取れるようになったそうです。その頑張りを報告しに来てくれたときのあの笑顔は、今でも私の中で忘れられない思い出になっています。



とは言っても、大学受験への道のり決して楽ではありません。総合型や推薦型の入試を目指して行く上では、3年間の高校生活の中で、様々な経験を積んでいく必要があります。
その必要な経験の習得を、「進路ポイント」として貯めていくという方法をとることで、貯める楽しさを経験しながらキャリアのアップを目指す方法は、女子高ならではの工夫だなあと思いました。

入学してきた生徒さん達の特性を捉え、それを踏まえつつ大きな希望の実現に向けて取り組む学校、それが潤徳女子高校なのかなと思います。


國學院栃木高校の説明会 レポート

2024年06月27日 23時53分55秒 | 受験・学校
先日、國學院栃木高校の学校説明会に行ってきました。

今年の説明会では、今年度から新しく始めたことについての説明がありました。
・45分7限授業に変更し、放課後の時間の充実をはかる
・放課後の充実を図る一環として教育センターを活用した駅前ゼミを開講
・女子野球部の創設
などが今年度から新たに取り組んだことだということでした。
駅前ゼミでは、学習計画や将来計画に合わせて自由に選択できるため、普段教わっていない先生や他学年の生徒との交流もあり、普段の授業とはまた違った雰囲気があるとのことでした。
また、"学内完結型の学習支援"の一環としての側面もあるそうです。遅い時間帯は、19:30開講となっており、部活が終わってからの参加も可能とのことでした。

今までと少し変わったところとしては、國學院大學との連携についてです。これまでも付属校として國學院大學への優先入学がありましたが、今後は國學院大學との関係をより強めていくとのお話もありました。
國學院大學への優先入試は、これまで國學院栃木高校の特定のコースから志望ができませんでしたが、今後はどのコースからでも志望ができるようになるとのことです。

國學院大學が文系の大学ということもあり、とかく理系に弱いと思われがちだそうですが、東京理科大などをはじめとして理系にもたくさんの指定校枠があるため、指定校推薦なども活用しながら理系にも進学のサポートができるとのことでした。

特徴的だなと思ったのは、「大学入学前教育」を実施しているとのことです。これは國學院大學へ優先入学などで合格した皆さんに対して行っているものだそうです。國學院大學では入学前に試験があるそうで、そこに向けての対策授業を行っているとのことでした。

大学入試というと、最近は入試への安心感があるせいか、一時ほどではないものの、付属校人気も続いているように思います。國學院大學との連携を強める國學院栃木高校。そういった面で注目をしてみるのもよいのではないかなと思います。


🌸🌸2024年度入試 高校入試合格実績③🌸🌸埼玉県公立高校入試編

2024年03月01日 17時54分01秒 | 受験・学校
3月1日に発表のあった埼玉県公立高校入試での合格実績です。 本年度は11名受験し、全員合格を果たしました。 合格された皆さん、おめでとうございます!

合格実績の詳細は、以下のリンクからご覧ください(リンク先:YouTube)
なお、この入試を経ての感想・考えたことなどは、別記事にて記させていただきたいと思います。


2024年度 埼玉県公立高校入試問題 個人的感想

2024年02月21日 17時57分23秒 | 受験・学校
本日は埼玉県公立高校入試の実施日でした。
受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。
本日の問題を私も手に入れましたので、本日の問題の感想をサッとお話させていただこうと思います。
今回のこの記事は、綿密な分析というよりも、個人的な感想としてみていただければと思います。また授業前の時間にサッと見ただけでの感想ですので、そのあたりはご了承いただければと思います。

【国語】
一番印象的だったのは、大問3の問題文がこれまでよりも短くなったことです。
埼玉県の国語の問題文は、大問1・3と合わせると、全国でもトップレベルに長いといわれていましたが、今回は大問3の設問が短くなったようです。
読みの時間が短くなった分、どこに時間配分をしたのかがポイントかなと思います。
大問2の(2)の品詞識別の問題は、もしかしたら迷った人も多いのではないかなと思います。事前にやっていても、これは迷う人がいるのではないかなと思いました。
それ以外については、例年と大きな変更点などはないように思います。

【数学(学力検査)】
全体的な構成は大きく変化はないように感じます。
箱ひげ図は、全国で出題が頻出している単元ですが、埼玉県でもしっかりと出されてきましたね。ヒストグラムなどと組み合わせて、もうちょっと難しいかなと思っていましたが、意外とシンプルな問題だったと思います。
大問3ですが、「例年(1)は取れるけれど(2)以降はなかなか取れない」という人もいる中で、今回は(2)も比較的取りやすかったのではないかなと思います。
その代わり大問4の(1)は難しいと感じた人もいるのではないかなと思います。

【社会】
大問1(1)は、毎年六大陸三大洋から出るという傾向ですが、これは今年も変わりませんでしたね。過去問を解いて傾向をつかんでいれば、きっとできたと思います。
最大の変更点は、歴史での並び替えがなくなったこと。これがなかなか得点率が低い問題で、特に近現代では、選択肢が近接している関係もあって、なかなか得点率が上がらないところですが、これらが今年はなくなっていました。
代わりに大問6(1)で並び替えが出ていましたが、時代が近接していないので、比較的取りやすかったのではないかなと思います。
地形図の問題では、昨年度から写真を見て答える問題に変わって2年目、この形式は「ただ読む」だけではなく、想像力が必要なので、難しいと思った人もいるかもしれません。
雨温図は、出雲市と高松市の区別がつくかどうか、この辺がポイントかなと思います。
月別入荷量の問題は、今年は「なす」でしたね。「きゅうり」や「キャベツ」などを使った同じような練習問題も問題集などにありましたので解き慣れていれば大丈夫だったと思います。

【理科】
出題形式などに変更はないと思いますが、全体的に思考力や活用する力を使う問題が多かったように思います。
大問2の天体の単元は、3年生の最後に学ぶ単元なので十分な問題演習が積めていない可能性もあるうえに、今回は(3)のような用語や知識があっても、思考力が必要な問題や(4)のような計算問題もあり、難しかったのではないかなと思います。
大問4の炭酸水素ナトリウムの分解実験の化学反応式を答える問題も、暗記している人はもちろんできると思います。ただ、問題のリード文の中に化学式が書いてあるので、それを活用すれば化学反応式を作ることはできると思います。ただ、これを見つけて活用できたかは、なかなか難しかったかもしれません。

【英語(学力検査)】
昨年、大問2に出題形式の変化がありましたが、今年は大きな変化は見らなかったように思います。
毎年、苦戦する人が多い英作文ですが、使用する語句も比較的難しいものは使わなくても書けるテーマだったので、書きやすかったのではないかなと思います。
語順の並び替えも、いくつかの熟語や語順に注意すべき文法が入っていましたので、少しややこしいかなというところもありましたが、特別に難しいという問題もなかったように思います。
リスニングについてはまだわかりませんが、ある意味、今年は変化も少なく最も”平穏な”問題だったかもしれません。

【まとめ】
今回の入試では、国語と社会に出題の形式や出題量の目立った変化がありましたが、それ以外は大きな変化はあまり見られませんでした。
ただ理科を中心に、活用や思考力を問う問題がさらに増えてきているように思います。
理科や社会が”暗記科目”だったのは過去の話。今は暗記した上に、活用力が求められます。
それゆえに、現在の入試では理科や社会で差がつくともいわれていますが、今年はその傾向がより強まったように思います。
英数国に加えて、理社の学習習慣が問われるように思います。

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内申点のヒミツ

2023年05月07日 22時29分42秒 | 受験・学校
高校入試の合否は何で決まるのか?
皆さんがパッと思いつくものは「当日の試験結果」でしょうか?
もちろんこれはこれで正しいのですが、実は調査書(いわゆる内申書)も大きく影響してきます。
そのような話を、先日の理社国授業の際に3年生の皆さんにお話をしました。

埼玉県の公立高校は、「内申点:当日の試験結果」の比が学校によって違います。
内申点が重視される学校もあれば、当日の試験結果が重視される学校もあります。
ただ、その割合こそ各学校ごとに違うものの、必ず内申点と当日の試験の結果の両方を使うことになっており、
その意味で、内申点を無視して合否を語ることは不可能です。

↑公表されている資料をそのままグラフにするとこうなるが…

内申点をどう扱うのか、
それについては「埼玉県総合教育センター」のホームページに掲載されているのですが、これをこのまま見ているだけだと気づきにくい“盲点”のようなところがあります。
今回3年生の皆さんにお話をしたのは、この“盲点”の部分についてです。

その盲点の部分を一般的に話すだけではイメージが湧きづらいと思いますので、実際に数値を入れてシミュレーションしてみました。
とある高校を受験することになったAさんとB君。
この二人が受験したら、内申点の差はどれくらいになるのか、
そういうシミュレーションをやってみました。



埼玉県の高校入試の仕組みなどについては、当塾のYouTubeでも解説動画をシリーズで投稿中ですが、
今回のシミュレーションは、あくまで私の推測による数値を使っているため、動画にはできない部分があります。
そういった理由で、今回の内容は塾生だけに限定して一般への公表は致しませんが、
ただ、シミュレーションとはいえ、これまでの30年近い塾講師としての蓄積や、方々への取材に基づいて数値を立てているので、
それなりに信憑性のあるシミュレーションになっていると思います。

今回のシミュレーション、
話を聞いてくれた生徒さんは、きっと驚いたのではないかなと思います。
「見た目の内申点は同じ二人でも、内申点の段階いいかえれば、受験をする前の段階で、もうこんなに差がついてしまっている。これを当日の結果で逆転するのはかなり大変」
そんなことに気づいてくれたのではないかなと思います。



入試は当日の試験の結果だけで決まるものではない。
日々の学校生活を充実させていった生徒さんが一番強い。
そんなことに気づいてもらえたらと思います。

ゴールデンウイークが終わると中間テストのシーズンが始まります。
まずはこの中間テストから、入試への合格への道が始まっていることを意識して、取り組んでいってもらえたらと思います。

※2・3枚目の写真はイメージです。

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初めの一歩

2023年04月24日 23時26分51秒 | 受験・学校
「先生、志望校選びって何から始めればいいですか?」
3年生になって1か月のこの時期、少しずつ進路を考え始めた皆さんからよく聞く言葉です。
1年前はほとんど考えていなかった自分の進路。
それを考え始めただけでも、大きな成長だと思いますが、
その成長をあと一押しするならば、
「フットワーク軽く、いろんな学校見てみるといいよ」
そんな声掛けになるかと思います。



秋口、志望校が決まらないという皆さんには2つのタイプがあります。
「それぞれの学校に魅力がありすぎてどの学校にしようか決まらない人」と、
「学校を知らなくてどの学校がいいのかわからない人」です。
前者は本人の決断待ちなのでいいのですが、後者はこれから情報収集をしていくことになり、
限られた時間の中で決断することになるため、
例年、あまり良い決断ができていないように思います。

「進路を決めるのはまだ先だし…」
そんなふうに思っていると、やはり後であわてることになってしまいます。
いまからフットワーク軽く動く、これが余裕をもって進路を決めていくために必要なことだろうと思います。



そんな進路決定に向けた初めの一歩に最適な合同進学相談会が、今週末4月29日に行われます。
埼玉県東部地区の私立高校6校による合同の学校絶命会&個別相談会である「東部私学の集い」です。
私はこの東部私学の集いは、今年度受験生になる皆さんにとって、最初に行くべき合同相談会として最適なのではないかなと思います。

6つの学校の説明を1日で聞けるので、効率が良いというのもありますが、
高校って学校によってこんなに違うんだ
自分のライバルになりそうな人は、これくらいいるんだ
高校に入るためには、これだけの学力が必要なんだ
など、いろんなことがわかるのではないかなと思います。



4月のこの段階ですから、今すぐに志望校を決める必要はありません。
むしろ、いろんな学校を見て、自分の高校生活を描いていく時期だと思います。
そんな時に6つの高校の話や相談が一度にできる機会は、
自分の高校生活を描いていくうえでも、よい機会になるのではないかなと思います。

何事もそうですが、腰が重いと大成できないように思います。
フットワークの軽さ、これが良い選択につながると思います。
そのためにも、まずは初めの一歩を歩みだすことが必要ですが、
この東部私学の集いは、それに最適なのではないかなと思います。



ゴールデンウイークの初日ではありますが、コロナ前の2019年には3,000人が来場した「東部私学の集い」
今年は皆さんの番です。
ぜひ出かけてみませんか?

※本稿で使用している写真は、すべて2019年度の東部私学の集いで撮影

「東部私学の集い」の紹介:動画版↓
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入試講演会「どこよりも早い高校入試の話」に行ってみよう!

2023年04月13日 21時39分20秒 | 受験・学校
 来る4月16日に、越谷市で入試講演会「どこよりも早い高校入試の話」が開催されます。
 これは、地域の皆様に高校入試を広く知ってもらい、
今後の進路選択にお役立ていただくことを目的に行われるもので、
中学生及びその保護者様であれば、どなたでもご参加いただけます。

 

この入試講演会では、開智未来高校の関根 均 元校長先生がご講演をしてくださいます。
入試講演会というと「勉強しましょう」「頑張りましょう」のようなお話が多いと思いますが、
関根先生のお話はそういった内容とは一線を画す、刺激にあふれた講演になるのではないかなと思います。
単純に「受験勉強を頑張りましょう」ではなく、
「学ぶことの本質」や「いま学ぶことが将来どのように生きてくるのか」
そういった視点からお話をしてくださるので、
学びの深い講演になるのではないかなと思います。


↑一昨年のアンケート 
関根先生のお話は、多くの皆さんの印象に残ったようです

当塾の卒業生でも、関根先生が校長だった時代の開智未来高校に進学して
東京大学に現役で合格した生徒さんがいるほか、
これは他塾さんの例ですが、
関根先生のお話を聞いて刺激を受け、埼玉県公立最難関校を目指し合格した生徒さんがいるなど、
関根先生のお話は、これから受験に向かって歩みだす皆さんに大きな影響を与えるのではないかなと思います。

実施日は近づいてきましたが、まだ座席に余裕があるとのことですので、
これからのお申し込みも大歓迎です。
受験や入試をこれから本格的に始めていこうと思っている皆さんは、
ぜひ参加してみることをお勧めいたします。

★2021年度の様子 https://youtu.be/7AozY5e0PAo
★関連動画 
       
*お申込みはこちら⇒ https://lin.ee/93c2bZ2 

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進学相談会の歩き方・その2

2022年10月05日 09時31分50秒 | 受験・学校
前回に引き続き、進学相談会の歩き方と題して、お届けをいたします。
前回の記事では、いろいろな学校を一度に知ることができる、
それが進学相談会の魅力というお話をさせていただきました。
それに続く今回は第2弾です。

合同進学相談会に来たなら、必ずやってほしいことがあります。
それは、
実際に個別相談をしてみること
です。





合同進学相談会は、個別相談を目的に行われており、個別相談を目的に来る人がほとんどですが、
時々パンフレットだけもらって帰ってきてしまう人がいます。
これはもったいないと思います。
もちろん、各校の待ち時間が長く、最終的に時間がなくてそうなったのであれば仕方がないのですが、
せっかく目の前にその学校の先生がいらっしゃるのですから、ぜひ話を聞いてみてはいかがでしょうか。

相談をしてみれば、
こんな先生がいる学校なんだ
ということも分かります。
それだけでも、大きな学校を選ぶためのポイントになるのではないかなと思います。

また、私がよく受ける質問として、
「相談会で何を聞けばいいんですか?」
というものがあります。
"相談"会と名がつくので、なんだか身構えてしまう人も多いように思いますが、
その点はあまり心配しなくてもいいと思います。





もちろん、質問したいこと、相談したいことがあれば、聞いてみるのもいいと思います。
でも、もしその学校の名前を知っているくらいとか、
学校の先生や塾の先生に勧められて来たという場合は、
「まだよくわからないけれど、とにかく来てみました」
そのように高校の先生方にお話をしてみてください。
それでも高校の先生方は歓迎してくださると思いますし、きっとその学校についていろいろと説明をしてくださると思います。

進学相談会は"縁をつなぐ場"だと私は思います。
いろんな学校の説明を聞いて、自分にあった、自分に"縁"のある学校を探す、そんな場だと思います。
言い換えれば、ある種の"お見合い"みたいなものですね。

皆さんが、「私はこういう理由でこの学校に行きたい!」と強く思える学校が見つかること、
進学相談会がそのきっかけになればと思います。

※ここに掲載の写真は、全てコロナ禍以前の写真です。
※写真の合同進学相談会は、入試ファースト春日部です。

進学相談会の歩き方 ・その1

2022年10月04日 11時53分15秒 | 受験・学校
秋の進学相談会の季節になりました。
各高校でも盛んに説明会や相談会が行われるこの時期。
各地の合同相談会に行くか、各学校の説明会に行くか、そのあたりも悩むという方も多いと思います。
ということで、私なりの進学相談会の歩き方について書いてみたいと思います。
ただしこれから書くことはあくまで一例ですので、その点はご了承ください。




合同進学相談会の一番のメリットは、
一度に何校もの説明を聞くことができる
という点だと思います。
(ただし、コロナ対策で時間制限がある場合もあるので、その点は注意です。)

各学校の説明会に行くと、当然ながらその学校についての情報しか手に入りません。
しかしら進学相談会では、一度に各校のブースをまわれば、いくつもの学校の説明が聞けますので、いろんな学校の説明を聞いてみたい、という人にはおすすめです。





ただし、人気校はかなり待ち時間が長かったり、相談時間に制限があったりもするので、時間に余裕を持っていくことが必要です。
また、説明は聞けても、実際の各高校の雰囲気などはやはり行ってみないとわからないのも事実です。
ここでお気に入りの学校を探して、後日その学校の説明会や相談会に予約して、実際に行ってみる、
そんなふうにすれば、進学相談会に参加したことを生かすことにもできると思います。





実際にその学校に行くと、どんな生徒さんがいるのか、部活の様子は?施設設備は?といったところも詳しく見られるので、
合同進学相談会で何校かをまわり、それを足がかりに、お気に入りの学校を探してみるのも良いと思います。

また、先に書いたことにも関連しますが、
一度にいくつもの学校をまわれるので、比較がしやすいというのもあります。
同じ「高校」と名のつくところでも、こんなに違いがあるのか!
ということに気がつくかと思います。

いろんな学校をまわって、自分にあった高校を探す、それがいちばん大切かなと思います。





長くなってしまいそうなので、ここで記事を改めさせていただきたいと思います。
続きは近日にアップさせていただきたいと思います。

その2につづく

※ここに掲載の写真は、全てコロナ禍以前の写真です。
※写真の合同進学相談会は、入試ファースト越谷です。