幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

桜ノ雨

2009年02月28日 00時24分52秒 | 日記・エッセイ・コラム

 3年生の皆さん、御卒塾おめでとうございます。

 一緒に頑張ってきた皆さんと離れるのが辛くて…言葉になりません

 今までのことを思い出して文章を書こうものなら、辛くて大泣きしそうなので今日はこの歌を紹介して終わります。

 ありがとう、幸彩学習塾 第7期生、いつまでもお元気で

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桜ノ雨  Music and Lyrics:森晴義

「桜ノ雨」をダウンロードして聞くときはここをクリック

それぞれの場所へ旅立っても友達だ 聞くまでもないじゃんImg_1326_edited
十人十色に輝いた日々が 胸張れと背中押す
土埃上げ競った校庭 窮屈で着くずした制服
机の上に書いた落書き どれもこれも僕らの証し

白紙の答辞には伝え切れない 思い出の数だけ涙が滲む
幼くて傷つけもした 僕らは少しくらい大人に成れたのかな
教室の窓から桜ノ雨 ふわりてのひら 心に寄せた
みんな集めて出来た花束を 空に放とう
忘れないで 今はまだ… 小さな花弁だとしても  

僕らはひとりじゃない

下駄箱で見つけた恋の実 廊下で零した不平不満Img_2423_edited_3
屋上で手繰り描いた未来図 どれもこれも僕らの証し
卒業証書には書いてないけど 人を信じ人を愛して学んだ
泣き 笑い 喜び 怒り
僕らみたいに青く 青く晴れ渡る空
教室の窓から桜ノ虹 ゆめのひとひら 胸奮わせた
出逢いの為の別れと信じて 手を振り返そう
忘れないで いつかまた…大きな花弁を咲かせ
僕らはここで逢おう

幾千の学舎のなかで 僕らが巡り逢えた奇蹟
幾つ歳をとっても変わらないで その優しい笑顔Img_2842_edited
教室の窓から桜ノ雨 ふわりてのひら 心に寄せた
みんな集めて出来た花束を空に放とう
忘れないで今はまだ…小さな花弁だとしても
僕らはひとりじゃない 

いつかまた…大きな花弁を咲かせ
僕らはここで逢おう

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理想と現実

2009年02月25日 23時58分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

Story111  先日、「ブラックジャックによろしく」というドラマを見ました。もともとはかなり前にやっていたドラマのようですが、たまたま深夜の再放送を見て夜がふけるのも忘れて見入ってしまいました。

 この物語は妻夫木聡が演じる研修医・斉藤英二郎が自分の理想を持ちながらも、現実という名の壁に阻まれ、挫折しそうになりながらも成長して行く姿を描いています。この物語の中では鹿賀丈史が演じる一見冷徹に見える指導医・安富良之が、実は誰よりも患者のことを考えていたりする場面もあり、主人公はそういった人たちの中でもまれ成長していきます。

  その中で指導医の安富先生が研修医の主人公に言ったセリフの1つがとても印象に残りました。それは、「理想を語りたければ技術を身につけろ」というものでした。

 私たちは時に何かがうまくいかないときに「自分の理想どおりになったら」と思うことが良くあります。でもどんなに理想を語っても「実力のない人がいう理想は実は虚しいものでしかない」そんなことをこの物語から学んだ気がします。

 確かに、理想は言っていても現実に行動しない人は私たちの心を捉えないような気がします。しかし、現実の壁にぶつかりながらも、挫折しそうになりながらも、自分に負けそうになりながらも、それでも理想を語る人を私たちは素敵だと思う、そんな気が確かにするような気がします。

 どんな素晴らしい理想であっても行動が伴わなければ何も変わることはありません。理想を述べるだけで理想の世界が実現できる、そんなことが無いことを私たちは知っているのだと思います。だからこそ、現実の壁にぶつかりながらも前に進んでいこうとする人に憧れ、また尊敬するのだと思います。

 このドラマの中で主人公は若さゆえにさまざまな理想を指導医にぶつけていきます。そんな若い研修医を相手に怒るわけでもなく、だからといって見放すわけでもなく、何気なく言った言葉が「理想を語りたければ技術を身につけろ」という言葉でした。

Story101_2  翻って、今の私にも理想があります。理想を追い求めてきて、そしてこれからも追い求めていくことと思います。そんな私に投げかけられたようなこの「理想を語りたければ技術を身につけろ」という言葉は、私にとってとっても印象に残る言葉となりました。

 私も「理想を語るだけの努力をしているだろうか」「理想を語るだけの行動をしているだろうか」と考えさせられました。そう考えると、私が自分の理想の実現のためにできることはまだまだあるような気がしてないません。人一倍理想を語るなら、人一倍の努力をしなければならない、そう強く改めて感じました。

 これから私は皆さんにも理想を語れる、もっと言うならば、理想を語る資格のある人間でありたい、そう心から深く思いました。

 


期末テスト対策を実施!

2009年02月22日 23時49分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3063_edited_3  昨日と今日、期末対策勉強会を実施しました。

 今回、3年生は受験との関係で期末テスト対策は対象外だったので、2年生が中心の勉強会になりました。

 長い人は朝から夜まで10時間近く頑張り、帰るときにはフラフラで、まるで漫画に出てくる酔っ払いのような歩き方になっている人もいました。(本人曰く、「勉強に酔った!」←?)

 3学期は定期テストが1回しかなく、しかも9教科とあって、受けるほうにとっては非常にプレッシャーの多いテストだと思います。早くも「史上最悪!」と音を上げそうな生徒さんもいましたが、あと4日、最後まであきらめずに勉強をやり通してほしいと思います。

Img_3062_edited  ところで、今回から期末テスト対策に「模擬試験」と共に「過去問集」が登場しました。入試などでも同じですが、実際に過去に出題された問題を事前に解くことは、重要なテスト対策になります。過去問を解くことで、今の自分の弱点や、テストまでにあとどれくらい学習したらよいのか、出題の傾向(どんな問題が出やすいか)などを知ることができると思います。

 この過去問集は、今年から設置された教務担当者が作成に当たり、今回初めて完成したものです。今回は英語と数学の2教科だけですが、ゆくゆくは5教科の過去問を何年分まとめて冊子形式にし、皆さんにお配りしたいと意気込んでいますので、皆さんの学習の充実とテスト対策への参考にしていただければと思います。

Img_3065_edited  ちなみにこの過去問集のアイディアは、私も尊敬する広尾学園高校の学園長・大橋清貴先生が考えられ、広尾学園高校で実践している「定期テスト問題集・解答解説集」を参考にしたものです。ちなみに広尾学園には、塾の習熟と同じようなシステムもあり(P.L.Tシステムといいます)、効果をあげているそうです。

 私立高校見学にいったり、高校の先生方が書かれた本を読んでいると、新しい発見がたくさんあります。当塾も今回の過去問集のように、いろいろな高校が実践している学習方法などを参考にしながら、教務担当者を中心に、皆さんの学力向上に向けた取り組みを強化していきたいと思います。

 最後に感動したこと、、、

 3年生は今回の期末テストは対象外と記しましたが、それでも何人かの3年生は最後のテストまでしっかりと頑張りたいとのことで、1・2年生に混ざって期末対策の勉強に励んでいました。もうすでに高校が決まり、遊んでしまってもいいはずなのに、それでも最後の最後まで手を抜かず、10時間近く学習していく3年生の頑張りぶりに、心から感動し、本当に素敵だなと思いました。

 

 


新人紹介!

2009年02月21日 00時10分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

 このたび、2/18付けで新たなスタッフが加わりましたのでご紹介させていただきます。

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 2/18よりお世話になることになりました中村麻衣(写真左)です。※写真右は事務担当の岡田麻里です。

 2月、3月はチューター及び教務補助としての仕事をやり、4月からは講師として主に数学を担当する予定です。

 出身中学校は栗橋西中で高校は春日部東高校に進学し、今年卒業します。中学・高校とテニス部で毎日部活を楽しんできました。

 私は将来、教職に就きたいという夢があります。その夢の実現のためにも、この塾で生徒の皆さんと一緒に学び、日々成長していきたいと思っています。

 授業では数学を担当するので、数学の問題を解くことの楽しさを一人でも多くの生徒さんに教えられるよう頑張りたいです。

 まだまだわからないこともたくさんあり、皆さんに迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

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 みなさん、どうぞよろしくお願い致します\(^o^)/

 


テストに向けて準備中

2009年02月18日 23時54分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

389  期末テストまであと10日となった今日、午前中から午後にかけて教務担当のチューターが模擬テストを作成していました。

 今年度から新設された教務という役職の最初の見せ場?が今回の模擬試験の作成です。今までは根岸が担当していましたので、教務の担当者が作成するのは今回が初めて、、、ゆえに時間がかかってしまったようですが、「生徒の皆さんに役立つような模擬試験を作りたい」という気持ちは今までの担当者にも負けない、ひょっとするとそれ以上だったように思います。

 はじめのうちは、仕事でも勉強でもなかなか要領がつかめずに、壁にぶつかったり躓いたりすることもたくさんあるように思います。今回も、なかなか思うようにいかず、悩みながら、躓きながら作成していたように思います。でも、模擬試験に使う問題の選ぶ時に、教務の担当者2人(上田・中村)でよく出る問題かどうかを吟味しながら作っている様子からは、「作るからには完成度の高いものを作ろう」、「皆さんの役に立つものを作ろう」という意気込みが感じられたように思います。

 今回の模擬試験は、教務担当者のデビュー作品?といえます。最後に根岸のチェックを受けて完成した模擬試験は、悩みながらも、気持ちをこめて作ったものになっています。

 印刷が完了しだい金曜日ごろから配布しますので、ぜひ有効に活用してください。


プリント1000枚!

2009年02月17日 23時51分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

 Image213_2 期末テストまであと1週間あまりとなり、テスト対策も本格化してきました。今日もリクエストされた分の対策プリントの打ち出しを行いましたが、合計1000枚以上となり、みなさんの勉強が本格化している様子が伺えます。また、自習に来る人も増えてきて、熱心に取り組んでいる様子も見られました。

 今回の期末テストは、2年生にとってはかなり重要な意味を持つテストになりそうです。新しい入試制度の下では、合格のためには内申点がかなり重要な鍵になってきます。テストの成績だけで内申点が決まるわけではありませんが、期末テストがかなり重要な意味を持つことは皆さんもご存知の通りです。

 新しい入試制度が発表されて最初の定期テストである今回のテストを通して、自分の勉強法などを確立して欲しいと思います。ここから徐々に加速していき、受験に向けた飛躍への第一歩としてもらいたいと思います。

 たとえ入試制度が変わっても、正々堂々と合格できる学力をつけるための第一歩にしてもらえたら、そんな気持ちでいっぱいです。


初心に帰る…

2009年02月07日 14時14分32秒 | 日記・エッセイ・コラム

 2月からこれまでチューターを務めていた上田聡子が、講師になるための研修を始めました。

 今までチューターとして生徒の皆さんに分からないところの解説などをやっていたことと思いますが、やはり授業となるとまた違うようで、今週から始まった実際の授業での実地研修では、「まだまだ課題がたくさんある」と本人は反省しきりでした。

 実地研修には私も立ち会ったのですが、確かに見ていると「まだまだぎこちないなぁ」というところもありました。生徒さんには迷惑をかけないよう、私も何回かフォローに入る場面もありました。でも、生徒さんの勉強も同じだと思いますが、最初からうまくできる人はいないわけで、一緒に授業を担当しながら、「たくさんの経験をして、成長していって欲しいなぁ」と心から強く思いました。

 そんな研修をしている姿を見ながら思い出したことがあります。それは今から18年前、私が始めて授業を担当したときのことです。最初に担当したのは中3に理科と小4の算数でした。自分なりに一生懸命やっているのですが、緊張のあまり何を言っているのか自分でも分からなくなり、当時の生徒さんには本当に迷惑をかけたことと思います。いまでもそのときのことを覚えていますが、その緊張たるやすさまじかったことを覚えています。夏でもないのに汗をかき、終わったときの疲れは全力疾走でマラソンをしたような、そんな感じでした。

 それから早18年、今では教えることに多少の自信はもてるようになりました。ベテランの諸先輩方に比べればまだまだですが、自分なりに少しずつ工夫したりもできるようになってきたように思います。そんな私が実地研修で頑張っている上田の姿を見て感じたことがあります。それは、やはり「頑張る姿は素晴らしい」ということです。

 確かに教える技術はまだまだかもしれません。でも、生徒さんに理解してもらおうと頑張る姿は、とても素晴らしかったと思います。だからといって、生徒の皆さんにご迷惑をかけるわけにいいかないので、研修期間中は先輩の講師などがフォローに入り、説明が分かりにくかった点や足りない場合はきちんと補足説明をしていきますが、その補足説明を聞いているときの姿は、「早く講師として一人前になりたい」そんな姿にも見えました。

 車の運転もそうですが、はじめは緊張していても慣れてくると運転が雑になったりして、それが元で違反や事故につながってしまうことがあると思います。教えることも同じで、何年かたつと、教えることになれてしまい、授業の内容を工夫しなくなったり、毎年の同じことを繰り返したりするだけになってしまう、そんな話を聞いたことがあります。自分ではそんなことがないよう私も気をつけているつもりですが、今回の上田の研修に立ち会って、改めて「初心に帰ることの大切さ」も学んだ気がします。

 当塾も今年の3月1日で7周年を迎えます。この7年間、たくさんの方に出会い、たくさんの方から多くのことを学んできました。塾もそして私個人も、初心を忘れることなく皆様のお役に立つ塾作りを目指していきたい、上田から今回そのことを学び、改めて強く心にそう誓いました。

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<当塾の講師研修について>

 研修期間は約1ヶ月。その間に、授業の展開の仕方や分からないところの解説の仕方の工夫、宿題の出し方などを座学で学ぶほか、実際の授業を先輩講師と共に担当しながら、実際の授業の方法や展開のしかたなどについて学んでゆきます。

 また、私が新人だったときの経験から、当塾では実際に独り立ちするまでの実地研修では先輩講師を付け、1ヶ月という期間をかけて実地研修をするようにしました。最初のあの緊張感を誰にも頼れずにやったら…と思うと、研修中の講師も教わる生徒さんも大変だと思い、今の形にすることにしました。

 この1ヶ月間、上田が新人講師として研修をさせていただきます。皆様の授業を担当することもあるかと思いますが、その際は、どうぞよろしくお願いいたします。 


片思い

2009年02月02日 02時44分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
明後日に公立前期入試を控えた昨日、何人かの生徒さんと入試に向けた面接の練習を行いました。 自分なりの言葉できちんと話せている人、緊張してしまい頭が真っ白になってしまった人、いろんな人がいましたが、共通していたことは『この高校に入りたい!』という『想いの強さ』だったと思います。

高校入試の面接は、例えるなら片思いの相手に自分の思いをぶつける、そんな状況に似ているかも知れません。いま皆さんは『高校』に片思いをしていて、これから自分の思いを伝えに行く、そんな感じだともいえます。

そんな時に大切なのは、『言葉のうまさ』ではなく、『入りたい』という想いの強さを伝えられるかどうかだと思います。 もちろん、言葉がうまいにこしたことはありませんが、単純に暗記してスラスラと上手く話すよりも、ちょっと下手でも、ちょっとつっかえても『入りたい』という想いが伝わる話し方の方がいいのではないかと思います。きっと片思いの告白も用意されたありきたりの言葉より、想いの強さが伝わってくる言葉のほうが下手でも嬉しいのではないかと思います。

大切なことは、自分の言葉で相手に想いをぶつけてくることだと思います。自分が言いたいことをきちんと整理しておくことはとても大切だと思います。だからといって、その過程の中で本当に自分が伝えたい想いまでを削り落とさないようにして欲しい、面接の練習をしながらそんな印象をうけました。

そして、今回の面接だけは自己PRをしっかりしてきて欲しいと思います。自分がこの高校に入ることで何をしたいのか、自分はなぜこの高校じゃなきゃダメなのか…そのあたりはきっと大切なPRポイントになると思います。

普段は控え目な人のほうが好かれるのかも知れませんが、この時だけは自分をPRすることを大切にし、自分が今までやってきたことと、これからやりたいことをしっかりと伝えて来てほしいと思います。

好きな相手に告白するときに『なぜ自分じゃなきゃいけないのか』をPRするような、そんな感じで、なぜ自分なのかをしっかりと伝えて来てほしいと思います。

もっともここ15年以上告白したりされたりという、そんな経験がない私がこんなことを語る資格は全くないとも思われますが…(-.-;)