オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

富士山の上半分が吹っ飛んだなら

2018-12-05 10:11:40 | オストメイト

 

 アメリカでは長短金利の逆転が起きそうになってる。

 2年物と10年物の差がなくなってきてるのは、普通に考えれば景気後退の合図ということだ。 

 いまやロボット・トレーディングが主流、長短金利逆転というフレーズがニュースに出るようになるとそれに反応して、ロボットは売りに動く、なんのこっちゃ? 人間は何処に? おかしな時代だ。

 わかりゃ~せんがね、詐欺師と詐欺師が騙し合いを始めてる世界では、ナニが起きても想定内だろう。

 

 ・・・コテコテ不動産のコテコテですが、佐藤君います?

 ・・・はい、出掛けておりますので折り返しお電話させていただきます!

 で、かかって来た電話が

 ・・・コテコテ社長! ごぶさたしてます! クタクタ不動産の加藤ですが!

 ・・・え?! クタクタの加藤君? 佐藤君に電話したんだけどさ・・・

 右奥下の部分入れ歯の具合が緩くなってるせいで、発音がよくなかったのか?

 そんな話をしてると大笑いされたが・・・別に真面目な出来事なんだがね?

 あんたらもさ、じきに入れ歯になれば解るさ。

 大福喰えば歯が浮いてくるし・・・

 毎晩毎晩、ポリデントでごしごし大変なんだぜ。

 

 美容院を開きたいという飛び込み客が来ておって、ここら辺の銀座は人の流れはどうなんでしょう? というから、ほれ、若い人に人気のティップスの本社が近所にあるから、けっこうお洒落な人たちも多くなったよ。

 ・・・ティップス? 

 ・・・そうそう、知ってるでしょ

 ・・・はい!? なんとなく・・・

 ・・・行列の出来る予約のとれない飲食店も多いから、良いとこになったよ、20年前はな~んもなかった

 それにしても、お洒落な子だったのにティップスを知らないんだね~と、あとで周囲に話して居ったら

 ・・・それシップスでしょ?? 馬鹿じゃない?

 そうそう、俺が間違えておったわい。

 

 ・・・近所にマルエツのペチがあるから便利だよ!!

 銀座の小料理屋の女将を連れてマンションを見て歩いてる時、大爆笑されたが、プチなんだってさ。

 なんだかね~、メンドクサイ世の中になってるよ。

 

 わが国の縄文人の住居跡は、奥秩父から山塊を越えた川上村などにはたくさん点在しているが、登山の行き帰りに興味が湧いてきて立ち寄ったりもしてる。

 標高で1000mくらいの、いまでは人気の無い場所だ。

 地球が暑くなると、人類は標高の高い場所へと居を移し始める。

 現代の地球温暖化騒動なんて、みな平地に住まったまんま、馬鹿の見本市みたいなもんだが、本当に地球が温暖化してるのなら、すでに標高1000mくらいの場所に新しい街がたくさん出来てなければ可笑しいわけだ。

 インカだのマチュピチュだのは、赤道に近いとは言え、標高の高い場所に人類は住まっておったな。

 西暦で500年を過ぎた頃、インドネシアとアイスランドで続けざまに火山が大噴火したことがあり、それによって凄まじい量の火山灰が成層圏まで舞い上がり、地表に太陽の明かりが届かない日が続き、地球は冷え込んでしまったことがあるが、かのマヤ文明はその影響で終わりを告げた。

 わが国にはあちこちにそんな危険な場所がある。

 火山と地震で言えば、全部、と言っても良い位だ。

 八ヶ岳や浅間山や赤城山、これらは富士山よりもデカかったものが、大噴火によって上部が吹っ飛んでしまい、でかい裾野だけがいまだに残り、その火口周辺に残った山々の総称でそう呼んでいる。

 遠くの山の頂から富士山を眺める時、その上半分が吹っ飛んでしまったら、いったいその流れ出て吹っ飛んでゆく溶岩や火山灰はどこまで届くのだろうかと思うと、ゾッとするもんだ。

 偏西風に乗って地球の裏側までその火山灰は届くことだろう。

 箱根山の大噴火は横浜市街地の土壌を作ってるくらいだから、東京なんて灰に埋もれてしまうんだろうよ。

 現に東京の地層には、浅間山や赤城山の火山灰が土壌として入ってるくらいだから、凄いことになんだろう。 

 わが国の縄文人の遺跡は、西日本地方では出て来ない。

 紀元前5000年くらいに起きた九州地方南部での大噴火で、すべて滅んでしまってるからだ。

 人も住居も文明ごと、きれいに無くなってしまってる。

 人間なんてちっぽけな虫ケラだと俺がよく言ってる理由は、そんなとこにもある。

 常にそのようなせつない覚悟を持って銀座の街で周旋屋をやってるのも、俺くらいだろうか・・・。

 怖い顔して銀座の隣地境界ごときで揉めてる場合じゃ~ね~んだよ。

 

 60を過ぎた同世代の者らは退職し、第二の人生だとか抜かして居るが、自営の俺様は現役のまんま、メンドクサイ幼稚な社会を這いずりまわって暮らしてる。

 いつでも山や海に行けるラフな格好で仕事をやってるのは、オストメイトだからなだけでも、ない。

 なんでだろうね~。



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