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こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と動物-トカゲ(クモを補食)-

2025-08-09 22:48:17 | 動物

今回は、トカゲの話し。そして、トカゲがクモ(蜘蛛)を補食をした時の様子を紹介する。家の庭にはトカゲがいる。垣根や鉢植えの付近をうろちょろしており、剪定や除草のときに、サーっと逃げていく。今回「トカゲがクモを捕食」の瞬間を目撃したのでその紹介だ。トカゲは主に昼間活動し「ミミズ、クモ、(コオロギのような)昆虫」を主食とするが、果実を食べることもあるという。因みに、天敵は、ネコ、イタチ、アナグマ、ヘビなどの肉食動物という。

<2024年6月1日>自宅駐車場

【トカゲがクモを補食】※動画ではないが、ま、ご容赦を。

図の番号に従って説明

①カーポートの上にクモが巣を張っていたので、それを竹で取り除くことに! トカゲがクモを狙っていたが、これ、後から気づいた。因みに、クモは、“クモの巣を張らない”コアシダカグモと思われるので、なぜ、ここにいたのかは不明! (他の蜘蛛が張った)巣にかかった獲物を横取りしようとしていたのかもしれない。

②巣を取り除くと、(縁にいた)クモが(クモの糸にぶら下がるように)地面に「スーッ」と降りてきた。すると、トカゲは、追いかけるように「ボタッ」と落ちてきた。クモは、カーポートの支柱の裏側へそそくさと隠れる

 ※コアシダカグモは、巣は張らないが、糸は出すという。

③逃げるクモを、トカゲは勢いよく追いかけていく。クモが支柱の裏側へ回る頃には追いついて「パクッ」と捕食。これ、一瞬の出来事。

④トカゲは(クモを)咥えたまま動かない。ジーッと咥えたままで死ぬまで待つようだ。 普段は、人が近づく気配でサーッと逃げるトカゲだが…。この時は、当方(人間)が近づいても、噛んだままで動かない。

⑤さらに近づいて撮すと、クモの「首すじ」をしっかり噛んでいる。すごい!

◇ 噛んでいるのが首筋なので、「アシダカグモ」と「コアシダカグモクモ」の区別ができる首筋とお腹が見えないので、種類が分からない。

因みに、このトカゲは、「ニホンカナヘビ」だと思う。名前の由来は、「愛蛇(かなへび)」、「金蛇(かなへび)」、「可愛い蛇」など、諸説ある、という。ちょっとトカゲを勉強しておこう。

【日本のトカゲ】Wikipedia、福岡生きものステーション、他

 トカゲは、トカゲ亜目の“総称”。日本には「ニホントカゲ」と「ニホンカナヘビ」の2種類がいる。因みに「ヤモリ」は「ヤモリ属」で“属”が異なる。違いを含めてネットから引用する。

【トカゲとヤモリ】

◇トカゲ:「指に爪」「体に模様がない」「地面を動く」「小さい時は尻尾が鮮やかな青色」

◇ヤモリ:「指に爪がなく膨らみ」「体に模様がない」「壁を登る」「小さい時も親と同じ色」

【由来】

◇「蜥蜴」の語源は、「戸陰(とかげ)」で、戸の陰にいる意味。 隠れる際に速く走る様子から「敏駆(とかけ)」や「疾隠(とかくれ)」が語源であるの説もある。

◇「家守」の語源は、家守が民家の壁などで見かけられ、昆虫など人に好ましくない生き物を食べてくれることからと言われている。

◇「カナヘビ」の語源は不明だが「可愛らしい蛇」の意で「愛蛇(かなへび)」に由来の説がある。

【ヤモリとイモリ】

◇ イモリは「両生類でカエルの仲間」、主に水中や水辺で生活しています。なので田んぼなどの水辺にいたらイモリ。

 ◇ ヤモリは「爬虫類でトカゲの仲間」、陸上で生活しています。 なので、民家の壁などで見かけたらヤモリです。

【由来】

◇ イモリは「井守」と書き、語源は、井戸や田んぼの中で見かけられ、昆虫など人に好ましくない生き物を食べてくれることからと言われている。

【庭のトカゲ】

庭には、トカゲが結構いる。オオバの葉にいたのは、小さくてかわいいので紹介しよう。

◇何処にいるかわかるかな? 探してみて! ズームインしていく。

◇分かったかな? 一枚にまとめて示す。

◇小さいので子どもだと思う。また、尻尾が青色ではないので「ニホンカナヘビ」だと思う。

お終い 

 

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小次郎と動物-ツバメ(燕)の巣-

2025-08-04 14:21:37 | 動物

今回は、トリ(鳥)のツバメ(燕)だ。ツバメの巣は、泥と枯草を唾液で固めて造る。ほとんど人工物に造巣し、民家の軒先など人が住む場所で繁殖する傾向が顕著。これは、天敵であるカラスなどが近寄りにくいからだと考えられている。巣は通常は新しく作るが、古い巣を修復して使用することもあるという。

パパは『昔、鉄道の駅舎には、ツバメの巣が沢山あった。また、昔の農家にあった土間(屋内だが土足で使える場所)の天井に巣を作ることもあったと懐かしんでいる

また「ツバメが巣をかける家は縁起が良い/吉事がある病人が出ない」など、言い伝えが沢山ある。後で調べてみよう。

<2015年6月9日>南風台

◇ヒナは、4羽はいそうだ。全体像から見ていこう。

◇ここは、南風台交差点。角地にある「洋食屋アニバーサリー永遠(トワ)」の入口に巣があるのだ。

◇入口の支柱の上の方にあるよ。

◇可愛いねえ。小次郎は近くには寄れないけど、コラボを示そう。

◇親は、我々を警戒して、巣の近くまで来るけど、巣には止まらない。※親の画像はぼやけている

少し離れるとやってきた

ちょっとピンボケしてしまった。ここでツバメの勉強をしておこう

 【ツバメ】Wikipedia、他 ※画像はネットより。

ツバメ(燕)はスズメ目ツバメ科に属する鳥類。全長は約17 cm。背は光沢のある藍黒色で、喉と額が赤い。腹は白く、胸に黒い横帯がある。尾は長く切れ込みの深い二股形で、この尾の形をツバメにちなんで燕尾形(えんびなり)という。

翼が大きく、飛行に適した細長い体型である。脚は短く歩行には不向きで、巣材の泥を求めるとき以外は地面に降りることはめったにない。

うーむ、考えてみたらじっくり見たことがない。シッポが二つに別れ、流線型で高速に飛ぶと言うイメージだ。パパは、国鉄のシンボルマークの記憶が強い。写真を見ると分かるが、実物は背中が、カササギのように光沢のある青が混じっているのだよ! なんて、言っている。ふーん!(ボク=小次郎)

【国鉄スワローズ】

プロ野球の「ヤクルトスワローズ」は、前身は「国鉄スワローズ」で、国鉄が運行していた特急列車の「つばめ」に由来している。“スワローズ”は、英語の「swallows」をカタカナ表記した言葉で、日本語では「ツバメ」を意味しており、現在のヤクルトスワローズのもチーフにも継承されている。

◇ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターの「つば九郎」。うむ、ツバメだ!

北半球の広い範囲で繁殖し、日本で繁殖するツバメの主な越冬地は、台湾、フィリピン、ボルネオ島、など。一部、越冬する個体があり、「越冬ツバメ」と呼ばれる。特に中日本から西日本各地で越冬し、民家内や軒下などで就塒(しゅうじ)する。「塒」=ねぐら。

巣は、泥と枯草を唾液で固めて造る。ほとんど人工物に造巣し、民家の軒先など人が住む場所で繁殖する傾向が顕著。これは、天敵であるカラスなどが近寄りにくいからだと考えられている。巣は通常は新しく作るが、古い巣を修復して使用することもある。

◇ヒナの口はとても大きい。親鳥が来た時しか開けないので、ネットから画像を引用する。ヒナが多いと親は大変だな!

【ツバメは飼えない!】

 ツバメは、野鳥なので飼育は鳥獣保護法によって捕獲と飼育は禁じられている。巣から落ちているヒナについては、(保護のため)許可を得て飼育することは可能であるが、とても難しいので、最寄りの動物病院に連れていけば無料で診察、保護してくれ、病院から関連施設(鳥獣保護センター等)に送られる。

【ツバメは益鳥】

 ツバメは、農作物の生育上一番大切な時期に渡ってきて、大量に発生するガ、ウンカ、ユスリカ、シロアリなど人間や作物に害を与える昆虫を1日に数百匹捕って食べています。人間の近くに巣を作り、その回りの農耕地の害虫を飛びながら捕ってくれるツバメは、益鳥の代表として大切にされてきました。

 【ツバメの言い伝え】

 以下のような言い伝えがある。うむ、聞いた記憶がある。

◇ ツバメが巣をかける家は縁起が良い/吉事がある/病人がでない。

◇ ツバメが三度巣をかけると千万長者になる/ツバメの巣が多いほど、繁昌する。

◇ ツバメは衰える家には巣をつくらない/ツバメは火事を出す家には巣づくりしない。

◇ ツバメが家の軒に巣をかけると豊作。

◇ ツバメが低く飛ぶと雨。/高く飛ぶと晴。

 【中国料理のツバメの巣】

中華料理に使われるツバメの巣は、海岸近くの断崖に作られるアナツバメ(穴燕)の巣を乾燥させたもの。アナツバメはアマツバメ(雨燕)目アマツバメ科で、日本のツバメである、スズメ目ツバメ科とは大きく系統が異なる。

また、日本で人家の軒先などに一般的に見られるツバメの巣は、唾液だけでなく泥や枯れ草によって作られるので、食用には適さない。

改めて、別な巣を見てみよう

<2015年5月24日>兵庫県・三木市

◇パパのお兄さんは兵庫県三木市に住んでいる一級建築士だ。近くで、設計をしたお店にツバメの巣があるとのこと、写真を撮りにいった。ちなみに、小次郎は糸島で留守番。

◇紫苑仏壇店。どこにある? 入口の天井にあるよ。近寄って見よう。

◇お、あった。下の板は、フンが地面や来客に落ちない様にお兄さんが設置した由。

◇3羽はいるね。口は閉じているけど、かなり大きい。親になると小さくなるのだろう。

<2019年6月9日> 道の駅 厳木(きゅうらぎ) 佐賀県・唐津市

「環境芸術の森」に行楽に行ったときに立ち寄った道の駅厳木(きゅうらぎ)のトイレにあったよ。因みに、小次郎も「環境芸術の森」は、別な日に訪問している。

◇ 良くこんな所に作ったね!

<2020年5月28日> 環境芸術の森 佐賀県・唐津市・厳木町

小次郎とともに「環境芸術の森」へ行った時の様子を紹介する。「環境芸術の森」のオーナが飼っているワンちゃんがいて、仲良しになったんだ。聞いてみたら「他のお客に留意してくれれば、ワンちゃん(小次郎)もOK!」との許可を得て、ボク(小次郎)も楽しんだよ。因み、紅葉が有名だが、若葉の時期もいいモンだよ。

◇ 若葉の香りがいいねえ。

◇後は、ママのお友達で、ボクの知り合いでもあるよ。

◇緑の中を散策。

◇水が冷たくと美味しい。横の方も、ボクの知り合いだ。

◇途中に橋があり、ボクが先導している。後は、ママとママとお友達の夫婦。

◇入口近くの池。横の建物で、食事も出来るけど、ボクはダメ。

◇「もみじの大木」は有名で説明書きもあるけど、ボク、分かんない。

 

◇「環境芸術の森」はモミジやカエデ、イチョウなど1万本以上あるんだって。楽しかったよ。

「環境芸術の森」は、モミジの頃も含め、複数回訪問している。ネットでは「唐津 紅葉の名所・観光」として紹介されている。

お終い

 

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小次郎と動物-スズメ(雀)の巣-

2025-07-27 17:18:42 | 動物

今回は、トリ(鳥)のスズメ(雀)だ。JR美咲が丘駅のコンクリートの外壁の排水パイプに巣を作っている。駅前の一等地だが、電車に乗るわけではないので、駅への近さは関係ない。パパは、昔は「雀の巣は、瓦の下や雨樋と屋根の隙間などの屋根の軒の隙間につくる」事が多く、小学生頃は、軒の隙間から落ちたヒナ(“どびんこ”と呼んでいた)を見つけて、成鳥まで飼った記憶があるという。現在は落ちているヒナでも飼うことは、動物愛護法で禁止されているけどね

<2015年6月14日>JR美咲が丘駅前(荻浦)

◇美咲が丘の団地と駅(線路)との間には、コンクリートの外壁がある。その外壁の「排水パイプ」にスズメが巣をつくっているのだ。因みに、唐津方面を向いている構図。

◇逆方向。前原方向の構図。この道路もワンちゃんの散歩コースの一つで、手前のお家にはお友達もいた。ここから、道路を通りすぎていくこともあれば、荻浦入口から階段を上がって美咲が丘駅前ロータリーへでて行くこともある。

駅の構造を見ておこう※ネットからの引用。

◇美咲が丘からの駅への入口。この先からホームまで階段が68段もある。エレベータが欲しい!とは住民の悲願。

◇荻浦の住民は、ここから階段を上って、中間にある改札口を通って、今度は階段を下ってホームに出るので、やはりしんどい。

◇筑肥線の筑前前原から唐津は単線だ。また、すぐ横を国道202号線が併走している。

話しがずれた、スズメの巣の話しだ。コンクリートの外壁を眺めてみる。

◇わかるなか?

◇そう、「排水パイプ」が沢山、格子状に配置されている。これが、スズメの巣になっているのだ!

◇外壁にしがみついているのと、上の段差から眺めているのもいる。ひょっとしてお家を探しているのかな?

【疑問点】

このコンクリート壁は非常に大きく、縦横に無数のパイプがあるので「巨大団地」。入居待ちはない!と思われるが、ちと、疑問も。

◇ 疑問1:空いているかどうかは? 管理人(管理スズメ)はいないよね。

◇ 疑問2:帰ってきた時、自分のお家は間違わないのだろうか? 「101号」などの部屋番号があるわけではないのに………。なんか目印でもあるのかな?

◇ 疑問3:排水パイプなので、大雨では、水が流れてきて部屋が押し流される危険があるので、おちおち寝てられないのでは? ないかとも思う。

 うーむ、考え込むと、夜が寝られない。ん? なんか昔の漫才であったな。そうだ、『地下鉄の電車はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの!』のフレーズだ。これ、夫婦漫才コンビの春日三球・照代(かすがさんきゅう・てるよ)の地下鉄漫才だ。1970年代後半に一世を風靡し、立川談志をして「漫才でトリがとれる」と言わしめた。

【スズメ(雀)】Wikipedia、他

◇スズメ目・スズメ科スズメ属。全長14~15㎝の小さな鳥。

◇人里近くに生息し、「チュンチュン」と鳴く姿がよく知られる。雑食性で、種子や昆虫などを食べる。

 ※さくらの蜜も吸うが、萼ごと落とす姿もみられる。

雀と桜はこちら リンク先 → 小次郎と桜 -サクラ、花ごとボトボト 蜜を吸うスズメの仕業です -

頭部が赤茶色、背中が茶色、お腹が白いのが特徴。頬に黒い斑点がある

◇分布:日本を含むユーラシア大陸の温帯から亜寒帯に広く分布。人家や集落の近くに生息する。留鳥で、一年を通して同じ場所にいる。

◇巣:人の身長よりも高い位置に作ることが多い。無理と思われるような隙間でも擦り抜けられるので、スズメの巣そのものは普段目に付かない。日本では、多くは瓦の下や雨樋と屋根の隙間などの屋根の軒の隙間につくる。さらに、換気扇カバーの中や煙突、プレハブの鉄骨の隙間やパイプの穴などにも作る。パイプは直径 3㎝、隙間は2.5 cm × 4 cm 程度あれば十分らしい。

◇スズメの減少:近年、スズメの生息数が減少していることが問題となっており、原因として「巣を作れる場所の減少」「餌場の減少」「環境の変化」などが指摘されている。

※ 巣の場所としては、コンクリートの排水パイプには、まだ、空きがあるかもよ!

【壁の絵画】

この外壁には絵画が描かれている。とてもみごとなので紹介しよう。

◇SL (Steam Locomotive) =蒸気機関車の絵。見事だね。パパは、昔、乗ったことがあるという。D51(貨物列車用)、C62(旅客列車用)などがあったよ!、と懐かしんでいるが、ボク(小次郎)は分かんない。

◇駅名も、右からで、駅も旧字体の「驛」となっているものいいね。

◇アゲハチョウ? 美咲が丘との関連は不明。

◇コスモス(宇宙の意味もある)花と宇宙を描いている。

◇このコスモスのマークは、美咲が丘のシンボルでもある。

◇少女がコスモスの花束を持っている。

【美咲が丘のシンボル】

◇前原市は、2010年に、志摩町と二丈町と合併し、糸島市となっている。

◇美咲が丘団地の入口には、シンボルマークが表示。

◇歩道にもシンボルマークが埋め込まれている。また、JR美咲が丘駅前から健康福祉センターあごらまでの途中に「600m」等の「距離盤」が埋め込まれ、ウオーキングロードとして健康増進に寄与している。

お終い

 

 

 

 

 

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小次郎とハブランサス-2025年-

2025-07-21 21:48:48 | 夏の草花

今回は、猛暑のなかでのハブランサスを取り上げる。2025年は、北部九州の梅雨明けは6月27日で、統計史上最も早く、初めて6月中の梅雨明けとなり、その後は真夏日が続き、熱中症警戒アラートが連続で続いている。で、梅雨明け前のハブランサスの開花が今年は最後と思いきや、7月11日の3時間の集中大雨(30㎜/h)の後に、再び咲いた! すごい!

<2025年7月13日>自宅

◇30㎜/hの大雨は、数時間程度だったんだけど………。その数日後に、ハブランサスが一斉に開花した。

◇右側の丸い垣根は、ナンジャモンジャの木と沈丁花のエリアで、(意識的に)ハブランサスを植えたわけではない。

◇小次郎は花には興味がなさそう。因みに、彼の横は(終わった)黄金オニユリと、赤いのは終わりかけのヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)だ。

◇ハブランサスのピンクの黄色の花もきれいだなあ。

◇こちらは、(終わりかけの)紫陽花の間から花茎を伸ばして開花したハブランサス。もうちょっと前だったら、みごとなコラボになったかもね。こちらも、種が飛んで来て、勝手に育った。ハブランサス。

改めて、ハブランサスの勉強をしておく。

【ハブランサス】

◇ヒガンバナ科・ハブランサス属の多年草。球根植物。別名はレインリリー(雨百合)。常緑性だが寒いと葉が枯れて休眠する。

◇原産地:中南米。日本へは大正初期に渡来。

◇開花時期は6~9月。

◇和名は学名(Habranthus)の音読で“ハブランサス”。ギリシア語のハブロス(優雅な)とアンサス(花)が由来で「優雅な花」という意味。

 ※漢名は「風雨蘭(ふうらん)」「雨百合(あめゆり)」。

 お終い

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小次郎とハブランサスー種まきから開花まで-

2025-07-18 10:18:30 | 夏の草花

ハブランサスを種子から育てて花が咲くまでを紹介する。2年で花が咲いたよ。

まずは、今年(3年目)の状況だ。

<2021年6月20日(3年目)>

◇ 梅雨の中休みで、雨が止むと、一斉にハブランサスが咲いた。この時点で6輪ほど咲いている。

◇ いいねえ。プレートには「2018年8月」と書いてある。そう、3年まえに種を植えたのだ。

※ 種を採取したオリジナルは、みず咲公園近くにあったもの。

みず咲公園のはこちら Link先 → 小次郎とハブランサス(レインLily)

◇ うーむ、キレイな花だね。

◇ こちらに植えたのも、花が咲いたよ! ハブランサスを改めて勉強しておこう。

【ハブランサス】
◇ ヒガンバナ科・ハブランサス属の多年草。球根植物。別名 レインリリ。常緑性だが寒いと葉が枯れて休眠する。

◇ 原産地:中南米。日本へは大正初期に渡来。
◇ 開花時期は6~9月。
◇ 名前の由来
和名は学名(Habranthus)の音読で“ハブランサス”。由来はギリシア語のハブロス(優雅な)とアンサス(花)からで「優雅な花」という意味。

漢名は「風雨蘭」「雨百合」だが、これを“ハブランサス”とは読まない。

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それでは、種からの開花までだ。

<種子の採取 2018年7月10日>

◇ 茎に開きかけの“実”が分かるかな? 印を付けてみる。

◇ 「青い実が茶色に変色」「実が割れかけている」「割れた実から種が飛び出している」

家に持ち帰って、よく見てみた。

◇ 実と種は、こんな感じ。

◇ 実

◇ 実が割れると中から………

◇ 種。干しぶどう見たい。薄っぺらくて風で遠くまで飛んでいきそう。

早速、植えてみた。

<1ヶ月半後 2018年8月24日 >

◇ 鉢植えの様子。種は自然に落ちたように蒔いてみた。風の影響で? 鉢の縁に種が集まり、縁が発芽が多い。※ 庭にも種を蒔いたよ。

◇ こんな感じで芽(葉)が出ている。芽がでてないのもある。

◇ 端っこに種が集まるのは、風の影響だと思う。

<1年目 2019年7月24日>

葉が少しふとくなっただけ。花が咲くことはなかった。

◇ 葉は結構長くなったが、まだ、細い。花が咲く気配はなし。

◇ 他の場所も、この程度。 因みに、鉢植えは殆どのびなかった。水やりが良くなかったのかもしれない。やっぱり、地植えのほうがよいのかなあ? 

<2年目 2020年6月14日 >

おー、2年目に花芽をみつけた! うれしいね、小次郎クン!

◇ よく見ないと分からないけど、ピンクのつぼみが二つある!

◇ ふーん、咲く前はこんな感じなんだ。※ 花芽は、ツクシのように、ニョキニョキと伸びてきて、あっという間に咲く。

<翌日(2020年6月15日)>

◇ 2輪立派に咲いたね、小次郎クン!

◇ 結局、この年は、これも含めて3輪が咲いた。

で、冒頭の3年目にもどる。

お終い

 

 

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小次郎とハブランサス-花芽から開花、萎むまで-

2025-07-17 08:42:47 | 夏の草花

ハブランサスは、「雨後に一斉に開花する」「花芽はツクシのようにニョキニョキと数日で伸びてくる」「花は一日でしぼむ」らしいのでその様子を観察した。その結果の紹介だ。

<2021年7月15日 17:40 0時間後>

◇ 約3㎝ほどの白っぽいのが花芽のようだ。 地植えでの場合は葉っぱが邪魔で気づきにくいが、この鉢植えは葉が殆どないので観察しやすい。

<2021年7月16日 7:40 12時間後>

◇ 約10㎝ほどに伸びている。うむ、“ツクシのようにニョキニョキ”も、あながち大げさとは言えないよね。

<2021年7月17日 7:06 36時間後(1日半後)>

◇ 花芽は30㎝ほどに伸びて、先頭はピンクに膨らんでいる。これ、つぼみだ。

<2021年7月18日 18:53 72時間後(3日後)>

◇ このつぼみ、まもなく開花するようだ。

<2021年7月19日 7:20 (3日半後)>

◇ 朝に、開花していた。つぼみが開くのは夜明けから? 

<2021年7月20日 7:00 (4日半後)>

◇ 開花して丸一日が過ぎた。まだ、しっかり咲いている。完全な一日花(一日だけ咲いて、その日のうちに枯れてしまう花)ではなさそう。

<2021年7月21日 6:30 (5日半後)>

◇ だいぶ萎れてきた。うーん、約2日咲いていた。やっぱり儚い花だね。

ん? 小次郎クンが出てこない。タイトルに偽り! と言われそう。で、小次郎クンとのコラボの写真をあげておく。ま、これ 7月12日開花分だけど…。

お終い

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小次郎と動物-ウグイス(鶯)の巣と雛-

2025-07-13 23:12:46 | 動物

今回は、トリ(鳥)のウグイス(鶯)だ。若松・高塔山の灌木に鳥の巣があり、雛がいた。巣の形態からネットで“ウグイス”とご教示を頂いた。因みに、ウグイスは「春告げ鳥」とも呼ばれ、春の訪れを告げる鳥として知られている。ウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き声は、日本の春の風物詩として親しまれており、美咲が丘でも毎年聞かれる

<2018年5月16日> 若松・高塔山

◇巣の中にヒナが見える。

◇2羽見えるけど……… 驚かさないように、もうチョイ観察。

翌日(5月17日)

◇何羽いるのかな? 見える範囲で数えると、

◇少なくとも3羽を確認。

◇中央のが一番いい位置だね。

【鳥の種別】

何の鳥なんだろう? ヒナはみな似たようものだしなあ。

で、「教えてgoo!」に以下の投稿

◇ (写真の)巣の中にいるヒナの名前を教えてください。

◇ 場所は若松・高塔山(2018/5/16撮影)

◇ 巣は、地上から1m程。灌木に隠れるようにあり3羽いた。

 すぐに“terie2さん”より回答あり

◇ 地上から1mほどで巣の出入り口が横にあり、巣材にイネ科の材料が使われているのでウグイスです。

 ◇ 蛇足ですが、ウグイスの場合一夫多妻で子育てはメスのみが行い、オスは巣の周囲をさえずって監視しているだけで子育ての手伝いはしません。

 で、「ウグイス(鶯)」と判断。

※ ウグイスの巣にホトトギスが托卵することもあるが、ホトトギスではなさそう(私見)。

数日後にはヒナは巣立ちした模様

<2018年5月16日> 若松・高塔山

巣立ちした2週間後に、(空となった)巣の傍へ小次郎を連れていった。

まずは、巣のあった場所を示そう

◇ここは、若松・高塔山の頂上近くのママの実家。ウグイスの巣は、敷地内の高塔山の頂上側にあった。もう少し登ると、私有地と市の土地の境となる。

小次郎、ウグイスの巣を見に行こう!

◇ 左の方に曲がって昇っていくとあるよ。

◇ 2m程のぼったところだよ。

◇ここ! 灌木をかき分けるとあるんだけど。

◇ 場所が分かんない? ちょっと行き過ぎだよ!

◇ キミの左側の1m程上のところ。ま、巣は空だし、小次郎は興味ないかもね。

ウグイスの勉強をしておこう。

【ウグイス(鶯)】

◇ スズメ目・ウグイス科。ウグイス属。早春に鳴き始めるので春告鳥(ハルツゲドリ)の別名がある。

 ◇「ホーホケキョ」と大きな声でさえずる。日本三鳴鳥の1つ。福岡県と山梨県の県鳥。

  ※ 日本三鳴鳥:さえずりが美しい鳥 ※画像はネットより

  ① ウグイス(鶯)

  ② オオルリ(大瑠璃)

  ③ コマドリ(駒鳥)

◇ 分布:大まかに東アジアに生息。日本ではほぼ全国に分布する。

 ◇ 鳴き声:さえずるのは縄張りを見張っているオス。

・「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもある。

 ・「ケキョケキョケキョ」が侵入した者や外敵への威嚇で、これを合図に、メスは自身の安全のためと外敵に巣の位置を知られないためにエサの運搬を中断して身をひそめる。

お終い

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小次郎と動物-ヒバリ(雲雀)-

2025-07-07 21:22:45 | 春の風物

今回は、トリ(鳥)のヒバリ(雲雀)だ。のどかな田園で陽気なさえずりを響かせ、空高く舞い上がっていくヒバリ………は、春の風物詩の一つ。そして、ヒバリは、誰もが知っている身近な野鳥だった。が、近年、その姿を見かけなくなってきているという。

ヒバリは、丈の低い草地を好み、開けた野原や麦畑などに生息している。美咲が丘では、ボク(小次郎)の散歩コースのお気に入りで、ハマボウのある泉川へ向かう「新田んぼコース」でよく見かける。コラボの写真は撮れないが、雰囲気だけでも楽もうと思う次第。

<2017年3月1日> 荻浦

◇美咲が丘駅を越えて、開けた田んぼのあぜ道を、小次郎と散歩していると、鳥のさえずりが聞こえてくる。見上げると、ヒバリが、ホバリング(停空飛翔)してさえずっている。(長いときは、20分もさえずり続けるという)。

 ※ ホバリング:ヘリコプターが空中で停止すること。また、その状態にあること。

◇◇美咲が丘駅を越えて、可也山を望む方向。突き当たりに泉川があり、その土手沿いに「ハマボウ(黄槿)」の群落がある。

ハマボウはこちら リンク先 → 小次郎とハマボウ(黄槿) -泉川(雷山川)群落 -

ヒバリと遭遇した時の様子を示す。

田んぼ道を歩いていると、田んぼからヒバリが二羽舞い上がった。

鳴き声は、文字での表現は難しいが、あえて、書くと「「フィチフィチフィチ / ピージョルピー チョフチョフチョフ/ピー ジュルジュル…」。聞いてみないと、把握は難しいかも。

 さえずっているのは「(オスの)縄張り宣言」なので、「ここは俺んちだ!」と我々に警告しているのだろう。ちょっとうるさい位で、「分かった、分かった、ちょっと散歩しているだけだよ!」と言って、通りすぎる。

 ヒバリは、地面に降りるとさえずらなくなる。地面は(昨秋の)稲の切り株などで、褐色のヒバリは溶け込んで何処にいるか分からなくなる。因みに、後日、ここは耕されてしまった。ヒバリちゃん、住居はどうなったのかな?

◇田んぼからヒバリが舞い上がった場所での写真。飛び立つヒバリとのコラボの撮影は無理。また、空高くホバリングしながらの様子は、デジカメやスマホでは小さすぎて撮影困難。で、ネットの「ヒバリの飛翔画像」を借用して、おもいだしながら舞い上がる様子を合成してみた。

◇ うむ、こんな感じだ。 ヒバリは、飛び上がりながらさえずり、上空でホバリングしながら、かなりの時間、さえずっている。後方は、糸島富士、筑紫富士、等の別名を持つ「可也山(かやさん)」だ。

ここでヒバリの勉強をしておこう

【ヒバリ(雲雀)】※Wikipedia、他

◇ スズメ目・ヒバリ科・ヒバリ属の鳥類。

◇ 春を告げる鳥として親しまれている。

◇ 体長17cm。淡黄褐色の。留鳥または漂鳥

  ・「冠羽(かんう)」がある。

  ・「耳羽(じう)」は赤褐色。

  ・頭・翼・胸には「黒い縦斑」。

◇ 鳥の世界では、オスが美しい姿の事例が多いが、ヒバリは雌雄同色。なお、メスは冠羽をあまり立てない。

◇ 草原や河原、農耕地などに生息。

◇ 地表(主に草の根元)に窪みを掘り植物の葉等でお椀状の巣をメスが作る。

◇ (東京都版の)レッドリストでは、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

◇ 名前の由来

 晴れた日に空高く上り鳴くところから「日春(ひはる)」の意味が定説。なお、鳴き声の音から「ピ・バ・リ」とする説もある。漢字の「雲雀」は、「雲に届くほど天高く飛翔する雀(すずめ)に似た鳥」の意味から

この田んぼには、ヒバリが沢山いるので、このエリアの様子を紹介する。

◇東方向。広報の白い建物は「渡辺整形外科」、左側の樹木があるところは「(糸島市の)下水処理センター」

南東方向

◇赤い筒状のものはJR美咲が丘駅の駅から美咲が丘への乗降階段の施設。後の建物は美咲が丘4丁目の駅前マンション。

◇下水処理センターは、回りに木々がある。

◇えーと、ここは………。あちこちに十字路があるので、散歩も楽しいよ。

北西(可也山方向)

夕日もキレイ

お終い

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小次郎と春の草花-コミノネズミモチ(小実鼠黐)-

2025-07-05 13:44:14 | 春の草花

今回は、コミノネズミモチ(小実鼠黐)。名前は、覚えにくいねえ。名前の由来は、「小さいネズミモチ」の意味で、果実や全体がより小さい(コミノ=小実)ことから。また、ネズミモチ(鼠黐)は、黒くて丸い実がネズミの糞に似ており、葉がモチノキ(黐の木)に似ていることからという。

<2025年5月15日>美咲が丘3丁目

◇ 小さな白い花は目立たない。全体から眺めてみよう。

◇この通りは、美咲が丘東西の行政区の境にもなっている遊歩道。散歩にはいいんだな。ここは、ゆめ咲公園の近く。

◇ん? コミノネズミモチの木から離れているぞ! 花に着目するため、戻っていこう。ま、小次郎が見えなくなるけど………。

◇花は余り目立たず鑑賞用には向かない。以前からあったはずだが…、気づかず。

 ※ 昨年の 12月に“黒い実”に気づいて、何の実? と調べた次第。

◇小さな花だけど、清楚な花だねえ。ちょっと勉強しておこう。

【コミノネズミモチ(小実鼠黐)】※松江の花図鑑、Wikipedia、他

 ◇モクセイ科イボタノキ属の半落葉低木。別名に、シナイボタ(志那水蝋)、トウイボタ、チャイニーズ・プリベット、等がある。

 ※園芸店で「セイヨウイボタ」や「プリベット」と表記されるのは間違った名前。

◇原産地は、中国・台湾・ベトナム。高さは2~7m。日本への渡来時期は明治時代初期に中国から渡来したと言われる。

◇開花期は、5月~6月。枝先に円錐花序を出し「小さな白い花」を多数咲かせる。花冠は筒状漏斗形で4裂。

◇果実は10月~12月にかけて黒紫色に熟す。大きさは5~8㎜の球形である。

 【由来】

コミノネズミモチの名前の由来は、ネズミモチに似た、より小さい実をつけることから来ている。具体的には、ネズミモチの果実よりも小さいため、「コ(-小)ミ(実)ノネズミモチ」と名付けられました。また、別名でセイヨウイボタとも呼ばれます。

 

【コミノネズミモチとネズミモチの違い】

主な違いは、果実の大きさ、葉の形、枝や葉柄に毛があるかどうか、そして雄蕊の葯の色です。コミノネズミモチは果実が小さく、枝や葉柄に毛があり、葯がピンク-紫色です。一方、ネズミモチは果実が大きく、枝や葉柄に毛がなく、葯は黄色。

コミノネズミモチの果実は直径5~8㎜の球形、一方ネズミモチの果実は長さ8~15㎜で直径8~15㎜の楕円形

【実(2024年12月9日)】

◇紅葉しているが、葉はだいぶ残っている。半落葉樹だからかな?

◇黒紫色の果実がたわわに実っている。

◇実は5~8㎜だから、小さいね。

【食べられる?】

◇ネズミモチの実は、少々苦いが毒性はなく食べられる。コーヒーの代用にもなる。また、日干し乾燥した果実は「和女貞子(わにょていし)」と称する生薬で、滋養強壮などの漢方薬に使われる。民間療法では、疲労回復、虚弱体質などの強壮保健、風邪などの解熱剤としても使われる(出展:Wikipedia、他)

◇コミノネズミモチの実は、AIに聞くと、『食べられますが、苦味があり、少量でも腹痛や吐き気などの症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要。子供やペットが誤って大量に摂取しないように注意が必要』とある。

 ※『“ネズミモチ”の実は、少し苦み葉あるが毒性はありません。なお、より美味しく食べるには……』とある。

改めて「花」と「実」を見てみよう

【花(5月15日)】

【実(12月12日)】

お終い

 

 

 

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小次郎と春の草花-クレマチス・ペトリエイ-

2025-06-23 23:49:44 | 春の草花

今回は、クレマチス・ペトリエイだ。いわゆる “クレマチス(テッセン(鉄線)とも)” とは雰囲気が違い、淡いグリーンの目立たない花は、やさしい色合いだ。常緑木立性の性質で、つるがさほど伸びないため鉢植えでの栽培にも向いているという。また、葉は、パセリのような細い形状をしている。以前、取り上げた、クレマチスも再掲して比較してみよう。

<2025年4月6日>美咲が丘3丁目

◇遠目には、淡いグリーンの花は、控えめで目立たない。全体から眺めてみよう。

プランタンスタンドに鉢を置いて、ツルがぶら下がる形もいいアイデアだ。

クレマチス・ペトリエイは、旧枝咲きのクレマチスで、花後に出てくる新しいツルに翌年開花するという。因みに「旧枝咲き」とは、前年に伸びた古い枝に(旧枝)から新芽が伸び、その先に花を咲かせるタイプのこと。

 ここは、前回取り上げた「オキザリス・パーシーカラー(2025/2/25)」を植えていたお家。順次花が咲くように上手く園芸をたのしんでいるようだ。

オキザリスパーシーカラーはこちら リンク先 → 小次郎と春の草花- オキザリス・パーシーカラー -

ポットスタンドと垂れ下がった柄での先に咲いているのがイチオシだね。

◇こんな花なんだ。ちょっと勉強しておこう

【クレマチス・ペトリエイ】※loveGreen、他

◇キンポウゲ科センニンソウ属。クレマチス・ペトリエイは、フォステリー系の常緑木立性の性質で、つるがさほど伸びないため鉢植え栽培にも向いているクレマチス

クレマチスの種類と別名

〇クレマチス園芸種を総称したもので、テッセンやカザグルマなど原種を交配して作られた品種を指す。

〇テッセン (鉄線):中国原産のものを指すことが多く、花びらが6枚。なお、古くから親しまれ、クレマチスを指してテッセンと呼ぶこともある。

〇カザグルマ (風車):日本原産のものを指すことが多く、花の形が風車に似ていることからそう呼ばれることもある。

〇その他の別名:ヨーロッパでは、何かに絡みついて成長する性質から「愛」や、「愛のつる」などとも呼ばれています。また、涼しい日陰を提供することから「乙女の木陰の休憩所」「旅人の喜び」などの名前も持っている。

◇原産地は、ニュージランド。日本への渡来時期は不明だが、18世紀にヨーロッパへ導入され、その後日本へも広がったとされている。

◇開花期は、4月~5月。前年の枝(★)に花が付く。花色は、淡いグリーンから黄色へ変化する。株一面に開花するので見応えがある。★ツルは1年に20㎝歯しか伸びない。

【由来】

◇「クレマチス」は、ギリシャ語の「つる」意味する「クレマ (klima)」に由来。

◇「ペトリエイ」は、ニュージランドの植物学者の名に由来。

紹介済のクレマチス(テッセン)再掲する。

クレマチス(テッセン)はこちら リンク先 → 小次郎と春の草花5-クレマチス(テッセン)-

改めてクレマチス・ペトリエイを見てみよう。

お終い

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