こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と秋の草花-メマツヨイグサ(雌待宵草)-

2021-12-06 12:03:19 | 秋の草花

今回はメマツヨイグサ(雌待宵草)だ。ん? 夏の花では? そうなんだが、見つけたのは冷たい木枯らしが吹き渡る11月17日の夕方の田んぼ道だったので秋の草花としておく。ちなみに、茎が地面を這うように伸びており、ネットに「この花の名前を教えて!」と投稿した。回答は「雌待宵草でしょう。地面を這っているのは単に強風で倒れただけ!」とのこと。

<2017年11月17日> 田んぼ道にて

◇ こんな感じで咲いている。 まずは、花を見てみよう。

◇ 待宵草のようだが………。今は、まもなく師走だぞ! とも、思う。

全景から見ていこう。

田んぼ道の途中の荒れ地の斜面に、寒い中、頑張って咲いている。

◇ 茎が斜面を這っており、その後上向いている。ん? 分かんない?

◇ 確かに這っているだろう? が、これ、強風で茎が倒れた後、頑張って上向いて、花が咲いたらしい。指摘されて改めてみた。

◇ 根元はこんな感じ。うむ、茎は折れて倒れている。

 

◇ 再び上に向かって伸びて、花を咲かせている。

◇ 頑張って花を咲かせているんだね。すごいね! ここで勉強をしておこう。

【メマツヨイグサ(雌待宵草)】

◇アカバナ科マツヨイグサ属の2年草。道端や荒れ地などに生える雑草。姿形はオオマツヨイグサ(大待宵草)とよく似るが、花の大きさはやや小さい。

◇原産地:北アメリカ原産。渡来時期は明治時代の帰化植物。

◇草丈は50㎝~150㎝。。

◇開花時期は6月~9月。夕方に4~5㎝の大きさの黄色い花を咲かせる。朝には萎む一日花。花は萎れても赤くならないのが特徴。

◇由来は、大待宵草に比べ2/3程度の大きさからと言われる。

大待宵草はこちら Link先 → 小次郎と秋の草花3 -オオマツヨイグサ(大待宵草)-

「待宵草」について調べてみた。

【待宵草の仲間達】

仲間達と違いを調べてまとめてみた。一番多く見かけるのはメマツヨイグサらしい。

【マツヨイグサ(待宵草)とヨイマチグサ(宵待草)】

◇ 宵待草(よいまちぐさ:詩歌)

大正浪漫を代表する画家・詩人の竹久夢二によって創られた詩歌のタイトル。50年たらずの短い生涯で恋多き夢二ではあったが、実ることなく終わったひと夏の恋によって、この詩は創られた。多忠亮(おおのただすけ)により曲が付けられ叙情歌として一世を風靡(ふうび)する

 歌詞:「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな」

 ◇ 待宵草(まつよいぐさ:植物)

 “よいまちぐさ(宵待草)”は、植物としては、“まつよいぐさ(待宵草)”が正しい。

 

【マツヨイグサ(待宵草)とツキミソウ(月見草)】

月見草(つきみそう)をマツヨイグサ属の総称として呼ぶこともあるが、本来は全く別物。太宰治が富嶽百景で『富士には、月見草がよく似合ふ』と書いているが、実際はオオマツヨイグサだったとされる。

◇ 月見草(つきみそう)

 待宵草や大待宵草は同じ時期に道端や荒れ地に咲くので、月見草と勘違いされやすいが誤りである。月が現れる時間に白い花を咲くことからこの名がある。現在は、(環境に適合できず?)野草としてはみられないという。

  本当の月見草は、『夕に純白で開花し、夜半には薄ピンクからピンク色に変身して、朝にはぼんでしまう可憐な小花』である。

雌待宵草を一輪頂きました。

お終い

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする