長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

名古屋ラウンド。

2011-11-01 15:05:56 | Weblog
昨日、今日と名古屋で「情報労連」という組合組織の諸々の会が
開かれ、それに出席させていただいて多くの学びをいただいてきました。

東京大学 政策ビジョン研究センターの秋山昌範さんには、
国民ID制度についての考え方をご講義いただきました。
この制度の導入については、個人情報保護法との兼ね合いでよく議論を
聞くところだと思いますが、じつはこの個人情報を真に保護していくためにも、
また先生がとくに力を込められていた「医療」の分野により正確で納得感のある
進歩成長をもたらすためにも、この制度の導入が急がれるのだということが
説得力を持って訴えられました。
Reravancy(レラバンシー)、Insight(インサイト)から齎されるPerception
(パーセプション)によって、国民市民のUnmet needs(アンメット ニーズ)に
応えていく行政の形作りにも、ID制度という“手段”が欠かせないのだということです。

この話の根拠となる有名過ぎる例として、福岡県久山町の町を挙げた糖尿病の調査が
あります。もしご興味のあられる方はお気軽に長井までお尋ねください‼

ちなみに、横道に逸れた際に聞けて“へぇ、そうなんだ!”と勉強になったのが、
昨今国を挙げて敏感になっている街中の放射性物質の話。
いまは世田谷区が注目を集めていますね。でもあれは過熱報道だそうです。
加えて、あのような事例で大騒ぎするぐらいなら、喫煙を国法で禁止したほうが
よっぽど建設的議論である、とも教わりました。
→ご存知ですか? あの騒ぎの放射性物質よりも十倍ほど、喫煙によるDNA破壊の
害のほうが大きいそうです。
“喫煙者は、あの話で騒ぐ権利さえない、ということです”
先生にそう断じられ、喫煙者としてはタジタジです。。。

そののち、福山哲郎参院議員からは内閣官房で危機管理、とくに震災,原発事故対応
に携わっておられた際の、細かな、報道されていない貴重なお話を聞かせて
いただきました。
ホントに、我が国の報道には体制批判を好しとする誤った情報提供が多いことを
改めて感じました。端的にいえば、当時の菅総理は非常によくやられた、という
ことです。

名古屋大学大学院の福和伸夫教授からは、東日本大震災に学ぶ今後の地震対策について
ご講義いただき、お聞きする内容のひとつひとつを岡山に当てはめ、想定してみて、
足らざる、至らざる点の数々を思い知り、背筋の凍る想いとともに猛省し、早急な
対策の必要性を今後の市政に働きかけなければ…と思いを強くしたのでした。

あとはいま、密かに大きな注目点である「スマートグリッド」についても学ばせて
もらいましたが、これはさらに専門的な難しい話になるので…ここでは軽く流した感で
記します。悪しからず。

今はまた、まだ新幹線での移動中です。
iPadでの書き込みにもだいぶ慣れてきましたが…長々になったので疲れてきました。
さらに今から、岡山を通り越して北九州に入り、会派の視察に合流します。
会派の皆さんには途中合流で迷惑をかけちゃいましたが、限られた時間でまた
しっかりと学んできて、皆さんに報告できるようにしたいと思います。

あぁ、いま岡山駅に到着…
降りられず、西へ向かいます。。。

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