餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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東日本大震災後、初めてのシラキ採りに・・・

2016年05月04日 21時59分36秒 | 山菜、山野草
5年前の東日本大震災により、東電の福島原発が爆発し、その結果
放射能に汚染されて農業、漁業にかなりの影響が出た。

あれから5年が経って、広範囲に回復を見せ、今では何事もなかったかのように思う方もいる・・・。
しかしながら、「マス釣りのメッカ」日光中禅寺湖では今でも釣った魚は持ち帰れない。
釣ったら、即「キャッチ&リリース」だけが許されている。

県では、細かい品目について、産地ごとに放射能セシウムの値を計測し続けている・・・。
その結果が下野新聞に掲載されているのだが、全く山菜取りをしなくなった私は
その数値を特に見ていなかった・・・・。(汗;)

5/1に若干の時間がとれたので、「そうだ!今市へ行こう!」とばかりに車に乗った。
(そのセシウムの値は、今でも調べていない)
量的に多く摂取しなければ・・・、
と思ってるので季節感が味わえる位でいいや!などと思いながら・・。

5年ぶりに山に入ると、人が入っていないんですね~。
木があちこちに倒れていて、歩きづらいし、トゲトゲのある植物がいつの間にか増えて
ズボンや袖に絡まってくる・・・。

肝心のシラキは?
…と見れば、もう葉が開いてしまって食用には向かないものが多かった・・・。
今年は、暖冬で桜が早かった事を思えば、木の芽も同じく早く芽吹いた様です。

中でも、葉が開いたばかりの柔らかそうなものを選んで採って来たが、
今までのシラキ採りで、最短時間で終えた様だった。

シラキ:この木の様に木肌が白っぽく見えるのでシラキと呼んでいますネ。
全国的には、コシアブラが通用する名前ですね。
この写真に撮ったものがこの日一番良かったぐらいですから、
他にはカメラを向けられなかった・・・(汗;)


中心の丸いところが、黄色いのは勿忘草。
さてこれは?・・・・山瑠璃草(ヤマルリ草)の様ですね。


チゴユリ(稚児百合)です。


一茎一花がほとんどですが、この様に一茎二花もたまにある


時期的にも遅くなって、食に適した柔らかさを過ぎたのが多かったので
量的にも少量しか採れなかったが、
久し振りに大好きな春が味わえた・・・・。

タラの芽を「山菜の王者」と形容するが、
こちらのシラキは、女王と呼んでも差し支えない気がします。


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             追  記   5月7日
            ////////////////////

・本日の下野新聞に、「道の駅・にしかた」で売られていた「コシアブラ」(シラキの芽)から、
基準値を超える放射性セシウムが検出されたと報じられていた・・・・。(NHkラジオからも同様に・・)

(国の基準値:1kg・100ベクレル)
(検出された値は、1kg当たり・・1600ベクレルと、2200ベクレルだった)

厚労省の抜き打ち検査では、25日に購入したが判明したのが昨日5/6でした。(-_-;)
自主回収している旨の記事がありましたが、10日も前の山菜では全部食べてしまったでしょうね。

県が、販売者2人から事情を聴いたところ、
出荷制限区域のコシアブラを交ぜて販売したことを認めたという。





コメント
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