悲劇のダブルヘッダー・1988年10月19日

NHK BS1で、11/15日23時から元ヤクルト捕手の古田さんがMCの
「プロ野球ベストゲーム」と云う番組が放送されていた。

この日は、1988年10月19日川崎球場で行われた近鉄ｘロッテ戦・ダブルヘッダーだった。

　　　　　　　

近鉄は、2連勝すれば優勝。
負け、引き分けが一つでもあれば西武の優勝となる土壇場の最終2連戦だった。

1試合目は、終盤に逆転した近鉄が４－３で勝利。
続く2試合目も、押し気味に進め、４－３で連投の阿波野投手を出す。
しかし、首位打者の高沢にHRを打たれ同点とされ、その後そのまま終了となり
優勝には届かなかった・・・。




　　　　　　　　　　　　　　 「仰木マジック」とも言われた独特の采配が注目を浴びた
　　　　　　　　　　　　　　　　

近鉄の優勝を阻止した高沢選手/この年は首位打者に。
「ロッテ・高沢」とググると、2番目にこの時の近鉄戦が話題に・・。


　　　　　　　　　　　　　　　　近鉄の絶対的エース阿波野選手。
　　　　　　　　　　　　　　　　前々日に完投、この日2連戦にも救援で登板した
　　　　　　　　　　　　　　　　

当時の投手陣、懐かしい・・・。


　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　抑えには吉井投手が控え若手が充実していた
　　　　　　　　　　　　　　　　

野手には大石選手も・・。


※当時の近鉄選手の先発メンバー
1[二]大石第二朗
2[中]新井宏昌
3[左]ブライアント
4[指]ベン・オグリビー
5[一]羽田耕一
6[右]鈴木貴久
7[三]吹石徳一
8[捕]山下和彦
9[遊]真喜志康永

・骨折で戦列を離れていた金村義明は、試合後土下座をしたという。
また、選手たちが現役を引退する時に、選手生活で一番印象に残る試合は？と聞かれ
「10.19のダブルヘッダー」を挙げる選手がほとんどだったという。


★近鉄球団は、パリーグ優勝は何度かあったが、日本一にはなれなかった唯一の球団だった。
ご存知の様に、近鉄は後に消滅して、今年日本一になった楽天が誕生した。

近鉄消滅と同時に、私のプロ野球からの関心も消えて行った・・。

懐かしい番組が嬉しかった夜でした。


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