

樹木としてはかなり花付きが良い方です

落花する時はこのように
真ん中の「めしべ」1本を木に残し(後に実になる)
花びらと雄しべ数本が固まって落ちる

「エゴノキ」の名の由来は、この後夏に実がなって、
果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)味がすることから。
この果実の外側の皮には、有毒なサポニンを多く含んでいるので魚毒性がある。
私がこの木を知っているのは、高校生の時から・・・。
この果実をちゃぶして(つぶして)、灰と混ぜて川に流すと、魚が苦しそうに浅い所に出てくるのである。
それでも子供のやることは可愛いもので、今考えると水量の割に絶対量が足らなくて
取れそうで余り取れなかった思い出があります。
ある時は、細い堀に流してみたら最後は、人家の池に流れ込み、
飼育していた大きなコイが苦しそうに口をパクパクして、メチャメチャ怒られてしまった。
子供の頃は、川で魚を取るか、山で山菜、キノコを採るかぐらいしか遊びが無かった時代の話であります・・。