近藤長さんのひとりごと

写真付きで、なにやらブツブツ

もう、立冬かァ

2011-11-07 13:57:48 | まち歩き

Photo_2  あすは『冬至』だ。気のせいか、月日の経つのが“早く感じる”このごろ。

 冬至は暦のうえでは、いよいよ冬の到来だ。紅葉が盛りの、越後の山々も日一日と灰色から白色へと『冬色』に‥

 手持ちの“生(ナマ)写真”の中に、越後の紅葉があればアップしたのだが残念ながら無い。

 代わって、ご町内で撮影した石榴(ざくろ)を載せた。

 地方でも、最近は日常生活の中に【季節感】が無くなってきている。それと合わせ近年は『経済的ゆとり度』のダウン傾向も重なり、「住居部分」と「駐車スペース」だけのマイホームが増え、庭から柿の木や栗の木、そして石榴の木などが姿を消しつつある。

 これらの木々が庭にあるのは、首都・中部・関西圏などから『田舎』の愛称で親しまれて地方だ。わが新潟も、その一つ。だから、四季おりおりの草木や農産物の写真が撮れるのだろう。

 写真の割れて、今にもこぼれ落ちそうな実を一粒、二粒食べたら甘酸っぱい。検索で調べたら、実にはエストロゲンが含まれ不妊症などに効くことから、ジュースにして飲まれているようだ。

 山形県上山市生まれの斎藤茂吉(1882ー1953)の歌には、多くの木の実が登場してくる。その中に石榴(ざくろ)を取り上げたものがあった。

 あまのはら 冷(ひ)ゆらむときに
 おのづから石榴は割れて そのくれなゐよ
                                             斎藤 茂吉