総事業費約18億7千万円をかけて建設中だった新潟市の『西区役所』が完成=写真=オープンした。
場所は旧区役所があった寺尾東3で、敷地面積は6200㎡。新庁舎は鉄骨造り4階建て、延べ床面積4,200㎡。
さきの東日本大震災での教訓を生かした【防災機能】が充実され、津波浸水などによる災害時でも『電力』が3日間持つ電気室。駐車場(普通車111台)の地下には、約1000立方㍍の“雨水”が貯められる空間もあるらしい。
この新庁舎の完成で」、これまで本館、分館、黒埼出張所に分かれていた行政機能が“一ヵ所に集約”された。また、写真でもわかるようにガラス窓が目立つデザインだが、全館、窓ガラスは断熱ガラスが使われているという。ということは、真夏の直射日光も、見かけほど気にならないってことか。
そうそう役所や事業所の駐車場といえば灰色一色が多いが、この西区役所新庁舎駐車場は近隣の住環境との調和を図るため、緑化ブロックを使ってあるのが特長だという。
ちなみに政令都市・新潟市には中央区、西区、東区、北区、南区、西蒲区、秋葉区、江南区の計8区があり、西区の人口は約16万人で、新潟市全体の20%を占めている。