近くの田んぼからトラクターのエンジン音が聞こえてきた。田植えに備え水を張った水田で、代掻きをしているのだろう。
急きょ、きょうのウォーキングコースを変え、写真を撮ってきた。
数年前は「耕運機」だったのが、今は大きなトラクターになっている。
後部のローター部分に一冬越した土を耕す装置を取り付け、右から左、方向転換して、今度は左から右…と、耕している。遠くからみると、ミズスマシのようだ。
この代掻きが終わり、GWころには拙宅の近くでは田植えが始まる。
「田植え」といえば、きょうの新聞に『宮城、福島の11年産米。本県1万㌧肩代わり』と出ていた。
さきの【東日本大震災】などで被災した両県が、水田破壊や塩害などで作付けできなくなった分の一部を、新潟県内の19市町村で【肩代わり生産】をするのだ。
JAや自治体関係者は「心を込めて、満足してもらえるコメを作らせてもらう」と、新聞は伝えている。
田植えができなくなった被災農家の人たちの気持ちを思うと、肩代わり生産をする新潟県の農家の人たちも複雑だろう。なんとしても、コメどころ新潟の名に恥じない美味しいコメを作ってやってほしい。