・名を告げることもなく、姿を見せることもなく、ただ善意の痕跡が境内に残っています。
・功績がある人は、生江が残ります、しかし、功績をあげた上でそこに名を残さないのには、少しの勇気が必要です。
・誉められたい、成果を感じたい…当たり前のような感情ひとつ、制御には労を要するものです。
・きれいになった参道も、真新しい花が供えられた入り口のお大師さまも、きっとお天道様はいつでも見ていらっしゃいます。
・毎月21日、あるいはふとした瞬間、境内にいらっしゃる仏さまに、花が供えられていることがあります。
・あるいは、替えられていたり。
・祈れば、病気がなおるとか、勝負に勝たせてくれるとか、目先の欲求を叶えてくれる仏さまも、もちろんきっと「ありがたい」ほとけさまなのだと思います。
・しかし、いつも誰かがふとした瞬間手を合わせ、祈りを手向けてくれる仏さまこそ、真に「ありがたい」仏さまではないかと思われます。
・本日11:00より地蔵盆法要が勤められました。
・普段のご詠歌の会のメンバーさんを含め、総代長さま始めとする参拝の方にも恵まれ、華やかに法要は勤められました。
・１年間の練習の集大成、美しい音声が境内を包み、お地蔵さまも心なしか笑顔の様相です。
