食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、カンボジア』

2014年01月31日 18時53分36秒 | 旅行

 

私の思うカンボジアは映画『キリング・フィールズ』で観た残酷な内戦のイメージで、幼い

時に観た『ビルマの竪琴』と重なっていた。ポルポト政権が倒れ国の再建をするにしても、

自国だけでは立ち行かず各国からの援助によって進められてきた。首都プノンペンと地

方都市の開発格差は大きく貧しさはあるものの、平和の世の中で安心して暮らせることに

人々は満足していると思う。

 

アンコールワットはカンボジアにあることは知っていたが、地名は知らず地図のどの辺りに

あるのかも知らなかった。テレビのドキュメンタリー番組でカンボジア内戦の時、御多分に

漏れずアンコールワットも戦場になり、古い映像に像の陰から鉄砲を撃っている姿があった。

 

こうしたことが切っ掛けになりアンコールワットに出かけてみたいと思うようになった処に、米

子発のツアー募集があり参加することになった。遺跡のことについて殆ど知識はないから、

ガイドブックを3冊も購入して、ツアーで行く遺跡について調べたが、名前が長く読み慣れ

ない地名が多く、覚えるまでいかないが何とかイメージ付けすることはできた。

 

カンボジアへの入国にはビザが必要とされ入手方法は3つある。カンボジア到着時に空港で

申請する、旅行会社に代行して取得する、自分でカンボジア大使館に申請する。旅行会社

に依頼すると1万円くらい、自分で申請すると5000円くらい、空港で取得も5000円くらいの費

用がかかる。カンボジアにはe-VISAというシステムがあり、本国外務省のHPから申請すること

ができる。ここでの手続は申請書に記載、写真の送付、クレジットカードでの支払いを済ませる

と、メールで申請書受理の確認書を送って来るので、それとパスポートを日本のカンボジア大

使館に送ると、パスポート内にビザを貼りつけて返送してくれる。2回目に申請した時は、申請

手続きを済ませるとメールでビザを送ってくるので自分で印刷しパスポートに貼りつければよく

なった。話では到着後空港で申請の場合、比較的短時間で発行されるとのことだった。

 


『歌手の昨今』

2014年01月31日 18時52分29秒 | 日記

私たちの時代はラジオ放送からテレビ放送に切り替わる過程を経験している。ラジオの時

代は声だけしか聴かないから、どのような容姿をしているのか知るには雑誌とか新聞に載

っていなければ判らなかった。

歌手の場合、職業は歌を歌う事だから最低条件として唄が上手でなければ歌手にはなれ

なかった。だから昔の歌手は皆、上手で『さすが歌手』と言わせたものだ。声で勝負の世界

だから器量が多少悪くても歌手になることを妨げる要因は何もなかった。

時代がテレビになってくると歌唱力とともに容姿も要求されるようになり、所謂美形も歌手の

条件として加えられてきた。天は二物を与えず、この諺はこの辺りから崩れ始めてしまった。

時代は移り変わり、歌手は歌が下手でも売り出し方で唄が売れる時代になったから、素人芸

でも歌手として成り立つようになってしまった。ブレークさせることのプロが英知を絞って歌手

を作り上げていく時代が今だ。

また、子供たちの将来の夢はとの問いに『歌手、タレント』などは普通に出てくる答えだ。歌手

と素人との垣根はすっかり取り外され、何かのきっかけさえあれば誰でも、その夢を叶えること

ができるかもしれないのだ。夢よりも、もっと現実に近い望と言うべきか。

全ての歌手が下手と言っているのではない。先程の素人芸もどきを除く歌手のレベルは昔より

も数段も高くなっていると思う。特にバンドの演奏は比較にならないほどで昔、流行ったグルー

プサウンズと比べてみればよく分かる。この例のように上達したものがあればハードルが下がっ

たためになった歌手もある。

下手なものは聞かなければいいだけのことだが、一言居士は物申す。

天は二物を与えずのついで話。

民放の女子アナの多くは学力ではなく容姿だけで採用されているのと等しいから言外だが、コメ

ンテーターで出演する女性、その道のプロでバリバリなのに皆そろって美形ばかりだ。美人だけ

でコメンテーターを務める時代は過去の事、この世界だけかと思ったら大間違い。スポーツでも

音楽家でも宇宙飛行士までもが才女+美形が主流。

羨ましいの一言に尽きる。天は二物を与えず、現代では死語になってしまった諺だ。


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