食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『トロギル』

2014年01月07日 18時03分13秒 | 旅行

ザグレブ到着、スロベニア経由の観光をしてきたがザグレブ以外は都市と呼ぶような大

きな町はなかった。スロベニアの首都リャブリャナは近郊を通過しただけから都市は見

ていない。スプリットはクロアチア第2の都市と言われるだけのことはあり、大きなビルや

繁華街があり交通量も多い。通った感じでは、日本で言えば中都市とは言えない規模

ではなかったと思う。

次の街、トロギルに向かう為スプリットの街を走ると直ぐに、家並みやビルの後方には例

の石の山々が連なっている。それにしても、味気ない山の姿。30kmほどの移動で再び

港町トロギルに到着、ここは小島になっており橋を渡ると本土から離れることになる。

島全体が要塞で囲まれているような場所、城壁の北門をくぐると市庁舎広場に出る。島

全体は300mX500mほどの面積だから広場も狭い。島内にあるレストランで昼食を摂って

から中世の街並みを散策する。

散策後、島を出て直ぐの場所にあるスーパーを紹介されたので出かけてみる。品揃えは

多いし値段も安いこともあり土産となるものは、ここでほぼ揃った。

ここでの観光を終えると再び移動とトイレ休憩になる。移動していくと思いもしなかった事

を教えられる。ドゥブロヴニクはクロアチア領なのだが飛び地になっているという。ボスニア

ヘルツェゴビナの領土がクロアチア領を分断しているのだ。国が違うから当然のこと国境

は存在し入出国の手続きを必要とするのだが、最近は簡単になったようで運転手のみの

手続きでことが済んでいると言う。幸い私たちはバスに乗ったままで何の手続きもなかった。

おかしいと思うのはクロアチア~スロベニアの時、クロアチアの管理官は出入国とも手続き

を要求したのに、ここではノーマーク。帰りに入国する時にも何もなし。やはりいい加減だっ

た。距離にして10kmほどのボスニアに入国、トイレと買い物を兼ねる。ボスニアなのにここ

での通貨は€またはKnでもOKで国が違うから物価はどうかチェックしてみたが、クロアチア

と同様に安いと感じた。トロギルと目的地ドブロヴニクの距離は230kmほどだが自動車道は

半分しかなく残りは所謂、地道を走ることになるから距離の割には時間がかかり、直ぐに日

が落ちることもあり車内は仮眠の人ばかりになってしまった。私は飽きもせず見難い道路標

識を求めて地図と睨めっこだから、私なりの旅を満喫していた。

トロギルの街 1/2

トロギル 2/2


『束の間の晴天』

2014年01月07日 17時59分44秒 | 日記

朝は霜が降り放射冷却で身を切るような寒さ、空気は澄んで山の稜線と空の境がくっきり

としている。天気が良くても霜の降った朝一の外仕事は辛いから、山小屋に逃げ込みスト

ーブで暖をとる。薪ストーブは鋳造品だから温まるまでに時間がかかる。

焚きつけによく乾燥した板切れや小枝を上手く使い、早く薪に火を点けるようにしないと、

ただ寒いだけの小屋で震えに来たようなことになる。山小屋は谷間にあり夜は人気も火の

気もないから冷えに冷え切っている。火が点き暖かくなると今度は冷めにくい。薪が燃え

切っても消し炭状態の火が残り続けるから、ストーブの温度は下がるものの部屋全体が温

まっているから、少しずつの追い焚きをしてやればいい。

ストーブの横で作りかけの茶箪笥にかかる。開き戸2枚、引き戸2枚の制作。慌ててやるこ

ともないので、ゆっくりと作業を進めていく。午後からは余りの天気の良さにつられて野菜

の収穫に出た。大根、小松菜、春菊、アスパラ菜、ブロッコリー、白菜などを多めに収穫し、

我が家が食べる以外は近所の人に裾分けする。

もう一つの畑では津田かぶが収穫時期になっているので、これも裾分け用に収穫。未だ

寒くなるからこのまま畑で過ごさせれば旨さが増すと思う。野菜ついでにシイタケのことを

思い出し行って見ると、多くはないが数回は食べられる量は収穫できた。やはり晴れ間、

太陽の下での作業は気分がいい。

 


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