食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、シンガポールとの出会い』

2014年01月21日 18時22分28秒 | 日記

3年に一度開催される八雲国際演劇祭は劇団あしぶえ主催、町民をはじめとするボラン

ティア約400人が支える一大イベントだ。過去3回開催されてきたが趣旨に賛同しながら

積極的な関わりをして来なかった。各国からの参加者や関係者は原則としてホームステ

ーすることになっており、私の家も協力することにした。この年はシンガポールからのEさ

んと生徒が泊まることになり、朝送り出し夕方迎えに行くことが主なすべきことだった。1週

間ほどのホームステーはあっという間に終わり、彼女たちはシンガポールに帰ってしまっ

た。毎日、英語漬けの私の頭の中は、それから抜け切れず英語で喋ろうとする習性が暫

くの間残っていた。

今の世は便利なものでメールなるものがあるから、その後も近況報告をし合い、そして翌

年、私たちはシンガポールを訪れることにした。

この旅はツアーだったが最初の半日は市内観光があり、OPツアーとしてマレーシアのジョ

ホーバルに行く以外は自由時間だったから、

Eさんとゆっくり合う時間があった。

田舎から海外に行くには広島、岡山または関空まで足を延ばさないと都合よく行くことはで

きない。また、各空港へのアクセスにしても色々な経験をしていないから、一番安全な方法

をとりコスト高を避けられなかった。この時は電車で福山まで行き前泊して翌朝にバスで広

島空港まで行った。午後の出発でも2時間の集合だから、福山に泊まっても決してゆっくりと

した余裕のある移動ではなかった。空港に着いてから手続きを済ませ、空港の銀行でシンガ

ポール$に交換、軍資金も万全にする。今は高速も整備され自家用車で移動することも選択

肢としてあるから、泊まるにしても前回よりは安く済ませることが可能になった。


『寒い日々』

2014年01月21日 18時21分18秒 | 旅行

大寒は一番寒いとされるが、実際は過ぎたころから本格的な寒さがやってくる。今年もそ

の例に漏れず、特に明け方の冷え込みは厳しさを増している。布団の中には湯たんぽが

あるから温かいが私の場合、頭が寒いと感じるから布団をかぶり顔の一部を出して寝てい

る。若い人と私たちの年代ではライフスタイルが違うから、こうした所にも違いがあらわれる

のだろう。寒ければエアコンで暖房すれば済むことだが寝ている時までエアコンをかけな

くても・・・・と思ってしまう。寒いのだから暖房すればいい、これが真っ当な考え方であるに

は違いない。電気代を惜しんでいるのではないが、私と若い人のジェネレーション・ギャッ

プというやつかも。

昼間は山小屋に行きストーブで暖をとりながら木工細工に余念がない。今は欅材を使った

ミニ茶箪笥、大きさは縦横24~5cmくらいもの。扉の開閉もできるようにするつもりだ。柱に

なる部分を縦かまちと言うが、幅は7mm X 8mmの細いものでそれに3mmX 6mmのほぞ穴

を開けて組み立てるから、細工はとても面倒だ。

欅は硬くて加工するのに難しい反面、色合いや木目は、これに勝るものはないほど美しい。

ただ節目や木目が複雑な個所は素人細工では使いこなす事は出来ない。それ程、難儀

な相手だ。

細工に集中している時はいいが、手を休めホカホカ気分でいると眠気に誘われるから窓を

開けて換気タイムを作る。部屋中の窓を開けて空気の入れ替えをしても部屋全体が暖まっ

ているから、室温が下がることはない。里山保全の一環で伐採する木は冬の暖になり、燃

やした後の灰は木々の肥しに戻っていく。

寒い時にはこうした山のものを利用して快適に過ごせる、本当に山に感謝である。


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