食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『青空市場の怪しい女』

2014年01月16日 17時54分39秒 | 旅行

聖堂を出ると自由行動になりそれぞれが行きたい所に散って行った。私たちは迷うこと

なく青空市場の散策を選ぶ。私たちが日本で育てる野菜や果樹などにどんな違いがあ

るのか、物価はどうなのかにも興味は尽きない。市場だから商品は全て山積み、買えば

紙袋、ビニール袋に入れてくれる。

商品の幅は広く、多くはなかったがキノコがあり何故か『shiitake』と書かれた所に粗末な

シイタケが売られていた。こちらの主流はマッシュルーム。

辞書で調べてみたらシイタケはshiitake mushroomとあるから、これはこれで通じるようだ。

その一角には農家の自家製チーズが日本で言えば、豆腐屋のような感じで店を出して

いた。チーズの好きな人にはたまらないだろうが、残念ながら私たちの触手は興味を示

そうとはしなかった。果物のところで『kaki』というものがあり立派な柿が売られていた。柿

はシイタケと異なり英語でpersimmonとあるのに何故かローマ字のkakiが使われているの

か疑問だった。美味しそうな富有柿のようだが1個が300円近くと高価なのには一寸びっ

くり。

珍しい野菜を見ていたら、私が作っている紫色したサラダ菜が売られている。このサラダ

菜は日本ではポピュラーではなく売っているのを見たことがない。種を購入し、私も初め

ての挑戦。乾燥イチジクは特産品らしく、国土のどこでも大量に売られている。縦断の旅

をしてきたがイチジクの木を大量に見かけなかったから、近くの国からの輸入物なのだろ

うか。

キョロキョロしながらビデオを回していて気付いたことがある。黒いコートを着た小柄の女性

が、20分以上前から私たちの後をつけて付いてきていたのだ。背後に回りながら尾行し止

まれば近くに寄ってきたり、通り過ぎて待ち様子を伺っている。気の精ではなく明らかに尾

行している。暫くしてから、その女は立ち止まってこちらを見ていたのでビデオを向けてみ

たら、私たちの横を通り過ぎた。

何か盗られるのではと気をつけていたから被害に遭うことはなかったが、君子危うきに近寄

らず・・・・・その場を離れて花などを売っている場所に移動した。その後、集合場所の大聖

堂前に行き、私はトイレ妻が写真を撮っていたら、その女が現れたという。何が目的だった

かは知らないが気持ちの悪い女だった。

 

ザグレブ、青空市場の果物と野菜 1/3

 

  ザグレブ、青空市場の果物と野菜 2/3

ザグレブ、青空市場の果物と野菜 3/3

 

 


『木炭作業』

2014年01月16日 17時52分13秒 | 日記

新年会の為、途中で中断していた窯立て作業の続きと材料木の運搬作業を、天気具合か

ら急きょすることになり招集があった。予報では明日から暫くは天気の崩れに見舞われるそ

うだ。それにしても炭焼きグループの人は私より年配なのに馬力はあるし、頑丈な人ばかり

で頭が下がる。今日の木の運搬は、一人で伐採した樫の木の枝を落とし、枝も幹も炭木の

長さに切りそろえて、すぐ運搬できるように纏めておられた。

樫の木の根元は30cm以上と太いものでかなりの重さがあり人手では運ぶことはできない。

墓周りをきれいにされるため数本伐採したものだが、よく一人で頑張られたと運び手の私た

ちは感心すること一頻(ひとしき)り。軽トラ7~8台の量があり、2窯以上は焚けるのではない

かと思う。

今、グループで新規事業として、現在の炭焼きにバリエーションを加えリニューアルしたもの

の補助申請を行っている。もし認可されれば本拠地の移転に伴い炭窯を造り替えることにな

る。付随して小屋も立替になるから、今の窯での作業は最終シーズンになる可能性は高い

から、残る期間はしっかりとお世話になりたい。

愛着のある窯とも別れは寂しいが、全て決別するのではなく窯の土は新しい窯に使うことに

なる。炭窯の土はこうして使い古されるほどいい土になるらしく、今の窯だけで不足する分は

以前の窯跡があれば、そこで分けて貰うこともある。

これから暫くは本格的なシーズンだからいい木炭を焼きたいものだ。


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